第一次世界大戦前後のイギリス、アメリカ、ドイツ、フランス、ロシアの登場人物を描く。
最初は炭鉱労働者の一家のジェフリー・アーチャーのような立身出世物語かと思いましたが、いろいろな国のいろいろな立場の人間の物語を万遍なく描いている印象。
史実や実在の人物も混ざっているので、歴史をきちんと勉強していれば、もっと楽しく読めたのに、と思いました。
贅沢をいえば、登場人物たちをもっと縦横無尽に絡ませて欲しかった。
「大聖堂」みたいな作品を期待していたんだと思う。
最後の方で日本が人種差別撤廃の要求(史実)をしていて、白人の登場人物がそれをさり気なく却下するシーンが描かれているのが、イギリスを舞台にしたこういう物語にしては珍しいように思いました。
「巨人たちの落日」ケン・フォレット
最初は炭鉱労働者の一家のジェフリー・アーチャーのような立身出世物語かと思いましたが、いろいろな国のいろいろな立場の人間の物語を万遍なく描いている印象。
史実や実在の人物も混ざっているので、歴史をきちんと勉強していれば、もっと楽しく読めたのに、と思いました。
贅沢をいえば、登場人物たちをもっと縦横無尽に絡ませて欲しかった。
「大聖堂」みたいな作品を期待していたんだと思う。
最後の方で日本が人種差別撤廃の要求(史実)をしていて、白人の登場人物がそれをさり気なく却下するシーンが描かれているのが、イギリスを舞台にしたこういう物語にしては珍しいように思いました。
「巨人たちの落日」ケン・フォレット
ソチ五輪が終わりました。
採点競技の多い冬季五輪なので、いつも割り切れない思いがすることが多い、冬季五輪。
だから、いつも期待に胸膨らますことがありません。
今回の採点に関しては、バンクーバー五輪の時はこういう風にこの選手に点数が出たので、ルールブックとか関係なく、ソチではこういう風に点数が出るのではないか、という予想があって、当たっていることが、やっぱりだよ、という感じで残念で、演技にというより、そういうことをメインにして感想を書いてしまいました。
それでも、選手たちの奮闘を見ていると自然と心揺り動かされてしまうのが冬季五輪かもしれません。
EX
町田選手:彼の代表EXを持ってきてくれてよかった。あのプログラムはどの国に行ってもウケますね!
浅田選手:エッジワークが歌とぴったりなんですよね。すごいなぁ。
この五輪でもっともツィート数が多かったのは、浅田選手の名前だったとか!
あのフリーで浅田選手はミシェル・クワン以来の金メダル以上のものを手に入れました。
高橋選手:
この4年間で一番好きなEXを選んでくれて嬉しい。
今回の五輪のスポットライトは高橋選手に当たらなかったことは事実です。
しかし、高橋選手は6位にも関わらず、エキシビションに招かれただけでなく、一部のトリを務めたました。
地元ロシアのアイスダンスカップル銅メダリストのイリニフ&カツラポフも一部で滑っていたのに。
フランスのテレビ局も自国のアイスダンスの4位ペシャラ&ブルザのインタビューを待たせた状態で、高橋選手の演技を優先して放送しました。
これは「高橋大輔」というスケーターがどういう立ち位置にいるスケーターなのか示しています。
でも、こういうことは日本のメディアは気づかないでしょう。取り上げないでしょう。
4年前、トリノの世界選手権で高橋選手が優勝した時も、地元の国民的スケーターのコストナーでも、五輪王者で世界王者にもなったヴァーチュ&モイヤでもなく、高橋選手が大トリを務めたにも関わらず、日本のテレビ局はさらりと浅田真央選手と順番を差し替えました。これに関して浅田選手を責めるつもりは毛頭ありません。(それはまったくのお門違い)単純に真央ちゃんの方が数字がとれる、という思惑で差し替えたのでしょう。
ただ、同じ国の選手がなしえた自国でもなければアジアでもないヨーロッパ開催の世界選手権の大トリの役目はトップスケーターにとって非常に価値ある名誉なことにも関わらず、日本のメディアはそれに気がつかず、スルーしてしまう空しさがあります。
結局のところ、「高橋大輔」というスケーターの世界での立ち位置をこの国の大部分の人は知らずに彼の現役生活は終わってしまうのか、というやりきれない気持ちがあります。
