La douce vie

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壁掛けフック

2010-10-29 | 雑貨・table wear
ずっと欲しかった。
ベルトをかけるところがほしかったし、小さなバッグとかもかけたかった。
本当は6千円のやつを「どうしようかなー」と悩みながら検討してたところ、雑貨屋さんの500円均一のコーナーで発見。「これでいいわー」
便利・便利。

フィギュアスケート:NHK杯2010雑感 男子他

2010-10-27 | figure skathing、ice show
女子の評価が厳しめだと思ったので、男子も点数が厳しめだろうと思ったけれど、やはりよいのか悪いのかイマイチ分りません。

男子も軟体スピナー&4回転&ダンサーの楽しい大会に。

高橋選手:SPはカーニバル・オン・アイスのステップのはじけようを思うと今回はやや控えめ感。やはり緊張があるのだなと思いました。3Aでお手付きとは・・・。それより3F-3Tの方が気になりますが・・・。ジャンプを取り戻すって本当に大変なんですね。
衣装はガラガラの方が肌襦袢より目をくぎ付けにさせてくれるし、引き締まって見えるし、こちらの方が好き。

FSは4T成功。3A成功、4Tは練習で確率がよいわけではないと言っていたので、決めてくれてよかった。前半は表現が丁寧でトランジッションでぞくぞくさせられるような美しい動き。
後半は体力不足を露呈。3F-2Tに・・・あぁ。3Sが1S?に。最後の3Lzのコンビで転倒。
まだまだ完成は先のよう。技術ももちろんのことですが、表現もワインが熟成するように完成するとどんな風になるのか、楽しみです。
彼は6.0時代の心を持つ最後の世界チャンピオンだと思う。(6点満点時代がよいと言っているのではなく、当時のプログラムに対する価値観を持っているという意味)
この衣装の場合はジャパンオープンの時のように髪が派手やかな方があってるような。袖もSPより太く感じて彼本来の腕の動きの美しさを少々損ねているよう。

アボット選手:SPがナハロさんということで、そういう目でみてはいけないけれど、ステファンのフラメンコやってみたかったのね、と思ってしまった。
よく表現しているけれど、パッションとかエレガンスとか男の色香とか。そういうものがこの作品に加味されていくと嬉しい。
FSの「ライフ・イズ・ビューティフル」は彼のスケーティングや表現にぴったり。

フロラン・アモディオ選手:ダンサーですね。
ジャンプもうまいし、スピンも早いし、観客にみせながらステップを踏むことができる。
来年(×→来季つまり再来年の間違いでした。すみません)はフランスのワールドだし、今年の出世株となりそう。モロゾフコーチの溺愛ぶりが・・・。たしかに振付の意味の解釈の感度がよいスケーターですので、振付のし甲斐がありそう。

羽生選手:NHK杯デビューで4回転成功!すごい。競技の緊張からか後半は体力不足でしたが、シニアでまずまずのスタートでは。

ショーン・ソーヤ:「アリス・イン・ワンダーランド」が彼らしくて魅力的。
ショーン大っ好き。彼の表現力は男子選手の中でも5本の指に入るくらい好きです。
彼のために回転不足の価値点が上がってよかった・・・。
スパイラルもスピンもただ軟体なだけでなく、腕まで綺麗なんですね。彼は音楽が流れている間、ずっと腕の動きが綺麗な数少ない選手の一人。そして男らしく尚且つエレガンスさがある。
できれば、襟だけでなく、もっともっとマッドハッターっぽい衣装になって東京ワールドに戻ってきてください。

ケヴィン・ヴァン・デル・ペレン選手:
SPはイマイチでしたが、FSは別人のようにジャンプをばしばし決めました。気持ちよかった!!!

