La douce vie

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映画「ミスタア・ロバーツ」

2006-04-16 | cinema/観劇/舞台
両親が映画好きだったので、日本の俳優や映画監督の名前を覚える前にヘンリー・フォンダやヒッチコックの名前を覚えていました。
日曜洋画劇場で「今日はヒッチコックだよ」と言われると訳はわからないけど、なんだかとっても大切な映画を見れる気がして、わくわくしたものでした。
そんな子供の頃、家族で楽しみにして見た映画が「ミスター・ロバーツ」。子供心に面白かった。ということ以外はすっかり忘れていました。先日、久々に見ることが出来ました。

第二次世界大戦末期、ミスター・ロバーツは後方支援の貨物船の乗組員。前線部隊にトイレット・ペーパーなどを送る、戦争とはかけ離れた任務で乗務員達はのぞき見にうつつを抜かしていたり、仮病者があふれかえっている。この任務に嫌気を持ち、前線への申請をせっせと書いている。
しかし、嫌われ者の艦長は人気のあるロバーツを目の敵にしており、彼の申請書をにぎりつぶしていた。
ある日、部下の休暇のための上陸を取りやめようとする艦長とロバーツは駆引きをする。ロバーツの親友である軍医はロバーツが艦長となにか駆引きをしたと気づくのだが・・・。

戦時中が舞台でありながら、おかしく、痛快な物語です。物語は日本軍も絡んでおり、ロバーツに感情移入していると、日本人であることが切なくて・・・しんみりします。