サブチェンコ・ゾルコビー:この二人はしっとりしたEXが大好きです。SPをピンクパンサーに戻した時は「えぇ、えぇ、あなたがピンクちゃんだということは知ってましたよ」と思いました。
パトリック:EXではロシアのお客さんも手拍子をしてくれて、嬉しそうでしたね。
最後は胸がはだけてしまったのが、気になっているのが・・・それくらい見せたっていいじゃん。隠す方が気になる。
カロリーナ:金髪のシェヘラザードはヨーロッパの絵画のようです。パンツの部分がどうして肌襦袢なのか・・・そっちが気になりました。
ソトニコワ選手:この蝶のような演技をジャパン・オープンで見たときは「これ、五輪でチャンピオンになった時もやるのかな~、となんとなく思ったのですが、やりました。
羽生選手:体調不良とのことですが、バンバン大きなジャンプを跳んでいますね。若いって素晴らしい。
凱旋のさいたまワールドが楽しみですね。
ボロソジャー・トランコフ:トランコフの髪型が気になって気になって。きっと見返してもやっぱり髪型が気になると思う。今回の五輪に関しては前回のヴァーチュ&モイヤ組のように地元でも納得の金メダリストという感じでした。
採点競技の多い冬季五輪なので、いつも割り切れない思いがすることが多い、冬季五輪。
だから、いつも期待に胸膨らますことがありません。
今回の採点に関しては、バンクーバー五輪の時はこういう風にこの選手に点数が出たので、ルールブックとか関係なく、ソチではこういう風に点数が出るのではないか、という予想があって、当たっていることが、やっぱりだよ、という感じで残念で、演技にというより、そういうことをメインにして感想を書いてしまいました。
それでも、選手たちの奮闘を見ていると自然と心揺り動かされてしまうのが冬季五輪かもしれません。
EX
町田選手:彼の代表EXを持ってきてくれてよかった。あのプログラムはどの国に行ってもウケますね!
浅田選手:エッジワークが歌とぴったりなんですよね。すごいなぁ。
この五輪でもっともツィート数が多かったのは、浅田選手の名前だったとか!
あのフリーで浅田選手はミシェル・クワン以来の金メダル以上のものを手に入れました。
高橋選手:
この4年間で一番好きなEXを選んでくれて嬉しい。
今回の五輪のスポットライトは高橋選手に当たらなかったことは事実です。
しかし、高橋選手は6位にも関わらず、エキシビションに招かれただけでなく、一部のトリを務めたました。
地元ロシアのアイスダンスカップル銅メダリストのイリニフ&カツラポフも一部で滑っていたのに。
フランスのテレビ局も自国のアイスダンスの4位ペシャラ&ブルザのインタビューを待たせた状態で、高橋選手の演技を優先して放送しました。
これは「高橋大輔」というスケーターがどういう立ち位置にいるスケーターなのか示しています。
でも、こういうことは日本のメディアは気づかないでしょう。取り上げないでしょう。
4年前、トリノの世界選手権で高橋選手が優勝した時も、地元の国民的スケーターのコストナーでも、五輪王者で世界王者にもなったヴァーチュ&モイヤでもなく、高橋選手が大トリを務めたにも関わらず、日本のテレビ局はさらりと浅田真央選手と順番を差し替えました。これに関して浅田選手を責めるつもりは毛頭ありません。(それはまったくのお門違い)単純に真央ちゃんの方が数字がとれる、という思惑で差し替えたのでしょう。
ただ、同じ国の選手がなしえた自国でもなければアジアでもないヨーロッパ開催の世界選手権の大トリの役目はトップスケーターにとって非常に価値ある名誉なことにも関わらず、日本のメディアはそれに気がつかず、スルーしてしまう空しさがあります。
結局のところ、「高橋大輔」というスケーターの世界での立ち位置をこの国の大部分の人は知らずに彼の現役生活は終わってしまうのか、というやりきれない気持ちがあります。
サブチェンコ・ゾルコビー:この二人はしっとりしたEXが大好きです。SPをピンクパンサーに戻した時は「えぇ、えぇ、あなたがピンクちゃんだということは知ってましたよ」と思いました。