デニス・テン選手:SPはステファンの振付ということで、楽しみにしていました。
ところどころステファンを思い出す動き。デニス選手もよく踊る選手ですよね。
FSはジャンプのタイミングを見失ったようで残念。

無良選手:SPで4-3を決めた!そのあとがもったいなかったけれど、SPでいかに4回転と3Aを共存させるのが難しいかよく分ります。
腕の動きもずいぶんと優しくなって、今年の全日本男子は本当に面白くなりそう。

体操、内村選手2冠おめでとうございます。
日本人選手初とは意外。

フィギュアスケート:NHK杯2010 雑感

2010-10-25 | figure skathing、ice show
あっという間にシーズンが本格的にはじまった感じです。
ルール改正あったし、初戦なので点数の出し方が厳しいだろうし、いいのか悪いのか分らない評価でした。
でも、プロトコルを見るのが嫌いなので(ジャッジに対して腹立つから)、シーズン中様子を伺います。

アイスダンス

シブタニ兄弟が素晴らしかった。クラシカルなエレガントさ。
ツイズルもきびきび、リフトもいいし、やはり音楽に対する感性が素晴らしい。
彼らは中身はまるっきりアメリカ人だと思いますが、日系ということで親しみも感じます。

デービス&ホワイト組
シーズン初戦ということで、滑りこなしてない感がありますが、
技術的に高難易度をてんこ盛りという印象。で、作品がまだあんまり前面にでていない印象。
このカップルは新採点法で育ったアイスダンサーだなぁ、と思います。


ペア

高橋&トラン組
デビューで3位おめでとう!!!
シニアの中でも技術的にも表現的にもいいものだったと思います。
FSでは高橋成美選手のジャンプの失敗が目立ちましたが、よく最後まで表情を曇らせず滑り切りました。
インタビューで高橋成美選手のしゃべりたい、しゃべりたいという気持ちが全面に現れていて可愛かった。

パン&トン組
安心して見てられますね。技術的にも安定していて表現も抒情的で丁寧。

女子

女子はキーラ、エレーネ、アシュリー、キャロライン、レイチェル、カロリーナと素敵な選手がいっぱい。
それぞれいろいろなところで好きなところがある選手ばかり。アメリカはこういう年はトップレベルの選手を派遣するんですね。
ルール改正で嬉しいところは、レベルをとるために見ていて美しいとは思い難いスパイラルがなくなるであろうこと。

ジャン:成長していてびっくり!FSではジャンプの失敗の後、滑るのをやめるのかとはらはらしながら見ていました。

村上選手:すごいプログラムを用意してきましたね。技術がどうのというより、
シニアにデビューした挨拶代わりのプログラム。「私に恋してね!」みたいな。レベルということを通り越してこれだけ作品を作る選手とは。
FSの失敗も今後を思えばよい勉強になったろうし、ファンもメダルも反省も得ることの多いデビューだったと思います。
今シーズンのイキイキとした彼女の戦いぶりは結果に関わりなく楽しいものになるかもしれません。
SPもFSも衣装のインパクト強いなー。あの水玉の衣装、真央ちゃんの大きなリボン(ピンクのリボンに水色の衣装)並みの可愛すぎ度でしょう。
実は女子は中野選手が引退して、どれだけ目を向けられるかなぁ、と思っていたけれど、今シーズンは村上選手に注目しようかと思います。

キーラ:時々、その衣装のラインがちょっと残念と思うことがあるのですが、今回のSPの衣装素敵ですね。FSは背中がもう少し空いてもいいかと思うけれど、彼女は露出が嫌いなのだろうな。最後のポーズもうっとり。

エレーネ:ステップのディープエッジがすごい!

カロリーナ:本当の本調子ではないだろうけど、SPをクリーンに滑ってほっとしました。
カロリーナの衣装は私だったら選ばない(選べない)デザインなのだけれど、本当に素敵!と感心させられます。SPはレースが素敵だし、FSの衣装は本当に繊細な色が彼女にあっていて、デザインも素敵。

レイチェル・フラット選手:若いのに安心して見てられる選手の一人。ジャンプは確実だし、ムーブメントもエレガントだし。

アシュリー・ワグナー選手:
彼女にしては珍しく取りこぼすようなミスが多くてびっくり。まぁ、シーズン初戦だしということでしょうか。

浅田真央選手:長い目で待ってますよ。


浅田選手も村上選手もメイクが上手くなったと思ったけれど、KOSEのメイクの方かな?自然で清楚だけれど、華がある。氷映えして素敵。できればGPシリーズに帯同して日本女子のサポートをしてあげてほしい。



フィギュアスケート:NHK杯総集編雑感

2010-10-22 | figure skathing、ice show
NHK杯の開幕を前に過去の総集編が放送されていました。
過去の映像目当てでビデオに録画したのですが、やっぱり、今回のための編集ではなく、毎年放送しているものですね。ざーっくりと。。。

