松戸と三郷の通り魔事件の犯人が逮捕された、16歳の高校生だと言う、動機は「誰でもいいから殺したかった」と言う事らしい、
此処十年位か、この動機にならない動機の殺人が起きる、「人を殺してみたい」と言う思いは全く分らないし解りたくも無い。通りすがりの無関係の人間、しかも捜し歩いて突然襲い掛かる、
こんな事は昔から有ったのだろうか、有ったからこそ「キチガイに刃物」という言葉が有ったのだろうが其れは恐らく見れば解ると言う者だったのだろうし、家族も注意し廻りも避けていた筈だ、ましてや手に届く所に刃物なぞ置きはしない、
しかし現代は全く其れが見えない、ごく普通の人でごく普通に生活していて中に(人を殺してみたい)と言う物を抱き膨らめて行く、そして其れを実行してしまう、
もう1つ有ったのは「生きて行くのが嫌になった、しかし自殺する勇気は無い、無差別に人を殺してしまえば死刑になる、」と言う動機だった、つまり自殺する方法として殺人を犯すと言うのでは「死刑」と言う制度は全く抑止力にならないと言う事になる、
被害者の関係者は「極刑を」と言うが其れが彼らの目的なのだ、神戸の小学校襲撃事件も秋葉原の無差別殺人もそんな動機だった、これ等の犯罪にどう対処すればいいのだろうか、
自分が死ぬという事と人を殺すと言う事を対比させると言う事の意味すらなくなった、
ユダヤ教の「眼には眼、歯に歯を」と言う罪と罰に照らすと自殺の手段として彼らにとって有効な手段になってしまった、
そしてそれは簡単で確実な弱者に向かう、正に「卑劣」で許し難い方向に向かってゆき、卑劣だからこそ極刑を加えればその望むところになってしまう、
宗教的、道理的な教育は間違いなく必要だろうが今の社会的規範はこの崩れてしまった道義に明確な反論を加える事が難しいほどおかしくなってしまった、
直接的に命を奪うのではないが経済力と政治力と言う巨大な力は緩慢な殺人を振り撒いている、
弱い者から簒奪するのは人の道に反すると言う言葉は今の経済的優位者と政治化には通用しない、只前者は突発的に、「殺す」と言う行為に向うが後者は「結果的に死んでも殺したわけではない、」と言う事だが「このまま進めば死ぬだろう」と言う事は想像に難くない、病死・餓死は殺人ではないが「未必の故意」だと言ってもおかしくない位の状況に置かれている人間が少なからず存在する事は為政者も高資産階級も理解する必要がある
「殺したいから殺す」より若しかしたらもっとたちが悪いかもしれないのだと言うことも含めて
此処十年位か、この動機にならない動機の殺人が起きる、「人を殺してみたい」と言う思いは全く分らないし解りたくも無い。通りすがりの無関係の人間、しかも捜し歩いて突然襲い掛かる、
こんな事は昔から有ったのだろうか、有ったからこそ「キチガイに刃物」という言葉が有ったのだろうが其れは恐らく見れば解ると言う者だったのだろうし、家族も注意し廻りも避けていた筈だ、ましてや手に届く所に刃物なぞ置きはしない、
しかし現代は全く其れが見えない、ごく普通の人でごく普通に生活していて中に(人を殺してみたい)と言う物を抱き膨らめて行く、そして其れを実行してしまう、
もう1つ有ったのは「生きて行くのが嫌になった、しかし自殺する勇気は無い、無差別に人を殺してしまえば死刑になる、」と言う動機だった、つまり自殺する方法として殺人を犯すと言うのでは「死刑」と言う制度は全く抑止力にならないと言う事になる、
被害者の関係者は「極刑を」と言うが其れが彼らの目的なのだ、神戸の小学校襲撃事件も秋葉原の無差別殺人もそんな動機だった、これ等の犯罪にどう対処すればいいのだろうか、
自分が死ぬという事と人を殺すと言う事を対比させると言う事の意味すらなくなった、
ユダヤ教の「眼には眼、歯に歯を」と言う罪と罰に照らすと自殺の手段として彼らにとって有効な手段になってしまった、
そしてそれは簡単で確実な弱者に向かう、正に「卑劣」で許し難い方向に向かってゆき、卑劣だからこそ極刑を加えればその望むところになってしまう、
宗教的、道理的な教育は間違いなく必要だろうが今の社会的規範はこの崩れてしまった道義に明確な反論を加える事が難しいほどおかしくなってしまった、
直接的に命を奪うのではないが経済力と政治力と言う巨大な力は緩慢な殺人を振り撒いている、
弱い者から簒奪するのは人の道に反すると言う言葉は今の経済的優位者と政治化には通用しない、只前者は突発的に、「殺す」と言う行為に向うが後者は「結果的に死んでも殺したわけではない、」と言う事だが「このまま進めば死ぬだろう」と言う事は想像に難くない、病死・餓死は殺人ではないが「未必の故意」だと言ってもおかしくない位の状況に置かれている人間が少なからず存在する事は為政者も高資産階級も理解する必要がある
「殺したいから殺す」より若しかしたらもっとたちが悪いかもしれないのだと言うことも含めて