パトリック:EXではロシアのお客さんも手拍子をしてくれて、嬉しそうでしたね。
最後は胸がはだけてしまったのが、気になっているのが・・・それくらい見せたっていいじゃん。隠す方が気になる。
カロリーナ:金髪のシェヘラザードはヨーロッパの絵画のようです。パンツの部分がどうして肌襦袢なのか・・・そっちが気になりました。
ソトニコワ選手:この蝶のような演技をジャパン・オープンで見たときは「これ、五輪でチャンピオンになった時もやるのかな~、となんとなく思ったのですが、やりました。
羽生選手:体調不良とのことですが、バンバン大きなジャンプを跳んでいますね。若いって素晴らしい。
凱旋のさいたまワールドが楽しみですね。
ボロソジャー・トランコフ:トランコフの髪型が気になって気になって。きっと見返してもやっぱり髪型が気になると思う。今回の五輪に関しては前回のヴァーチュ&モイヤ組のように地元でも納得の金メダリストという感じでした。
よかった!
この映画は公開中に見に行きたいな、と思っていて結局見ることができなかったのですが、評判がよかったし、ずっと気になってました。
期待値が大きかったのに、満足できた、という良い結果でした。
文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」
インドで動物園を経営する家族が移民するために動物たちと船に乗る。
航行中に嵐に遭い、何匹かの動物と救命ボートで大海原を漂流することになった16歳の少年。
漂流の中で餓えたトラと16歳の少年の日々を描く。
物語も「どうなるんだろう?」と気になりますが、とにかく映像が綺麗。夜の星空が海に映ったり、クラゲが蛍光発色していたり。
ラッセンの絵のような非現実な美しさが、CGってこういう風に使ってくれると楽しいな、と思わせてくれます。
最後に保険調査員がなぜか日本人で「なんでこういう役は日本人なんだろう」とつい思うのですが、最後の文章は気に入りました。
アン・リー監督はハリウッドで重鎮になってきましたね。
この映画は公開中に見に行きたいな、と思っていて結局見ることができなかったのですが、評判がよかったし、ずっと気になってました。
期待値が大きかったのに、満足できた、という良い結果でした。
文学賞ブッカー賞に輝いたヤン・マーテルのベストセラー小説「パイの物語」
インドで動物園を経営する家族が移民するために動物たちと船に乗る。
航行中に嵐に遭い、何匹かの動物と救命ボートで大海原を漂流することになった16歳の少年。
漂流の中で餓えたトラと16歳の少年の日々を描く。
物語も「どうなるんだろう?」と気になりますが、とにかく映像が綺麗。夜の星空が海に映ったり、クラゲが蛍光発色していたり。
ラッセンの絵のような非現実な美しさが、CGってこういう風に使ってくれると楽しいな、と思わせてくれます。
最後に保険調査員がなぜか日本人で「なんでこういう役は日本人なんだろう」とつい思うのですが、最後の文章は気に入りました。
アン・リー監督はハリウッドで重鎮になってきましたね。
浅田選手:
バンクーバー五輪での銀メダルが確定した後の浅田選手の涙する姿は痛々しくて、今でもこちらまで胸が痛みます。
彼女の心に刺さった棘を抜いてあげたいな、と思っていました。
FSは・・・泣きました。
スピードに乗ったスケーティングから繰り出すジャンプは幅も流れもあり、かつての彼女のジャンプと明らかに違うものです。3F-3Loも回転不足をとられたかもしれないけど、かなりいいものを跳んでいたと思う。
彼女を今まで見た中で最高のスケートをこの舞台でしてくれました。このラフマニノフは伊藤みどりさんの後半の3Aに並ぶ伝説のラフマニノフになるでしょう。
こんなドラマが待っていようとは・・・。彼女におめでとう、と言ってあげたい気持ちでいっぱいです。
メダルには届かなかった。けれど、きっと、この演技でバンクーバーで刺さった棘は抜けたのではないかと思う。
ちなみにSPで「このプログラムは往年のカナダのフィギュアスケートファンなら唸るだろうな」と思っていたら、ジェフとロシェットがツィートしてくれていた。やっぱり!!!