2009年は記憶に新しいのでおいといて、2008年はポンセロのフリーが見たかったのだけれどなかったですよね。がっかり。
それからペシャラ&ブルザの「LIFE IS BEAUTIFUL他」もみたかったのだけれど、放送なしですか。
この年は浅田選手、鈴木選手、中野選手がFSでそれぞれ素晴らしい演技をしてくれたことがハイライトでした。
この年は中野選手、鈴木選手のFSが本当に好きでしたが二人とも世界選手権に選出されずに残念な思いをしたものでした。

2007年はなんといっても、ケア兄弟の「蛍の光」。放送されなかった・・・。ヴァーチュ&モイヤの「シェルブールの雨傘」は世界選手権で見た時とてもいい作品だと気がついたのですが、NHK杯ではODの「黒い瞳」の作品の印象がよくなくて、FDの方のよさに気がつかなかったことが悔やまれます。

2006年は橋選手VS織田選手の印象が強かったけれど、小塚選手があんなに若いのにスマートなスケートをしているのにびっくり。あの時点で大人ですよ。
カナダのデュブレイユ&ローゾン組の「AT LAST」は大好きな作品だけれど、NHK杯の印象が薄いなと思ったら演技がこなれていない感。
逆にシェン&ツァオの「タイスの瞑想曲」はこの時点で表現の完成度が高い。こちらも名作で忘れ難いです。


体操世界選手権で女子団体が5位!
鶴見選手をはじめ、みなさんよく頑張りました!
男子だけでなく女子もがんばってくれて嬉しい!

フィギュアスケート:「カーニバル・オン・アイス」他

2010-10-20 | figure skathing、ice show
カーニバル・オン・アイスをはじめ、THE ICEとフレンズの放送のざっくりとした感想。
書いていないスケーターに他意はないです。ただ、立て続けだったので印象が残ったものだけ。(書いていることもあんまり意味がないなー)

「カーニバル・オン・アイス」

例年よりゲストが多い印象。
今年は行きませんでした。昨年まで頂いていたチケットが実は貴重なチケットだったと分って今年は遠慮しました。(ひやひや)

羽生選手「新FS」
フリーを滑ってくれました。最初は4回転跳んでましたか?チャレンジがすごいですね。

本田さん「アランフェス協奏曲」
名作を時折このように披露してくれることはよいことだな、とふと思った。

アダム・リッポン「ニュー・シネマ・パラダイス」
うまいですね。くわえて美少年でアメリカ人で金髪で巻き毛で。
将来が約束された感。

サーシャ・コーエン
この1回公演のために来たのですか。お疲れ様です。
サーシャらしい溌剌としたセクシーさのプログラム。

プルシェンコ選手:
白い長袖Tに黒いパンツ。エヴァンとおんなじだ。と思った。

小塚選手
カート・プロデュースですよね。いいですね。
表情とか腕や姿勢のポジションを意識して演じているのがよくわかります。
この演技(プログラムとしてのパッケージとして)のベクトルの先にジェフがいるのでは、と、なんとなく思った。

ジェフリー・バトル
1曲目がジェフが好んで選曲した感じ、2曲目がみんながジェフに求めている音楽という感じ。

荒川さん:サラ・ブライトマンの曲+「アヴェ・マリア」
アヴェ・マリアがアンコールだったのですね。プロになってから節々でこのプログラムを演じますが、毎回のように演技と衣装が違う気がします。
今回はなんといっても最後のポーズ。その、美しさといったら。

高橋選手の「アメリ」「SPステップ」
DOI、FOIから進化していますね。
「アメリ」は細かいミスがあるけれど、自由に体を動かすようになった感じ。
アンコールのステップはFOIの時より、ダンスになってますね。どうやったらあんなに頭を振りまわせるのか!?

