何か商品を購入しようとするとき、思わず気に入って衝動買いすることもあります。
でも、ふつうはいろいろと手にとり、検討するのことが多いと思います。
わたしなら、気にいった上着があれば、まず値札を見て、いくらするかを確かめます。
デザインを見たりしながら、自分が着た姿をイメージします。
縫製はしっかりしているか。
それにどんなボトムスを合わせればいいか。
それは今家にあるのか、ないのか。
下に着るシャツはどれがコーディネートできるか。
その結果、買うのを見送ることもあります。
その結果、買うとなると支払いは現金かカードか。
カードにするなら、その月分の支払いは合計でどれほどになるか。
いろいろと検討するのです。
さて、そのように検討するのは固定した角度から全体を把握する難しさ、より客観的にものごとや状況を知ることの必要性からくるものなのでしょう。
私たちは日頃は、自分なりのルーティンで行動しています。
習慣などはまさしくルーティンです。
それはそれで、深く考えなくてもすみ、悩みや迷いが起こらず楽なことです。
ところが、人は仕事や生きていくうえで、判断し選択しなければならない局面にどこかでは遭遇します。
そのときには、客観的に判断するため、思考を集中させなければなりません。
適当に判断すると誤ることもあります。もっとも思考を集中して判断しても間違うこともあるのですが。
でもやはり、思考して客観的に判断、選択したことは、何も考えずにするときよりも間違うことは少ないはずです。
だから、ときには主観的な見方に揺さぶりをかけ、さまざまな角度、複数の面から検討することなどの工夫が、大局観をもった自分へと導いてくれるのです。
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