FSは私のお気に入りの衣装に戻してくれて、満足!満足!
鈴木選手:
バンクーバー後、3-3を手に入れて、トランジッションもいろいろ取り入れながら、流れのあるジャンプをするようになり、スピンの回転も速くなり、と、こんなに成長するものなのか、と本当に感心していました。でも、作品を作り上げることを何よりも大切にする姿勢を崩さない鈴木選手が好きでした、2大会連続の8位入賞は見事です。おめでとう。
村上選手:
今回、満足のいく演技ができなかったことはそんなに悪いことではないと個人的に思っています。なぜなら、村上選手には浅田選手や鈴木選手が抜けた後もしばらく日本女子を引っ張って行ってもらいたいから。強く優しい先輩が抜けることできっと本当の意味でのシニアの戦いが始まるのではないかと思います。
カロリーナ・コストナー選手:
SPに続き、素晴らしいFSでした。ボレロに戻したのも正解だと思います。
カロリーナのような心優しいスケーターが同じ時代に競争相手としていたことは日本選手にとって本当に救いだったと思う。(この心優しいは、勝負弱いという意味ではなく、本当に心優しいという、まんまの意味)
五輪のメダルを手にすることができてよかったです。
リプニツカヤ選手:
彼女は旧ソ連の大舞台に強い選手のように見えて、赤い衣装を着た「シンドラーのリスト」は五輪で完璧な演技をして、そのあと、何度も何度も繰り返し映像が流れることが想像できて、成長期前の怖いもの知らずの時に五輪が自国開催になって、なんて運のいいスケーターなんだろう、と思っていました。団体戦の演技を個人でさせてあげたかったですね。
今後も活躍していくスケーターだと思います。
グレーシー・ゴールド:
次の世界選手権あたりでブレイクしそう。
キム選手:
ロシアなので2大会連続金メダルということはないだろうと思いました。
それにしても試合に出ずによく高難易度のジャンプをキープし続けたものだと思います。
ソトニコワ選手:
SPとFSをそろえた記憶があまりなくて、この大舞台で大丈夫だろうか?と思ったのですが、羽生選手を見ていたので、ジャンプのミスが出てもソトニコワ選手が堅いだろうと思いました。自国開催で五輪女王に輝いてなんて幸運な選手だろう、と思いますが、その前に台頭するロシア女子で頂点を極めたのですから、そこまでいきつくことが五輪の金に繋がったのだろうと思います。
バンクーバー五輪での銀メダルが確定した後の浅田選手の涙する姿は痛々しくて、今でもこちらまで胸が痛みます。
彼女の心に刺さった棘を抜いてあげたいな、と思っていました。
FSは・・・泣きました。
スピードに乗ったスケーティングから繰り出すジャンプは幅も流れもあり、かつての彼女のジャンプと明らかに違うものです。3F-3Loも回転不足をとられたかもしれないけど、かなりいいものを跳んでいたと思う。
彼女を今まで見た中で最高のスケートをこの舞台でしてくれました。このラフマニノフは伊藤みどりさんの後半の3Aに並ぶ伝説のラフマニノフになるでしょう。
こんなドラマが待っていようとは・・・。彼女におめでとう、と言ってあげたい気持ちでいっぱいです。
メダルには届かなかった。けれど、きっと、この演技でバンクーバーで刺さった棘は抜けたのではないかと思う。
ちなみにSPで「このプログラムは往年のカナダのフィギュアスケートファンなら唸るだろうな」と思っていたら、ジェフとロシェットがツィートしてくれていた。やっぱり!!!
