私が、次男(生後87日目)の入院・手術などの付き添いをしていた頃から40年経った現在でも、少しも変わってない!何ら改善されとらん!
『付き添う親への食事の提供はなく、わずかな空き時間に院内のコンビニで買いだめした』と記されていますが、全く「その通り」
時々は、出前や弁当配達を頼んだりした(隣接する大学の学食で購入したことも)
お風呂に入れないのも、困った問題やった!家族に週に2回位、短時間の付き添いを頼んで、病院近くの銭湯を利用した
次男が38歳10ヶ月で旅立つ3日前に三重大病院の個室に入院した際、個室にトイレとシャワー室があったので「使用させてもらっても良いですか?」と看護師さんに言ったら、違う看護師さんから「個室の(外側の)ドアノブに、お母さんシャワー中と書いてかけてこうか、と笑い話にされていましたよ」と教えてくれました
だから、個室のトイレ&シャワー室は使わなかった!
さらに私は、ずっと次男のベットの傍で椅子に座ったまま過ごした(眠る時も)
『お母さんは子どもと同じベットで眠る。又は寝返りも打てないような狭い幅の簡易ベットで眠る』
私も一枚板のベットだった時は、まだ良かった。折りたたみ式の簡易ベットに改良されてからは、中央がへこんで腰痛に悩まされることになってしまった
私は次男が2歳だった頃、ある機関に訴えたが「若い母親は、看護の苦労が足りない」と返された
今、私は、付き添う母親は「そんな苦労は、せんでもええ!」と思う!
『産まれた時から闘病生活をしている子どもたちにも、子どもらしい生活を』
『入院中の子供たちが、本来の子どもの力を取り戻し、笑顔になるように』
・・・そういうことをモットーに活動されている団体もあるそうです
何度も読み返した、この本の中にも(赤鼻先生が)記されています
日本は・・三重県は、本当に遅れてる
次男が子どもだった頃に『クリニクラウン』という団体があったら・・・
「親にも子ども達にも笑顔をくれたのに」と思う・・
涙が出る