緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

9月の代々木公園:原宿門を通り抜けて、神宮橋JR原宿駅へ PART1

2013年10月04日 11時39分29秒 | 宇田川・渋谷


代々木公園の広大な緑地帯の原宿門寄りに広がっている「見本園」周りの散策道を歩いていきます。この界隈はJR原宿駅や表参道の繁華街に程近く、人通りが多くなってきました。




東京オリンピックが開催される約2か月前の1964年(昭和39年)の8月に、在日米軍施設であるワシントンハイツの調布への全面移転が完了し、そのあとすぐにオリンピックの選手村が整備されることになります。




振り返って代々木公園の緑地帯と、明治神宮の境界線付近を撮影してみました。この向こう側に明治神宮の広大な緑地帯がつながっています。というより、代々木公園と明治神宮の緑地帯は事実上一体化されています。




すでに8月の時点で、代々木国立競技場や五輪放送センター(後のNHK放送センター)は完成していて、東京オリンピックが始まる前月の1964年(昭和39年)の9月15日に開村します。




見本園の一角には、当時の選手村宿舎の一棟が保存展示されています。今までは放置されていて荒れ放題だったらしいですが、近年になって、2016年の東京オリンピック招致運動に関連して整備したものらしいです。




同年の11月5日に選手村は閉村し、その跡地には代々木公園が整備されることになります。1967年(昭和42年)の10月に代々木公園が開業しました。




JR原宿駅や表参道の繁華街に直結している「原宿門」が前方に見えてきました。今回の散策の終点であるJR原宿駅へ向かって散策を続けていきます。




ズームで撮影してみると、表参道の繁華街のビル群が小さく見えました。実際に歩いてみると原宿門から表参道まで歩いて5分もかかりません。




大型バスが4台くらいは並ぶことが出来る道幅の「代々木公園・原宿門」を通り抜けていきます。原宿門の表側は「時計台広場」となっていて、待ち合わせスポットとなっています。




土曜・日曜などの休日や祝祭日になると多くの人々で賑わう原宿門前の広場ですが、この日は閑散としていました。




1964年(昭和39年)に開催された東京オリンピックに合わせて建設された道路や橋周辺を通ってJR原宿駅へ向かいます。




原宿門の北側は「明治神宮」の広大な緑地帯が広がっていて、少し先へ行った場所にある神宮橋前から明治神宮の参道が伸びています。代々木公園の敷地内から神宮内へ入ることはできません。




都道413号赤坂杉並線(表参道)の上に架橋されている歩道橋の上を通り抜けていきます。歩道橋の上から「五輪橋」を見下ろして撮影しました。この橋も東京オリンピックの開業に合わせて整備された交通インフラの一つです。




五輪橋の東端部から表参道のブランドストリートが南青山方向へ向かって伸びています。緩やかな下りの坂道になっているのが分かりますでしょうか?




この界隈は1964年の東京オリンピックに合わせて大規模な道路などの交通インフラが整備されて発展した経緯があります。オリンピックによって発展した街並みが広がっています。



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