FSは私のお気に入りの衣装に戻してくれて、満足!満足!
鈴木選手:
バンクーバー後、3-3を手に入れて、トランジッションもいろいろ取り入れながら、流れのあるジャンプをするようになり、スピンの回転も速くなり、と、こんなに成長するものなのか、と本当に感心していました。でも、作品を作り上げることを何よりも大切にする姿勢を崩さない鈴木選手が好きでした、2大会連続の8位入賞は見事です。おめでとう。
村上選手:
今回、満足のいく演技ができなかったことはそんなに悪いことではないと個人的に思っています。なぜなら、村上選手には浅田選手や鈴木選手が抜けた後もしばらく日本女子を引っ張って行ってもらいたいから。強く優しい先輩が抜けることできっと本当の意味でのシニアの戦いが始まるのではないかと思います。
カロリーナ・コストナー選手:
SPに続き、素晴らしいFSでした。ボレロに戻したのも正解だと思います。
カロリーナのような心優しいスケーターが同じ時代に競争相手としていたことは日本選手にとって本当に救いだったと思う。(この心優しいは、勝負弱いという意味ではなく、本当に心優しいという、まんまの意味)
五輪のメダルを手にすることができてよかったです。
リプニツカヤ選手:
彼女は旧ソ連の大舞台に強い選手のように見えて、赤い衣装を着た「シンドラーのリスト」は五輪で完璧な演技をして、そのあと、何度も何度も繰り返し映像が流れることが想像できて、成長期前の怖いもの知らずの時に五輪が自国開催になって、なんて運のいいスケーターなんだろう、と思っていました。団体戦の演技を個人でさせてあげたかったですね。
今後も活躍していくスケーターだと思います。
グレーシー・ゴールド:
次の世界選手権あたりでブレイクしそう。
キム選手:
ロシアなので2大会連続金メダルということはないだろうと思いました。
それにしても試合に出ずによく高難易度のジャンプをキープし続けたものだと思います。
ソトニコワ選手:
SPとFSをそろえた記憶があまりなくて、この大舞台で大丈夫だろうか?と思ったのですが、羽生選手を見ていたので、ジャンプのミスが出てもソトニコワ選手が堅いだろうと思いました。自国開催で五輪女王に輝いてなんて幸運な選手だろう、と思いますが、その前に台頭するロシア女子で頂点を極めたのですから、そこまでいきつくことが五輪の金に繋がったのだろうと思います。
女子で私の大本命は昨年あたりからリプニツカヤ選手でした。
誰が好き、誰を応援しているという考えはおいといて、とにかくロシアがのどから手が出るほど欲しい女子の金メダルだからです。
今年は彼女が成長期に入るか、入らないか、という点だけが気になってましたが、シーズン通してジャンプが安定。GPFでも一番完成度が高い演技でしたし、ロシア国内で反省できる試合があっって、ヨーロッパ選手権を制して、五輪団体戦で彼女に死角なし、羽生選手が金メダルをとることにより(若手でジャンプが強い選手が高い評価を得る)この五輪は彼女の舞台のように思えました。うーん、魔物はいますね。まだ、明日までわからない。
プルシェンコ方式で自分の格を落とさず五輪の準備が万全にできたキム選手。今回は一人だけ点数が抜きんでることはないだろう、と思っていましたが、次の五輪が韓国なのでそんなに厳しい評価を受けることもないと思っていました。キム選手を見ていると羽生選手は勝負強さとか、ジャンプの質とか、憧れの選手の(精神的な)サポートを受けるところとか、本当に二人は似てるなぁ。と思います。
ソトニコワ選手は五輪シーズンに成長期から脱して、ここでキム選手を射程範囲に。FSを落ち着いて滑れるか?
