ボロブドールに到着。
シールを胸に付ける 記念のお土産マグネット
ボロブドール遺跡 入場門 バリのテロ以来セキュリティチェックが行われる。
カバンの中身をチェック。
入口に立つ碑 ボロブドール寺院群全景 よほど遠くから出ないと全体が見れない。
ボロブドール寺院群は世界で一番大きい仏教寺院 世界文化遺産に登録されている。
寺院群はジョグジャカルタから30㎞離れた所にあるムラピ山の石を使って作られている。
ムラピ山は今も活動中の活火山 2018年にも噴火してボロブドール寺院群も被害を受けたそうだ。
『ボロブドール寺院群はシャイレンドラ王朝によって780年頃に一応完成。その後増築された。』
王朝が崩壊して長い間森の中に埋もれていたのを地元民(オランダ人?)が見つけ、修復が始まった。
『1辺120mの基壇の上に5層の方形壇、その上に3層の円形壇 全体で9層のピラミッド状の構造』
最初に石を積み上げ、彫刻は後からしていったとか。最下壇は彫刻がないままだった。
四面にある階段のひとつから仏塔を登る。階段は1段が高さがあり急だ。
右)美智子様が来られた時に付けられたという手すり。助かり~。
壁には細かいレリーフ お釈迦様の一生や仏教説話の図柄が彫られている。
左回り(時計回り)に回廊を回る。
色の変わっている所は、昔、オランダ人がモノクロ写真が鮮明に撮れるようにペンキを塗った跡なのだとか。
右)無地の石は補修されたもので、彫刻されていない。
「ボロブドール寺院群は山の怪物が作った」とも言われ、向こうの山は怪物の寝姿と見る。
回廊には小さい仏塔がたくさんある。 仏像 上半身が出ている。
小さい仏塔の菱形窓から中に収められた仏像が見えるところもあった。
頂上に上がる前に、中に手を入れて仏像を触ればご利益があるらしい。
右)手前(下)に菱形窓 奥(上)に四角窓 一番奥(上)に無窓の仏塔
ひし形の窓が開いた下の方の仏塔は、不安定な、欲望に満ちた俗界を表す。
中)上に行くと四角い窓、安定を表すがまだ欲望がある。
右)最上階の大きな仏塔には窓がなく、中には何も入っていない。「無」の世界を表しているのだとか。
近くで見た木
ソーセージノキ 花と果実
カマバアカシア 花 落ちていたイランイランの果実(と思う)集合果らしい。
モモタマナの葉をバイオリンに見立てて。 17時2分 夕日
インドネシアのヒンズー教と仏教の2大世界文化遺産を見学で来た。
昔の人の信仰心とエネルギーに感心した。ヒンズー経も仏教も広い心で受け入れる寛容さ。
広い心で接すれば宗教戦争もなくなるのではと思った。
今日の予定はこれで終わり。
あぜ道に植えられたヤシ(昼間の写真)バスの中では、根・葉・幹 果実・・捨てるところのないヤシの話を聞く。
ヤシはインドネシア語で「クラパ」という。
昔、娘とインドネシアのパンダンガランへ行った時に泊まった宿の名が「クラパ」だった。
日本人がほとんど行かないところへ連れて行ってもらって面白い経験をした思い出がある。
先生からは普通幹は1本だが、枝分かれするヤシもあることや、ヤシの実を採るサルを訓練する学校などのお話があった。
レストランでの夕食 今日はビンタンビールがあった。個人払い55000ルピア(約550円)
ガイドさんからはジョグジャカルタは海や山 影絵芝居やラマヤナの伝統の踊りやガムランなど見るところがたくさんある。
新空港もできる予定で来年は直行便が就航するかも。また来てくださいとのメッセージ。
お世話になったガイドさんともいよいよお別れ。アカパバール。
今日も12509歩 ジョグジャカルタの最後の夜。懇親会の後、おやすみ~。
不正確なところがあると思います。お許しください。 教えてください。 次へ続く。
1「インドネシアのヒンズー経と仏教の2大世界文化遺産を見学で来た。」
2「ヒンズー経も仏教も広い心で受け入れる寛容さ。」
ヒンズー経と使われていたが、当方、浅学菲才につきお問合せさせて頂いた様な次第です。
その後、ネットで検索を掛けてもヒンズー経の用例は見当たらず途方に暮れています。