読書をするとき、多くの人は本に自分の疑問や課題の答があると考えます。
だから日々の生活の中で悩んでいるは人や迷っている人は、答を探しながら本を読みます。
しかし、読書の本質は自分の頭で考えるのではなく、他者の頭で考えることだと思います。
これは、本に答が書いてあるのではないということです。
本に書いてあるのは、あくまでその本の筆者の考えであり、世の中すべての考えや思想を代表しているものではないのです。
だから、生き方や人生に悩んだり、迷って、本を読む人が探している答ではないのです。
答はいつも自分の中にしかないのです。
しかし、本には自分の答に辿り着くヒントや方向性が示されているのです。
このことをうまく表現した歌詞があります。秋元康さんの作詞です。
「太宰治を読んだか」(部分引用)
作詞:秋元康
作曲:杉森舞
作曲:杉森舞
風に向かって
ずっと歩き続けたんだ
どこにいるのかわからずに
何かに逆らいたかった
道は果てなく
僕は無我夢中だった
少しでも気を緩めると
心が吹き飛ばされた
人はなぜ生まれるのだろう?
いつか死んでしまうのに
つらい毎日の中で
生きる意味を知りたかった
太宰治を読んだか?と聞かれた
君と出会った日
正直に言えば
僕は読んでなかった
近くの本屋で何冊か買って
ファミレスに入った
縋(すが)るように
ページめくりながら自分探した
風はそれでも
何も変わらず吹いていた
スーパーの安売りのちらしが
ひらひら 振り回されてた ♪♪
・・・・・・・・(中略)・・・・・・・
太宰治を読んだか?と聞かれた
君を友と呼ぼう
残念なことに
本に答えはなかった
“目から鱗が落ちた”というような
奇跡はないけど
ただ 人生とは何か?
語れる友ができた 🎵 🎵
・・・・・(以下略)・・・・・・・・
ずっと歩き続けたんだ
どこにいるのかわからずに
何かに逆らいたかった
道は果てなく
僕は無我夢中だった
少しでも気を緩めると
心が吹き飛ばされた
人はなぜ生まれるのだろう?
いつか死んでしまうのに
つらい毎日の中で
生きる意味を知りたかった
太宰治を読んだか?と聞かれた
君と出会った日
正直に言えば
僕は読んでなかった
近くの本屋で何冊か買って
ファミレスに入った
縋(すが)るように
ページめくりながら自分探した
風はそれでも
何も変わらず吹いていた
スーパーの安売りのちらしが
ひらひら 振り回されてた ♪♪
・・・・・・・・(中略)・・・・・・・
太宰治を読んだか?と聞かれた
君を友と呼ぼう
残念なことに
本に答えはなかった
“目から鱗が落ちた”というような
奇跡はないけど
ただ 人生とは何か?
語れる友ができた 🎵 🎵
・・・・・(以下略)・・・・・・・・