カロリーナはこの4年間、大きく崩れることもない選手になりました。ずっと競技をひっぱっていった選手ですから、ご褒美があるといいな、と思います。
日本女子、苦しい展開になりましたね。
3人のことを応援しているし、これが最後の五輪という気持ちがあるので、満足できるいい演技を願っていたので、こちらも苦しい。
真央選手、
3Aこそ、真央選手の「道」。回避という選択はなかったでしょう。今シーズンの中でも一番ジャンプが崩れたプログラムになってしまいましたが、ジャンプ以外のプログラム全体のスケーティングが「うまい!」と言わずにはいられない。
鈴木選手。
衣装が真央ちゃんのロッテのCMに似ているような。。。でも、素敵です。
村上選手、
うーん、ロシアでの世界選手権を思い出した・・・
ふと、2004年、今から10年前を思い出すと、荒川さんが世界選手権で優勝した年であり、それ以外の主要大会でそれぞれのビッグタイトルをそれぞれ違う日本女子選手が総なめにしたことを思い出します。
翌年は本田選手と太田選手の五輪前の深刻な怪我。才能も実績もある2選手が五輪を前にして表舞台から姿を消さなければならなくなりました。そこへ浅田選手、安藤選手、高橋選手、織田選手が彗星の如く現れ、活躍しはじめ、そして10年の戦いを終えようとする時に現れた輝く新たな新星。
本田選手や太田選手、村主選手の当時の気持ちがこんな感じだったんだろうな、と、つくづく思います。
当時、フィギュアスケートをきちんと見始めた私には彼(女)の気持ちをそこまで慮ることはできなかったと思う。今、二人をはじめ、引退していったスケーターたちの愛ある言葉にやっと、コメントする側のコメントの向こうにあるものも感じられるようになった気がします。
誰が好き、誰を応援しているという考えはおいといて、とにかくロシアがのどから手が出るほど欲しい女子の金メダルだからです。
今年は彼女が成長期に入るか、入らないか、という点だけが気になってましたが、シーズン通してジャンプが安定。GPFでも一番完成度が高い演技でしたし、ロシア国内で反省できる試合があっって、ヨーロッパ選手権を制して、五輪団体戦で彼女に死角なし、羽生選手が金メダルをとることにより(若手でジャンプが強い選手が高い評価を得る)この五輪は彼女の舞台のように思えました。うーん、魔物はいますね。まだ、明日までわからない。
プルシェンコ方式で自分の格を落とさず五輪の準備が万全にできたキム選手。今回は一人だけ点数が抜きんでることはないだろう、と思っていましたが、次の五輪が韓国なのでそんなに厳しい評価を受けることもないと思っていました。キム選手を見ていると羽生選手は勝負強さとか、ジャンプの質とか、憧れの選手の(精神的な)サポートを受けるところとか、本当に二人は似てるなぁ。と思います。
ソトニコワ選手は五輪シーズンに成長期から脱して、ここでキム選手を射程範囲に。FSを落ち着いて滑れるか?
