梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

夾竹桃

2010-07-03 11:12:26 | 日記
暑い時期の花に夾竹桃が有る、強い植物らしく高速道路の街路樹に成っている、東名高速の浜松付近と湾岸道路の湾岸幕張辺りが多い、かなりの群生をする植物らしく3~4mの高さで株立ちなのか群生なのか分らないのだが略藪の様な体裁になる、季節のせいか妙に埃っぽいと言う印象が強い、あの花を見ると「暑いな」と言う気分になる、花は白だが印象としては花は薄い、密生した枝と葉の印象が強く、その癖花が咲くと妙に暑苦しい、夾竹桃には毒が有ると言う、川原でバーベキューをしていた若者が箸にしたら中毒になったと言う話を良く聞くが此れはどうだろうと思う、夾竹桃は乾いた土地を好み乾燥に強い、湿気の有る川原に有ると言う事もあまり考えられないしあの埃っぽい木を箸にしようとは思いにくいのではないか、枝ぶりもあまり適しているとは思えない、まあ教訓的な話かもしれない、畑の虫除けに植えると聞いた事もあるがそれもあまり見た事は無い、どちらかと言えば都会に多い、庭木になっていて壁越しに道路を覆う形の物は良く見た、此れが駐車中の陽射し除けに丁度良くて昔はその下に車を止めて休んでいた、今では駐車が煩くてとてもそうは出来ないが、その頃は未だ営業車にはクーラーなぞ無かったので窓を全開にして昼寝をするとやがて徐々に日陰が移動して暑くなって眼が覚める、目覚いらずの昼寝場所だった、今でも道路に大きく陰を落とし、風が吹くと木洩れ日が揺れているのを見るとふとその事を思い出す