梟の独り言

色々考える、しかし直ぐ忘れてしまう、書き留めておくには重過ぎる、徒然に思い付きを書いて置こうとはじめる

悪相は居たが卑しい顔は無かった気がする

2011-12-02 19:11:14 | 雑記
消費税をどうしても上げたいらしい、確かに日本の財政は逼迫している、しかし民主党は選挙前には「増税をしなくても税の無駄遣いを減らし、隠れている埋蔵金で充分に間に合う」と言って政権の座に付いたのではなかったか?
正しく「政権」だ、政治責任ではなく政治権力そのものになってしまった訳だ、3・11の被災と言うのは復興国債を発行するのだから計算が違うだろう、
天下りは全て無くす筈ではなかったのか、年金は最低保証をするのではなかったのか、年金を納めて来た国民に不公平が出ない様に一律積み上げるといっていたのはどうしたのだ、
沖縄基地問題、八場ダム、子供手当て、数え上げれば切がない、しかし自民党にもう一度任せる気も無い、今自民党に政権が戻れば更に傲慢な政策をするだろう、
公明党に期待するのも無理がある、数の理論は仕方ないが一体何を考えて要るのか殆ど分らない、政権の為の政治を目指しているとしか思えない、
国民の為に舵をとるのが政治で政治の為の政権運営だと思うが政治権力を維持する為の政治になっている、
日本が此れからどうなるのか、彼らにも子供は居る筈だがその子供たちがどう言う日本に生きて行く事になるのか考えてみた事が有るのだろうか、
「我が子は絶対に政治家になるから庶民は関係ない」とでも言うのだろうか、
生まれ育った中では普通の庶民がその近くに居ないことも無いだろう、隣の家庭、時々飲みによる居酒屋の親父、買物をする店の人達、何より自分の子供達の友人とその家族が此れからこの国でどう暮らして、どう言う夢を見て生きて行くのか、
一旦赤い絨毯と国会の椅子から眼を転じて友人や隣人の顔を思い出す事は出来ないのか、今の政権に居る政治屋達の顔は実に卑しい、その最高の位置に居る男の顔は最高に卑しく醜い、何を言われても全く聞くつもりの無い顔だ、
泣いて懇願する人間を冷ややかに見下ろしてすがりつく手を足で踏みつけて平然としている表情だ、
怒りを通り越してしまった気分だが「絶望とは愚か者の結論なり」と言う賢人の言を噛み締めてやがてあの梯子から落ちてくるのを待つとしよう