カロリーナはこの4年間、大きく崩れることもない選手になりました。ずっと競技をひっぱっていった選手ですから、ご褒美があるといいな、と思います。
日本女子、苦しい展開になりましたね。
3人のことを応援しているし、これが最後の五輪という気持ちがあるので、満足できるいい演技を願っていたので、こちらも苦しい。
真央選手、
3Aこそ、真央選手の「道」。回避という選択はなかったでしょう。今シーズンの中でも一番ジャンプが崩れたプログラムになってしまいましたが、ジャンプ以外のプログラム全体のスケーティングが「うまい!」と言わずにはいられない。
鈴木選手。
衣装が真央ちゃんのロッテのCMに似ているような。。。でも、素敵です。
村上選手、
うーん、ロシアでの世界選手権を思い出した・・・
ふと、2004年、今から10年前を思い出すと、荒川さんが世界選手権で優勝した年であり、それ以外の主要大会でそれぞれのビッグタイトルをそれぞれ違う日本女子選手が総なめにしたことを思い出します。
翌年は本田選手と太田選手の五輪前の深刻な怪我。才能も実績もある2選手が五輪を前にして表舞台から姿を消さなければならなくなりました。そこへ浅田選手、安藤選手、高橋選手、織田選手が彗星の如く現れ、活躍しはじめ、そして10年の戦いを終えようとする時に現れた輝く新たな新星。
本田選手や太田選手、村主選手の当時の気持ちがこんな感じだったんだろうな、と、つくづく思います。
当時、フィギュアスケートをきちんと見始めた私には彼(女)の気持ちをそこまで慮ることはできなかったと思う。今、二人をはじめ、引退していったスケーターたちの愛ある言葉にやっと、コメントする側のコメントの向こうにあるものも感じられるようになった気がします。
最近、ストレス解消に文章書いたり、PC使ったりすることを勧められたので、相変わらず文章はヘタですが、ブログの更新をちょっとだけ多くしてみようかと思います。
アイスダンスは快心の演技が続いて嬉しかったです。
デービス&ホワイト
アイスダンスをアスリートスポーツにまで極めた二人。
ヴァーチュ&モイヤの方が好みですが、彼らが勝つ理由もわかります。そして、オフアイスの二人の人柄も大好きです。
最初にこのプログラムを見たときに、デービス&ホワイトの個性にぴったりだな、と思いました。なぜか、メリルの動線はこういうオリエンタルな曲が似合う。
最初から最後まですごいスピードと迫力。競技生活の最後に最高の結果を得る幸福な選手だと思います。
ヴァーチュ&モイヤ
テッサの髪型がGPFよりはいいんですけど、あのちょろんと出てしまったのが気になった。
デービス&ホワイトとは逆にこのプログラムは五輪プログラムとして主張しないプログラムに思えました。マリーナ・ズウェアがバンクーバでこの上位二組によいプログラムを作る一方、中野さんのSPがブツブツにつぎはぎされた曲で、「えーーー」と思ったことを思い出しました。五輪王者や世界王者のプライドがありながら、最後に勝てないのは悔しかったでしょうが、彼らは北米第一号の金メダリストでしかも地元開催の五輪だから、それは本当に幸福なスケート人生だったと思います。それでも、次の五輪はカナダと密接な韓国なので、その頃に復活する予感がします。
イリニフ&カツラポフ
NHK杯で見たときから母国五輪でいいプログラムができたな、と思いました。ずっとロシアで2番手でしたが、このプログラムで一気に五輪メダリストへ。プログラムの勝利ですね。
ペシャラ&ブルザ
二人が2日とも今までに見たことのないくらい綺麗なツイヅルを見せてくれて嬉しかったです。
この二人も新しい採点法になる前からのカップルなので本当に頑張ってくれたと思います。ナタリーの衣装がいつも好き、ファビアンはイケメンなのにいつもナタリーを映えさせる衣装を着てくれるところも嫌いじゃない(笑)。二人の作品を作り上げるスケートが好きでした。
ボブロワ&ソロビエフ
なんというか、昨日感じた二人の動線がきっと安藤さんの昔の動きを思い出したというか、こういう動きをするスケーターに狂乱とかレクイエムとかさせるとすごく迫力があるというか・・・
最後に涙するボブロワを見て、恐らく出場したロシアスケーターの中でもっとも苦しかったんだろうな、と思いました。
カッペリーニ&ラノッテ
アンナの魅力全開でよかった~。近く世界選手権のメダルをとってもらいたい気持ちでいっぱいです。
シブタニ兄妹
スケートが綺麗でいつも引き込まれてしまいます。チャレンジだったマイケル・ジャクソンも自分のものにして、これからも成長して活躍してほしい!
