「馬見丘陵」と言えば、今は「馬見丘陵公園」と「ベッドタウン 大住宅地」のイメージですが、昔は起伏のある丘陵地でした。
・・・と言っても、その頃のことは知らない私ですが・・・
午後から、馬見丘陵公園に車を停めて、昔の丘陵を想像しながら河合町・上牧町あたりを歩いた。
色とりどりの形さまざまのチューリップが主体の花壇
鮮やかな色彩のチューリップ ブルーのムスカリと紫のホトケノザのコラボ?
ホトケノザもムスカリに負けず主役級でした。
桜も満開 お花見もできた。
人を避けて、公園を最短距離で抜けて西に出た。
周辺は以前からの集落や田畑。
アケビのつるが繁って花盛り。感動する美しさですが、見に来る人はない。
右)小さい公園の桜。お花見の人はいない。
地蔵堂や集落の家並を抜けて、河合町から上牧町へ。静かでのどかなところだ。
春日神社に行ってみる。 長い石段を上る。 拝殿
拝殿には奉納された絵馬。新しいものもある。地元の氏神さまなのだろう。
神社の周囲は崖。集落は随分下にある。神社だけが丘の上に建っているのだ。
ひょっとしたら、元古墳だったのかもしれないね。
ここから坂道を上っていく。山あり谷ありの丘陵地形。
右)道は陸橋に続いていた。
陸橋の柵から奥に見える丘は以前はこちらの丘と続いた丘陵地だったらしい。
陸橋の下の車道は開発以前にできていたそうだが、陸橋を渡るとすぐに丘陵地に行けたのだとか。
右)今はこの陸橋も途中で切断されている。
下はズドンと落ち込んだ平地で、まさしく、切り取られた「別世界」商業施設や住宅が広がっていた。
陸橋を下る。
雌岳は後ろに隠れて「ひとこぶ」の二上山
丘陵の雰囲気の残るのどかな道へ。所々に古いため池も残る。
元はため池だったかと思われる縁に石垣の残る畑もあった。 右)小さいため池。
コオニタビラコ トゲミノキツネノボタン
スズメノヤリ 雄しべがよく見える。 マメカミツレ
レンギョウ 長花柱花 レンギョウ 短花柱花
河合町のほのぼの公園から馬見丘陵公園に戻る。
途中の野道では人にはまったく遇わなかった。
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