浅田選手「ショパン」+フリーのステップ
試合後もジャンプの調子が掴めず。しかし、プログラム自体はいいです。
フリーのステップは笑顔も出ていて、自信にあふれている気がしました。


「Going!フレンズ・オン・アイス」

メンズ・ナンバー
これは、やっぱり、1ショー限りのナンバーとしてはかなり大変な作業だったと思います。ダンスやフォーメーションを沢山覚えなきゃいけなくて大変だったろうな。
きっと、日本人は特有の真面目さで、エヴァンとイリヤはプライドでイヤと言えなかったような(笑)おかげさまで観客としては楽しませていただきました。

高橋選手「マンボ+サンバ」
シェーリーン、張り切りすぎでしょう。というのが第一印象。
フレンズで高橋選手の演技の時にシェーリーンが席に座って見ていたことを思い出しました。

荒川さん「Who Wants to Live Forever」
藤色の衣装が美しくて、もっと近くで見てみたいと思っていたので演技と衣装を堪能できてよかったです。
荒川さんは露出の大きな衣装を着ても下品に見えないのは本当に天からの授かりものだと思います。


「THE ICE(ダイジェスト)」
フレンズと対極っぽくてインパクトありましたー。悪い意味じゃないですよ。
パリが舞台とか、お祭りとか、衣装とか、おもてなしとか。・・・なんかすごい。



Deuxパティスリー・カフェの「アルデュール」と焼き菓子

2010-10-18 | patisserie / favarite sweets
Deuxパティスリー・カフェのカフェにて。
夕方でしたが、席は常に埋まっている状態でした。



私が頼んだのは「アルデュール」キャラメルソースとナッツのタルト。
ビターチョコレートでコーティングされているので引き締まります。
これも美味しかった。



お土産にと焼き菓子を頂きました。
細長い方がチーズ味、丸いのがガレット系。食べ応えのある焼き菓子で1つ食べると満足感が大きい。

吉右衛門様っ!

2010-10-15 | cinema/観劇/舞台
先日、また歌舞伎に誘われて行ってきました。
私のところにまでくる話なので、きっと「歌舞伎教室なんだろうなー」と思って行ったら、
半蔵門の駅のポスターを指さされ、「今日はこれ
まさかと思いましたが、中村吉右衛門主演じゃありませんかっ!実は私は吉右衛門さんのファン。鬼平もみてました。
吉右衛門さんの歌舞伎を見る日がくるだなんて・・・

あまりにもテンションが上がりすぎ、お芝居が始まってもしばらく中村吉右衛門さんにしか目がいかない。
他の方がしゃべっていてもどうしても目が中村吉右衛門さんに行ってしまう。。。
これはいかんいかん、と思って物語に集中するよう心がけました。

今回は幕末モノ2つ。
「天保遊俠録」では中村吉右衛門さんは勝麟太郎の父親役。英才の麟太郎の将来を考えて上役の接待を画策するのですが・・・
という江戸っ子気質の父親役がぴったり。

そして「将軍江戸を去る」では吉右衛門さんは無血開城により、城を明け渡す将軍家慶役。

見どころは西郷どん(中村歌昇さん)の1時間にわたる(こちらの心的印象)長台詞と
中村吉右衛門さんが前半の「天保遊侠録」は江戸っ子気質の父親を演じるのに対し、こちらでは将軍役として重厚な演技をするところでしょうか。

中村吉右衛門さんは声を張り上げるだけでなく、力を抜いて話す抑揚が人柄を感じさせる話口調で大好きです。
歌舞伎を見る目はまったくないけれど、中村吉右衛門さんの生のお芝居を見ることができてシアワセです。


お芝居が終わった帰り道、家族がしみじみと
「松本幸四郎よかったねぇ」
「・・・。それは、吉右衛門をみて、やっぱり幸四郎はよかったと思ったということ?」
と突っ込んでしまった。ボケる方もボケる方だが、突っ込む方も大人げない。

最近読んだ本.40

2010-10-13 | book/comic
「大聖堂」ケン・フォレット
面白かった!中世のイギリス。大聖堂を建てることを夢見て家族を引き連れて放浪するトム。子供の時に修道院に引き取られ、キングスブリッジの修道院長になることを志すフィリップを中心とした周囲の人々の物語。
どんどん話に引き込まれる。が、「え~、こんなところで終わってしまうの・・・」というところがなんともストレス。

「名探偵の掟」東野圭吾
あまりにもバカバカしくて途中で読むのやめた、とぐら君パパに言われたのですが、ケチ根性で最後まで読んでしまった。
なんとなく居酒屋でサスペンスについてつっこみを入れている話を小説にしてしまったような、マンガチックなような。

