みどりの野原

野原の便り

3月1日 長居植物園(タイワンツバキ・二ホンスイセン・コブクザクラ)・植物園案内(サザンカ・ツバキ・オオキバナカタバミ・マンサクの仲間・チャンチンモドキ・アツバキミガヨラン)

2025年03月01日 | Weblog

1か月ぶりの長居。
長居公園


長く咲き続けるタイワンツバキ まだつぼみもある


ロドレイア つぼみはまだ固い。


二ホンスイセンは花盛り


コブクザクラもずっと咲き続けているが‥地味

長居植物園

園芸種のサザンカも長く咲き続けている。
園芸種のツバキが咲き出した。


サザンカの葉 葉脈は日に透けない。


ツバキの葉脈は、透ける。
花の散り方や毛の有無と共に見分けになる。


オオキバナカタバミ  川の斜面などでも大群生が見られる。
朝は開いていた黄色い花は午後には閉じてしまった。 
葉には紫色の斑点がある。
 
花は異花柱性(同一の植物で花によって雄しべや雌しべの長さが異なる)だが、日本では「長い雄しべ・短い雄しべ・短い雌しべ」を持つタイプしかないらしい。


根元を掘ってみると、鱗茎があった。
種が出来ないので、鱗茎で増える。

マンサクの仲間


「マンサク」の樹名板があったもの。
落ち葉の裏面は毛むくじゃら。


表面にも毛があった。
これはシナマンサクかもしれない。

シナマンサクは花期にも枯れ葉が残るというが、それだけではわかりにくい。
今後も見て行くことになった。

マンサクの仲間にはマンサク・シナマンサクが知られるが、中間の性質を持つ園芸種も出ているそうで、ますます区別しにくい。


チャンチンモドキ 木の下に、実がたくさん落ちていた。
果皮と果肉が取れた硬い内果皮(中に種子がある)だけになったものが多い。
先端に普通5個の発芽孔があるが、6個のものや4個の物などがある。


チャンチンモドキの樹名板に「・・佐賀県の縄文時代中期の遺跡で貯蔵された実が多量に出土」と書かれていた。

チャンチンモドキの果肉は、少し酸っぱくて、おいしいというほどのこともないが、食べられる。私も食べてみたことがある。
でも、保存って? 果肉の付いた果実をそのまま? それとも硬い内果皮(核)の部分を保存? だとしたら・・中の種子を食べるのか?
疑問が湧いてくる。


アツバキミガヨラン もうすぐ咲きそう。
ユッカガ(蛾)と1:1の共生関係にあり、日本ではユッカガがいないため果実はできない。

春は少しずつ進んでいる感じ。
次回4月には一気に春爛漫か?

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