緑には、東京しかない

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

開業後のオーテモリ:1次竣工した大手町タワーの緑地帯を散策する PART2

2013年10月31日 17時54分49秒 | 東京駅周辺


休日の午前中の時間帯の「大手町タワー、大手町の森」を散策していきます。まだ若木状態の木々が緑地帯の中に密集して植えられていて、数年後には本当に「森」になってしまうかもしれませんね。




緑地帯の周辺は「文字通り」高層ビル群に囲まれていて、再開発工事によって誕生した真新しい高層ビルや、これから取り壊されて更地になる高度成長期時代の古いオフィスビルが林立しています。




この日は雲一つない快晴の天気の東京都心部だったのですが、周囲を高層ビルによって壁に陽に囲まれているので、緑地帯の中は夕方の時間帯のように薄暗いのです。




この場所には以前、「みずほ銀行大手町本部ビル」と「大手町フィナンシャルセンター」の二つのオフィスビルが建っていました。二つのオフィスビルの敷地を一体的に整備する再開発計画プロジェクトが2000年代後半から開始されました。




みずほ銀行大手町本部ビルは高度経済成長期の1966年竣工の古いオフィスビルでしたが、大手町フィナンシャルセンタービルは1992年竣工とまだ新しい部類の高層オフィスビルだったのですが、今回の再開発工事で取り壊されることとなりました。




この再開発計画は当初は「(仮称)大手町1-6計画」と呼ばれていたのですが、新しい高層ビルの正式名称が2013年7月23日に「大手町タワー」に決定しました。大手町の高層ビル街の中心に位置していて、地下鉄東西線や丸ノ内線の大手町駅と直結しています。




大手町タワーのオフィス階には、日本の3大メガバンクの一つである「みずほ銀行」の本店機能が内幸町から移転することが確定しています。これによって、三菱東京UFJと三井住友の3メガバンクの本店機能が東京駅周辺に全て集結することになりました。




緑地帯の中を観察してみると、地形に起伏を持たせて雨が降ると水が流れる「沢」を設けていたり、石垣を設置していたりとかなり凝った造りとなっていますね。




大手町タワーの高層ビルの低層階の商業施設「オーテモリ」へ向かうため、エスカレーターを降りていきます。




地下プラザ前から大手町の森の緑地帯を見上げて撮影しました。斜面が造成されていて、その上にも木々が数多く植えられていました。排水機能などはどうなっているのだろう?と心配になってきましたが、きちんと対策がなされているのでしょう。




商業施設「オーテモリ」のメインエントランスと一体的に新しく整備された東京地下鉄大手町駅の地下通路を撮影しました。東西線の大手町駅ホームから、半蔵門線や丸ノ内線の大手町駅ホームへ乗り換える時にこの通路を利用します。




2013年10月2日に先行開業した商業施設「オーテモリ」の中を歩き回って見ます。休日だったのでビジネスマンの人たちの姿はなく、閑散としていました。




オーテモリがある大手町地区は東京メトロ路線が4路線、都営地下鉄路線が1路線集まっている、東京都心部でも有数のターミナル駅ですが、通り過ぎる人の数が圧倒的に多いので、まだ認知度が低いからなのかもしれません。今後に期待してみることにします。




10月2日の先行オープンでは飲食、食物販、サービスを中心とする25店舗、来年春の2期オープンではファッション雑貨、コスメ、カフェなど5店舗が開店予定となっていて、オフィスビル街で働く人々向けのお店が多い印象ですね。




大手町タワーの再開発工事に合わせて綺麗に再整備された東西線大手町駅の改札口を撮影しました。今まで古くて薄汚かった東西線大手町駅や地下通路と比べると隔世の感ですね。




改札口前には「大手町タワー」の立派な看板が設置されていました。これからこれが大手町エリアの顔になっていくのですね…。




商業施設「オーテモリ」は、東西線大手町駅の改札口を出て、すぐそばに新設された階段とエスカレーターを登ればすぐにアクセスすることが出来ます。





改札口前の広場も以前よりも拡大されていました。通勤ラッシュの時間帯のここは非常に混雑するので、これで少しは緩和されるかもしれません。これで開業後のオーテモリの散策は終わりです。



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