初めて私が愛犬を飼ったのは、小学校低学年の頃でした。
親戚の御家に遊びに行った時、そこで放し飼いにされていた凄く大きな秋田犬(御母さん犬)の産んだ子犬を「貰ってくれない?」と勧められたからです。
大型犬の御母犬さんは、コンクリの庭を「ゆっくりとノッシノッシと歩いていました」
吠えたり威嚇したりしない、まして自宅から逃げ出したりしない「おとなしい賢い秋田犬」のようでした。
親戚宅の御母さん犬の、産みの母です 御母さん犬の兄弟・・?
その時は、その子犬を見たりするだけ・・・で、返事もしないで帰ってきました
暫くして、父が「親戚の家から犬が来るから」と言い、その子犬は軽トラで運ばれて我が家に到着!
私は廊下にダンボールを置いて、その中に子犬を入れて面倒をみました。
牛乳を御皿に入れて持って行くと、子犬は美味しそうに飲みました。
なのに・・1~2日経つと、私が牛乳を持って行っても、覗き込むだけで飲まなくなりました。
「おかしいな~」と思って、台所に置いてあった饅頭を持って行くと、ダンボールから飛び出してきてガツガツと食べるのです!
「御腹が空いていたんだね」と思って、それからは普通の御飯&味噌汁を出すようにしました
(当時は、今のように素晴らしいドッグフードなどありません)
その子犬は、私が饅頭をあげてから急に懐くようになりました。
『クロ』と名付けて、少し大きく育ってから、父に小屋を作ってもらって外で飼うようにしました。
(同じく、当時は犬は外で飼うものでしたから・・)
父が散歩に連れて行くと、鎖無しでも「ちゃんと父の自転車の後方or横を走っていたそうです」
クロと私の長年の想い出は、語りつくせないほどのエピソードなどでいっぱい!
嬉しかったこと、面白かったこと、哀しかったこと ♪ いつになっても忘れない ♪
今でも『愛犬クロの写真』は、家族写真と共に飾ってあります