「のだめカンタービレ」~最終巻 二ノ宮知子
千秋と父親との再会がワンパターンではなく気に入ってます。最後はこういう終わり方なのか。こういう形にしないと終わらないのか。という気も。

「ゲド戦記Ⅴ アースシーの風」ル・グウィン
晩年のゲド。最初だけ出てくるけれど、本筋にはほとんど現れない。
ハンノキという男がゲドのもとへ訪ねる。その昔、ゲドが行き、帰ってきた「生垣」に夢で行き、死んだ妻に会ったという。ゲドは一緒に旅をしたレバンネンのもとへハンノキをおくる。テナーが活躍する物語と言ってもよし。

「笑う警官」佐々木譲
婦人警官殺害の容疑をかけられた警官に射殺命令が。かつて、おとり捜査を組んだ相棒が組織から距離をおいて捜査。そこには複雑な内部事情が絡み合っていた。
最後のくんだりで、ああするとこうなるから手をうたなくていいのかな?と読み進めたらその通り、「詰めが甘~い」(内容にというより、主人公に)と思いましたが、テンポよく読めました。

フィギュアスケート:Japan Open 2010

2010-10-11 | figure skathing、ice show
早くも新シーズンの到来ですね。

荒川さん:「夕顔」
「和」のプログラム。狩衣のような美しい羽織で登場。扇子を使いながら滑るプログラム。
曲で想像している以上に踊るなぁ、と思った。
フレンズの頃から2Aの軌道が最後が「6」を描くようにぐいっとまわるところが気になりますが、トータルでは相変わらず美しい。



ジェフリー・バトル:「グレン・グールド・メドレー(でしたよね?)」
これはたしか、トリノイヤーでオリンピック前まで演じていたプログラムだったかと思います。
ジェフは足元のエッジさばきがきびきびしている上、上半身の見せ方が本当に美しい。イーグルなんかもただ、足元や体の角度が素晴らしいスケーターは沢山いるけれど、それに加えて音楽を解釈した表現が素晴らしいい。小さなジャンプミスが目立ちましたが、昔は苦手だったルッツもきっちり入れてくれました。

ミハル・ブルジナ選手:「巴里のアメリカ人」
このプログラム好きだったので、引き続き使ってくれて嬉しいです。
私は好きなプログラムは2年くらい使っても飽きない人です。ポンセロのFSとか。はい。いいプログラムでスキルアップさせるというのはいいことだと思う。
怪我明けとのことですが、4Sを決めてくれました。大きなジャンプが魅力的、4Sはジュベール選手以来久々に見たような(カナダのケビンあたりも跳んでいるかな?)後半は疲れが見えましたが、GPシリーズには調整してくるでしょうね。

小塚選手:リスト
小塚選手にぴったりの正当派のクラッシック。4回転、着氷したように見えましたが、転倒。でも、頑張った!スピンとかで取りこぼしがなさそう。途中でジェフが拍手しているのがみえたてなんとなく嬉しい。

アダム・リッポン選手:「ラフマニノフのピアノ協奏曲」
彼にぴったりですね。北米のスケーターらしく、ジャンプを手堅くまとめ、他の要素でもきちんとポイントを稼ぎ、表現も丁寧に見せる。文句をつけるところなしというところでしょうか。リッポン選手をみるたびにジョニーの後継者が現れたなぁ(ルックス的にも表現のなめらかさも)といつも思ってしまう。。。

エフゲニー・プルシェンコ選手:「ニジンスキーに捧ぐ」
トリノで金メダルを取った後のプルシェンコは2回転を跳ぶのも精一杯という感じでお腹も出てしまって、それでも「どうだい!俺」という感じであまり演技がみたーい、と思えなかったのですが、バンクーバー後の彼はどうでしょう、彼のトレードマークの4回転はないものの、きちっと仕事をしている感じです。

