初めて行く田尻歴史館。
娘に「田尻歴史館に行くんだよ」と言ったら「ずいぶん前に行ったわ。また行きたいな~」と言っていた。
田尻歴史館の事をネットで検索していたら、娘の昔の記事が出てきた。
写真も段違いにきれい。よかったら見てください。 参照
後日(3月9日(日))に、又友達と行って来たとのこと。早っ。
初めて降りた吉見ノ里駅から歩く・・雨模様で途中から傘をさす。
途中で見かけた「泉州玉葱栽培の祖」の碑。
神戸の外国人居留地に住むアメリカ人から手に入れたものを基に栽培を始めた3人の顕彰碑。
田尻歴史館に到着。
『関西繊維業界の中枢を担い「綿の王」と呼ばれ、大阪経済の発展に貢献した実業家 谷口房蔵氏 の別邸として建てられた大正時代の近代和洋建築の建物』
門から建物へのアプローチは青海波模様のモザイク。期待膨らむ。
田尻歴史館 今は田尻町が管理して町の文化振興の拠点として活用しておられる。平成5年オープン。
耐震工事も終わって令和4年リニューアルオープン。
雨の小止みの内にと、庭の方を案内して下さる。
「洋館はここから撮るのがベストです」 お~きれいきれい。
洋館は客室として使われていた。
1000坪ある敷地に洋館(この建物)和館・茶室・土蔵・・などが配されている。
茶室「芳庵」
主室・扣ノ間(ひかえのま)・・・などを備えた本格的な茶室で、茶道教室など行われているそうだ。
和館2階建て、生活に使用されていた。
いよいよ洋館に入る。
書斎のステンドグラス すばらしい!
展示に使われている棚も当時のものだそう。
談話室と食堂の外側にサンルームが設けてある。
サンルーム側の欄間のステンドグラス
きれいなステンドグラスにうっとりしながら回っていたら・・
ビデオを見逃した・・
谷口房蔵氏像 事業をなした貫禄を感じる。
洋館1階の和室
狭い仕切りのある部屋は仏間だという。
仏間の格天井 欄間の木彫
建築当時ということは、大正時代の「分電盤」だという。
分電盤は「配電盤によって送られてきた電気を照明やコンセントなどに送る装置」
写真は一部しか写していないが、畳1畳分ほどもあったのではなかろうか。
『ブレーカーを収めているのが分電盤』とのことなので、現在はずいぶんコンパクトになったのだろう。
階段
いいですねえ。
踊り場のステンドグラス ほぉっとため息。
階段そば
2階の洋室 腰壁は布張り。西陣織とか。
汚れがあるのも返って現実感あり。
床は寄木張りだった。
各部屋の証明器具も美しい。
当時のものか新しいものかわからないが、しっくりしたデザイン。
風呂場にもステンドグラス使用。
風呂場のステンドグラス 拡大
右はシュウカイドウのように見える。私の一番のお気に入り。
2階から庭園を見る。
1階に降りて・・
カフェレストラン・リサイアコーダ
仕切りの欄間にもステンドグラス。上には木彫。
フルートの演奏を聞きながらランチ。照明にもステンドグラス。
窓という窓 トイレも洗面所も・・ありとあらゆるところにステンドグラス。夢のようなひと時を過ごした。
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