緑の、東京ブログ

千葉県の東京寄りに住んでいる私「緑」が大好きな東京の散策写真のブログを作ります!!!

日本橋二丁目地区北地区:工事進捗率50% 2014年5月

2014年05月16日 20時00分00秒 | 再開発・中央区


日本橋二丁目地区プロジェクト北地区 工事進捗率50% 2014年5月
中央区の日本橋二丁目地区、東京地下鉄東西線日本橋駅が地下に設置されている永代通りから南側一帯の雑居ビル街のエリアですが、現在東京都心部の中でも最大級の規模の再開発工事が実施されています。総延床面積約42220㎡、高さ160mのビル1棟(A街区)と高さ180mのビル2棟(C・E街区)、合計3棟の超高層ビルが建設されます。
2013年4月11日に東京都は、都市再開発法第11条第1項の規定に基づき、日本橋二丁目地区市街地再開発組合の設立を許可し、現在高層ビルの建設工事が着々と進められています。

都市再生特別地区(日本橋二丁目地区)
都市再生特別地区とは、都市再生特別措置法に基づく都市再生緊急整備地域内において、既存の用途地域等に基づく用途・容積率等の規制を適用除外したうえで、自由度の高い計画を定めることができる地区です。これは地域整備方針に沿い、かつ都市再生効果の大きい事業計画に対して、広範な都市計画の特例を認めることにより、事業者のアイディアを活かした土地の合理的で健全な高度利用を図ろうとするものです。

新しい高層オフィスビルの概要
永代通りと中央通り、昭和通りに囲まれた敷地面積約8800㎡の2つの街区に、業務、商業、多目的ホールなどで構成される延床面積約138000㎡(約42000坪)のビッグプロジェクトです。事業の中核となる免震タワー棟(地上35階、地下4階)は、中高層階にオフィス、低層階は店舗、地下には多目的ホール等を備えています。また、開発に併せて地下鉄「日本橋」駅との接続、駅前広場や観光案内所などの整備を予定しており、日本橋エリアのさらなる活性化の一翼を担うとともに都市再生への貢献を図ります。

都市再生への貢献
1.交通結節点機能の強化
地下鉄銀座線と東西線、浅草線が交わる「日本橋」駅の乗換動線や滞留空間を改善するため、コンコースと連続する地下に広場を確保するとともに、日本橋交差点に面して約1500㎡の広場を整備、交通結節点としての役割を強化し、駅前に相応しい玄関口を創出します。
2.歩行者空間の充実
憩いの空間ともなる駅前広場の整備と併せ、建物のセットバック等により、歩行者空間を改善します。さらに、本事業の位置する日本橋二丁目東側エリアでは現在整備されていない駅と地上間のバリアフリー化を進め、安全で快適な回遊性の高い歩行者ネットワークを実現します。
3.地域の防災機能向上
建物の不燃化、耐震化により安全な市街地の形成を図るとともに、災害時には日本橋駅前の防災拠点として機能するため、非常
用発電機による72時間分の電源確保、防災備蓄倉庫の整備、駅前広場の救護センターや物資供給場所としての活用に加え、仮設トイレの設置スペースを確保します。また、多目的ホールや駅前広場を帰宅困難者受入スペースとして運用するなど、地域の防災力向上に取り組みます。
4.交流・観光支援機能の導入
多くの老舗や百貨店等が集積し、日本を代表する商業・文化の拠点として発展してきた日本橋エリアのさらなる活性化の一助となるべく、空港アクセスの良い都営浅草線日本橋駅側の8番街区に観光情報等を発信する施設を設置します。また、展示会やレセプション等の交流支援、シンポジウムやセミナー等の業務支援にも利用可能なエリア最大規模の多目的ホール(1000㎡超)を整備します。

最新のBCP(事業継続計画)対応
超高層棟は、BCP(事業継続計画)の観点から、地震や停電等のトラブルに備える様々な最新設備を取り入れています。
① 地震などの揺れを低減する免震構造を採用
② 浸水被害を軽減するため受電設備等を6階に設置
③ 事故等で本線からの送電が停止しても予備線から受電可能2 回線受電方式を採用
④ 万一の停電時には、共用部に加え貸室内にも電力を供給する72時間対応の非常用発電機を装備
⑤ 通常時、非常時ともガスによる発電を併用したコージェネレーションシステムを導入

