緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

9月の代々木公園:原生林のような代々木公園の広大な緑地帯を散策する PART1

2013年10月01日 19時07分58秒 | 宇田川・渋谷


代々木公園の緑地帯の南端部に設置されている「渋谷門」から、緑地帯内を散策していきます。平日の午前中の散策だったので、公園内はあまり人通りがないように感じられました。




広大な高台の上に広がっている代々木公園の緑地帯、現在では濃い緑の木々に覆われていました。新宿副都心や渋谷の繁華街にほど近いこの場所に、これだけ広大な緑地帯が維持されているのですね。




代々木公園の緑地帯の構成としては、敷地の中央に広場と噴水池が整備されていて、その周囲を散策道やサイクリングロードが環状に通っています。公園の北側には明治神宮が、南側にはNHK放送センターや国立代々木競技場の敷地が併設されています。




渋谷門から入ってすぐ左側には「代々木公園・花の小径」と言う名前の花壇園が広がっていました。




半年ほど前までこの「花の小径」周辺では散策道の修繕工事が行われていた記憶がありますが、どうやら終わったみたいですね。




噴水池や散策道などが設置されている「水回廊」の中を歩いていきます。公園の緑地帯のほぼ中央にある噴水池を目指して散策していきます。




噴水池の周辺には多くのベンチが設置されていますが、これらの真っ白なベンチは新調されていました。半年ほど前まで進められてきた改修工事で新しくなったのかもしれません。




道なりに沿ってしばらく歩いていると、前方に見晴らし台と噴水池が見えてきました。噴水池の後ろ側には、広大な芝生広場が広がっていました。




東京都立公園である「代々木公園」の敷地面積は540529平方メートルと、およそ東京ドーム11個分の面積を誇る広大な緑地帯であり、東京23区内の都市公園のなかでは、葛西臨海公園(約79ha)、水元公園(約76ha)、舎人公園(約71ha)に次いで4番目に広いです。




広大な噴水池の中には円形の中州が多数配置されていて、その上にも多くの木々が植えられています。




噴水広場の後ろ側には広大な芝生広場である「中央広場」が広がっているのが見えます。この中央広場を取り囲むように、歩行者用散策道が環状に整備されています。




噴水池の中には、3津の噴水が設置されており、それぞれが時間差で吹き上がったりします。




噴水をズームで撮影してみると、背後には広大な芝生広場の中で休憩したりしている人々の姿を撮影することが出来ました。




江戸時代、ここ代々木公園や明治神宮の緑地帯が広がっている場所は、人が住むような場所ではなく、丘陵地帯の上に原野や自然林が広がっていたと言います。




広大な丘陵地帯の原生林や原野の中には、全国の大名や旗本らの下屋敷などが点在していたそうですが、明治維新によってそれらはすべて取り壊され、これらは民有地となり、一面の茶畑・桑畑となっていました。




その後、日本陸軍がこの丘陵地帯の土地を買い始め軍用地として活用を始めます。これが代々木公園の歴史の一歩となっていくのです。噴水池の南側は見晴らし台のように整備されていました。



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