実は、昨夜はほとんど眠れませんでした。
冨田選手が今日個人総合で優勝したら、ユニバーシアード、全日本、世界の三冠ではないか!ということに気付き、興奮してしまったのです。
美しさ、力技、安定感総てが抜きんでていた冨田選手の余裕のある圧勝でした。
そして、水鳥選手もあん馬の失敗を乗り越えて掴んだ2位は輝いていました。
ゆか
水鳥選手:すべてのシリーズともラインオーバーなく着地も安定しており、最後のトーマス宙返りを決め、高得点
冨田選手:ラインオーバーの多かったゆかでしたが、着実に着地を決め、ラインオーバーも1回のみ。
あん馬
水鳥選手:2ヶ所危ないところを持ちこたえたが、点数が伸びず、落下に等しい点数を落とす。
冨田選手:きれいにまとめ、高得点。ここで富田選手のプレッシャーはほぼ解消されたように思われる。
つり輪:
水鳥選手:予選より格段によくなっていた。特に上水平の静止の姿勢がよかったように感じた。着地もぴったり決める。
冨田選手:予選より丁寧に実施。静止姿勢が昨日よりきれいだった。着地で一歩。
跳馬:
水鳥選手:ドゥリックス。ぴたりと決めて笑顔でガッツポーズ!飛距離もあり、姿勢もよく高得点!私も思わず拍手。
冨田選手:ドゥリックス。着地で後ろへ一歩、持ちこたえる。
平行棒
水鳥選手:序盤の倒立で少し乱れたものの、まずまずの実施。着地もピタリ!
冨田選手:倒立姿勢が不十分なものがあったものの、アームモリスエもキレイに決める。しかし、着地がわずかに乱れる。
鉄棒
水鳥選手:伸身コバチ、コールマン、コバチと豪快に決め、観客を引き込む。着地もピタリと決める!!!
冨田選手:待ち時間に笑顔が見られる、余裕を感じる。水鳥選手同様、落ちるはずもない安心感を感じるコールマン。最後の着地が大きく乱れ、ドキリ!冨田選手らしからぬ、あーあ、という苦笑いすら余裕の優勝!
終わった後で書くのはかっこ悪いことですが、昨年の全日本選手権で冨田選手のつり輪をみた時、御前試合で鉄棒の着地を決めたときに必ず近い将来世界一をとるだろう、と感じていました。そして今年の5月の二次選考会でびっくりしたのは冨田選手は他の選手にないオーラを漂わせていたことです。
そして、水鳥選手!今日のMVPは富田選手かもしれませんが、水鳥選手も私にとってMVPです。あん馬の失敗から立て直す精神力の強さ、着地を決める丁寧さ。冨田選手について「ライバルというか上の人」と謙遜していましたが、今年、冨田選手を2度破ったのは水鳥選手、あなただけです!
明日の女子、そして種目別もこの波が続きますように。
体操協会HPに結果が出ました。
31年ぶりの快挙に
速報も!