１０月初旬の平日の午後、皇居前広場・内堀通りへやってきました。二重橋交差点前から大手町の高層ビル群へ向かって散策していきます。
ＪＲ東京駅前から南側周辺は、２０００年代の再開発工事によって高層化が進み、現在はほぼ完成状態にあると言っていいでしょう。
東京駅の北側に広がっている大手町地区では、現在でもタワークレーンが何基も建ち並び、古いオフィスビルの解体工事と高層ビルへの建て替え工事が継続的に実施されています。
遠くから眺めていても、高層ビル同士の密集度が物凄いことがわかります。実際にそばで見上げると、巨大な壁が迫ってくる感じです。
黒松の木々や広大な芝生広場が整備されている皇居前広場の中を散策していきます。この芝生広場の裏側には観光バス専用の駐車場が整備されています。
丸の内ビルと新丸の内ビル、二つのツインタワーの後ろ側にＪＲ東京駅が広がっています。
皇居前広場の中を南北方向に縦断している内堀通りの歩道です。内堀通りは平日の昼間であっても交通量が大変多かったです。
ズームで撮影してみると、２０１２年４月に開業した「パレスホテル東京」の高層ビルを始めとした、大手町地区の高層ビル群が見えてきました。
内堀通りを走る車の交通量は非常に多いですが、広場内の人通りはそんなに多くはなく閑散とした雰囲気に包まれていました。
正面に写っている高層ビルは、２０１３年５月に開業した東京中央郵便局跡地に建設された「ＪＰタワー」です。
内堀通りから行幸通りが分岐している「和田倉門前交差点」に到着しました。
江戸城・和田倉門跡地から東京駅・丸の内駅前広場までまっすぐ伸びている「行幸通り」を撮影しました。１０月初旬の散策だったのですが、大通りのイチョウ並木はうっすらとした紅葉（黄葉？）が始まっていました。
平年だと１０月の中下旬くらいから黄色くなり始めるのですが、１０月に入り急激に気温が下がってきているので、少し早待っているのかもしれません。
行幸通りの北側に整備されている「和田倉噴水公園」の緑地帯の中を通り抜けていきます。公園内に植えられている木々も若干は黄色くなり始めていました。
噴水公園東側の石垣にある「和田倉門跡地」から伸びている「和田倉門橋」の木橋を渡っていきます。目の前には大手町地区の高層ビル群が広がっています。
パレスホテル東京の敷地の東側で建設中の「（仮称）日本生命大手町ビル」を撮影しました。周囲にはタワークレーンの稼働音や、鉄骨同士がぶつかり合う音が響き渡っていました。
大手町地区では今後１０年くらいは再開発工事が行われることになるでしょう。これで散策は終わりです。
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