高橋選手:ピアソラのタンゴ
気に入りました。楽曲に表現が引き上げられるというより、表現力に力量がないとおいてかれそうな音楽を濃密な表現で仕上げてくれました。
今回は4回転を決めたのがハイライト。昨年のオリンピックまではジャンプの瞬発力と軸の締め方が「あぁ、4回転決まりそうにないな」という感じだったので、本当に嬉しいです。
そのあとの3Aは失敗。3Aの後の3Loは助走が短すぎて、3Aできちんと着氷しないとリスキーだと思いました。それから、やはり3F-3Tがクリーンでないのも昨年に引き続き気になるところ。スピンは今シーズンも課題ありそう。後半は明らかに疲れが見え、まだ調整していないな、という感じ。彼にしては腕の動きが大雑把なところが節々に見られるけれど、これは滑るにつれて美しくなるに違いないという確信があるので、心配していません。でも、魅せどころはきっちり。特にスローパートの音楽の解釈が哀愁がにじみ出ていて素敵、疾走するステップとスローパートの表現のコントラストが印象的です。がくっがくっがくっと音楽にあわせて体が動くところとか、切ない思い出を振り切るような動きが素敵。


ユリエ・セベスチェン選手:
ピンチヒッターとして引退後にこられたということで、FSを滑るのは大変だったと思います。
上半身のハキハキした動きがセヴェスチェン選手らしい。ジャンプもまとめあげてくれて、今回のために練習してくれたんだなぁ、と嬉しくなりました。

安藤選手:グリーグ
なんか東京ワールドのFSを思い出しました。今シーズンのジャッジングの変更はどちらかというと安藤選手に有利なのではないかと思っています。

シンシア・ファヌフ選手:パガニーニの狂騒曲
ちょっと意外な選曲。最後のキメ顔が彼女らしい。

サラ・マイヤー選手:「コレラの時代の愛」
ロスト・バゲージで来日してから練習ができなかったという話を演技後に聞きましたが、よくここまでまとめあげてくれたな、サラ、ありがとう。サラの衣装はいつも素敵。

浅田真央選手:「愛の夢」
浅田選手の軽やかでのびやかなスケートにぴったりの選曲、振付。
ジャンプが跳んでから回転するタイミングを考え過ぎてしまっているような、回転に入るのが遅い印象。緊張やミスからくる疲れからなのか、まだ新しいジャンプに慣れてないからなのか分りませんが。
プログラム自体は好印象。目先の成績は気になるものですが、佐藤コーチのコーチングで磨かれていく姿を楽しみにしたいです。衣装は「月の光」の夏服版という感じ。
他紙は知りませんが、日経新聞ではフィギュアスケート担当の記者の方も荒川さんも彼女については「浅田選手は基礎からやり直しているところ、結果がついてこない時も長い目でみてほしい」という内容の暖かいコメントを掲載せています。本人もファンもどかしいし辛いだろうけど、長い目でみてよかったと思える時がくることを信じています。

ロシェット:「サムソンとデリラ」
素晴らしい出来。このプログラム大好きだったので、見れて嬉しい。
昨年、はじめてみた時に「あぁ、ロシェット選手の代表するプログラムが出来たな」ととてもうれしく思ったものでした。彼女のエレガントさとパワフルさを兼ね揃えた魅力あふれるプログラム。
ロシェット選手が競技に不参加を表明しているので、荒川さん、太田さん、中野さんに続き、また、お気に入りのスケーターが競技からいなくなってしまうなぁ。


ネーベルンボルン杯町田選手優勝!おめでとうございます。
パッションが体から湧きたってくる素敵なスケーターなので、シニアでも活躍してほしいと思っていました。特に全日本の層が厚くなりつつあるので、GPシリーズでこつこつとシニアのキャリアを積み上げて、全日本で活躍してほしいです。

スイス旅行:ジュネーブ、駅

2010-10-08 | ドイツ・スイス旅行
朝のお散歩。





ジュネーブに着いたと思ったら束の間。もう、出発する時間です。



駅へ向かいました。



ちょうど、日本から持って行ったMINTIAがなくなったので、現地調達。ケースがわりと大きい。味はわりと薄い。酔い止めの役割も果たしているのでもうちょっとミントの味があってほしかったな。きっとスイスの方々が日本のをなめたら、辛い、毒々しいと思うに違いない。





TGV is the fastest train in the world.

なんて英語の教科書で習いませんでしたっけ?そのTGVに乗ります。
スイス旅行はこれにて終了。
滞在日数は短かったのですが、長~く書いているうちに「そんなに海外旅行に行けないから」と家族に同情されてしまいました。
でも、私はもう一回旅した気分で楽しかった。
スイスの次に行ったところは・・・また、別のお話。