ケンメリレポート from ケンメリパラダイス

C110型スカイライン 通称”ケンメリ”にまつわるブログです。
ケンメリに乗ったり触ったりしたら更新してます。

ゲリラ戦

2010年09月14日 12時00分07秒 | レポート
盛大な宴が終わり平常な日々に戻る。
長い準備期間の割にやはりあっという間だったなあ、と思いつつ宴の始末をば。

宴のBINGOにて景品をせしめた方々へ景品を届ける。
本来ならその場でお渡ししなければならないのだが、冷蔵品だったり宴の日に間に合わなかったアイテムを直配。
冷蔵品(生ラーメン)を見事勝ち取ったのは・・・日頃からお世話になってるジャパンのtomAyanさん。
会社から帰ってtomAyanさんのご都合に合わせてブツを配送に。
前回から宅配車と化しているケンメリ。
予定より10分ほど遅れてtomAyan邸に到着。



宴のお礼を述べつつ、軽く談笑しているとケンメリの屋根に固いものが当たったような音が(!)

ふっとケンメリの方に目をやると音は瞬く間に断続的となる。
大きな雨粒が落ちてきていた。
慌てて窓を閉めつつ、tomAyanさんに挨拶をして失礼する。
走り始めて数メートルで既にワイパーがおっ付かないレベルの降雨量となった。



ゲリラ豪雨だ。



東八道路へ出るが、既に視界は不良。
ワイパーを最高速にして、ヘッドライトの先を見るが殆ど何も見えない。
突然の豪雨に帰宅を急ぐ自転車が信号を斜めに横断するのを見て、事故に対する警戒を強めるも
どう仕様も無いレベルの降雨量。
ルーフに当たる雨音も並じゃなく、下手したら凹んでるんじゃないか?と心配してしまうほど。
ファーストフードやコンビニの駐車場で一旦停ってやり過ごしたいが、流れに乗って(前の車の明かりを頼りに)
走っていると車線変更すらおっかない。
路肩では早々にリタイヤしたミニバンやらセダンが待機中。
待機していてもしょうがないのでとりあえず家へ少しでも近づくためゆっくりと車線をまたいだりしないよう
豪雨の中を進んでいった。

既に車内は曇ってしまい、ハンドタオルで前を拭きながら緊張のドライブ。
流石にこの雨でカっ飛んでいく車はいないのでみんなそれなりの速度で恐る恐る走行。
アンダーパスの道があったらかなりやばかったが、とりあえず水溜りに頭を突っ込むような事態には成らずに済みそうだ。

車線を間違えないように走ってやっと鶴川街道への交差点へ到着。
斜め前に立つドン・キホーテの明かりが煌々と辺りを照らすのはまるで荒海の灯台の如く。
鶴川街道へ入ったころ雨脚が弱まった、というより強烈な雨雲圏内から外れた。

ワイパーを最高速から通常へ戻しつつも、道行く車で道路に筋ができるレベルの降雨量は続いていた。
最近の光量の強いヘッドライトを装備している車なら屁でもないのかもしれないが、
こちらの明るさでは心許ないので再び前車に小判鮫のように付いていく。
当然煽ってると勘違いされないよう、急ブレーキに対処できるよう(こんな状況下ですから速度は大してでてないけど、路面コンディションを考慮して)適切な距離を保ちつつ。
甲州街道を抜けて、京王線のオーバーパスを超えてひたすら進む。

道幅が2車線になる頃に、徐々に雨脚が弱まってきて、視界の方も回復してきた。
やっと前車を頼りにせずに済む視界レベルになったので、単身走行して家路を目指した。
多摩川が氾濫してるかと思いきやさすがにそのようなことはなく(どれくらい水量が増えたか興味はあったけど)
川沿いの道も通行止めにはならずそのまま進めた。

自宅手前で右折してコンビニに・・・と思うが、右折する箇所がわからない。
視界は確保されてるが、雨量はまたここに来て戻った感で、ワイパーを再び最高速にした。
結局信号のあるところまで進んで車を右折し、そこから遠回りになりつつも安全ルートでコンビニへ。
もうひとつの景品を発送するためだった。(こちらは同じくケンメリの青色2号さん宛でした)

コンビニ駐車場から店内に入る距離で背中と頭がずぶ濡れになる雨量。
大切な品物は腹で抱えてなんとかカバー。
荷物を宅配便に出して、車に戻るとそれだけでさらなる濡れ鼠。
この時鍵をケンメリに差しっぱなしにしてしまったが、幸い誰にも盗られることはなかった(笑)

再び自宅までケンメリ発進。
あるいて3分未満の距離だが仕方がない。
無事に駐車場に到着しケンメリを停める。
周囲が静かな場所なので、エンジンをキルトボンネットやルーフに当たる雨音が激しく響く。
トランクから急いでカバーを出して、ケンメリに被せる。
自分は既にずぶ濡れ。
貴重品や預かり品などは今日はケンメリにそのまま置いていくことにして、身一つで家へと小走で戻った。

帰ると先に休んだはずの奥が心配になって玄関で待機していた。
あまり心配掛けることしちゃいかんと思いつつ、天候ばかりはなんとも言えない。
無事の帰還で一安心してくれたところで、こちらも風呂へと向かい久しぶりの極限ドライブの疲れを癒した。
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