最先端のオフィススペック
中高層のオフィスフロアは、基準階貸室面積約820坪、室内に柱型がでない整形無柱空間を実現し、高いレイアウト効率を誇ります。また、快適なオフィス環境を創出するため、天井高3m+フリー アクセスフロア10cm、個別空調システムといった最先端の設備、機能を備えています。

事業概要
所在地 東京都中央区日本橋二丁目7番・8番の一部(地番)
地域地区 商業地域/防火地域 日本橋・東京駅前地区地区計画
敷地面積 8769 ㎡(約2650坪)
区域面積 約2.2ha
延床面積 約138000㎡(約42000坪)
画容積 1400%
設計 株式会社日建設計
施工 株式会社大林組
主要用途 事務所、店舗、多目的ホール、貸会議室
階数 7番街区 超高層棟 地上35階 地下4階
階数 8番街区 低層棟 地上2階 地下2階
竣工予定 超高層棟:平成27年/ 全体竣工:平成29年
交通 東京メトロ銀座線・東西線、都営地下鉄浅草線「日本橋」駅直結

住友不動産 「日本橋二丁目地区北地区」 着工
http://www.sumitomo-rd.co.jp/news/files/1301_0005/Nihonbashi.pdf#search='%E6%97%A5%E6%9C%AC%E6%A9%8B%E4%BA%8C%E4%B8%81%E7%9B%AE%E5%9C%B0%E5%8C%BA%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%82%AF%E3%83%88'




日本橋高島屋前、中央通り(国道15号線)から見上げて撮影した建設中の「日本橋二丁目地区北地区」の高層ビルです。休日だったので、3基のタワークレーンはこの日は稼働していませんでした。




徐々に外壁部分が姿を見せ始めてきた高層ビルの全景を見上げて撮影しました。今流行りのカーテンウォールによって壁面が覆われているタイプではなく、高層ビルの柱の部分が壁面に露出するデザインになっています。




建設中の高層ビルと、中道通り(国道15号線)の間の狭いスペースのエリアに、工事用プレハブ小屋や資材置き場がコンパクトに配置されています。




永代通りから見上げて撮影した高層ビルの全景です。日本橋界隈は、千葉から東京へ鉄道アクセスする際の「東京の玄関口」の場所でもあります。千葉県民である私からすると、気合いの入った街並みに変貌してほしいものです。




再開発工事現場の地図です。

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(仮称)Nプロジェクト DICビル建て替え計画:工事進捗率3% 2014年5月

2014年05月16日 08時00分00秒 | 再開発・中央区


(仮称)Nプロジェクト DICビル建て替え計画:工事進捗率3% 2014年5月
日本橋高島屋の南側、約100メートルほど離れた場所に建っていたオフィスビル「DICビル」の建て替え計画です。1981年(昭和56年)に竣工後、約45年が経過して老朽化の進展が課題になってきたことから建て替え工事が現在行われています。既に古い建物は取り壊され、現在は更地になっている状態です。DICの本社機能は現在、JR御茶ノ水駅南側に建っているワテラスタワー内に仮移転しています。

再開発計画の概要
新しく建て替えられるビルの規模は延べ約3万平方メートルをを想定しています。既存地下躯体を構造補強の上で再利用し、屋上に太陽光パネルを設置するほか、地上部に免震構造を備えるなど防災、環境対策に配慮し、都心にふさわしいオフィスビルとして整備します。2013年4月に大林組の施工で解体工事に着手し、2013年10月に新築着工、2015年4月の完成を目指します。設計と新築施工も大林組が担当します。

DIC株式会社とは?
世間一般的にはあまり知名度が無い企業ですが、「印刷インキ」で世界トップクラスのシェアを誇る化学メーカーである「DIC株式会社」。創業は1908年(明治41年)のことであり、太平洋戦争直前の1937年に「大日本インキ製造株式会社」が設立されます。2008年の4月に、商号を大日本インキ化学工業株式会社からDIC株式会社に変更されています。

大林組で設計施工/約3万㎡に建替え/日誠不動産、日本橋のディックビル
http://www.kensetsunews.com/?p=7324



更地状態となっているDICビルの跡地前にやってきました。




周囲は日本橋三丁目地区の証券会社などが建ち並ぶオフィスビル街が広がっています。




この日は休日だったのですが、工事用車両の出入りがありました。



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