リード姉弟(昨日は言葉が見つからなかったので)
リード姉弟を見た中で一番綺麗なツイズルを滑っていたし、今できる総てを出し切ってくれたと思います。
織田くんと小塚選手
人が良すぎて泣けてしまいます。。。二人のアスリートとしてもしかしたらウィークポイントで人として愛さずにいられないところです。これからも、プロでも競技でも応援するね。
村主選手の言葉もトリノやカルガリーワールドの彼女の心情に思いを馳せて、きっと今までに口にできなかった本当の気持ちを少しだけ出せているようで、噛みしめるように読みました。
2014 Sochi Winter Olympics: Top 5 Best Men's Figure Skating Performances of All Time
オールタイムの男子フィギュアのパフォーマンスのトップ5の2番目?2位に高橋選手の「道」
もっとも、過小評価されたスケーターの一人・・・と。(適当な意訳)
アイスダンスは快心の演技が続いて嬉しかったです。
デービス&ホワイト
アイスダンスをアスリートスポーツにまで極めた二人。
ヴァーチュ&モイヤの方が好みですが、彼らが勝つ理由もわかります。そして、オフアイスの二人の人柄も大好きです。
最初にこのプログラムを見たときに、デービス&ホワイトの個性にぴったりだな、と思いました。なぜか、メリルの動線はこういうオリエンタルな曲が似合う。
最初から最後まですごいスピードと迫力。競技生活の最後に最高の結果を得る幸福な選手だと思います。
ヴァーチュ&モイヤ
テッサの髪型がGPFよりはいいんですけど、あのちょろんと出てしまったのが気になった。
デービス&ホワイトとは逆にこのプログラムは五輪プログラムとして主張しないプログラムに思えました。マリーナ・ズウェアがバンクーバでこの上位二組によいプログラムを作る一方、中野さんのSPがブツブツにつぎはぎされた曲で、「えーーー」と思ったことを思い出しました。五輪王者や世界王者のプライドがありながら、最後に勝てないのは悔しかったでしょうが、彼らは北米第一号の金メダリストでしかも地元開催の五輪だから、それは本当に幸福なスケート人生だったと思います。それでも、次の五輪はカナダと密接な韓国なので、その頃に復活する予感がします。
イリニフ&カツラポフ
NHK杯で見たときから母国五輪でいいプログラムができたな、と思いました。ずっとロシアで2番手でしたが、このプログラムで一気に五輪メダリストへ。プログラムの勝利ですね。
ペシャラ&ブルザ
二人が2日とも今までに見たことのないくらい綺麗なツイヅルを見せてくれて嬉しかったです。
この二人も新しい採点法になる前からのカップルなので本当に頑張ってくれたと思います。ナタリーの衣装がいつも好き、ファビアンはイケメンなのにいつもナタリーを映えさせる衣装を着てくれるところも嫌いじゃない(笑)。二人の作品を作り上げるスケートが好きでした。
ボブロワ&ソロビエフ
なんというか、昨日感じた二人の動線がきっと安藤さんの昔の動きを思い出したというか、こういう動きをするスケーターに狂乱とかレクイエムとかさせるとすごく迫力があるというか・・・
最後に涙するボブロワを見て、恐らく出場したロシアスケーターの中でもっとも苦しかったんだろうな、と思いました。
カッペリーニ&ラノッテ
アンナの魅力全開でよかった~。近く世界選手権のメダルをとってもらいたい気持ちでいっぱいです。
シブタニ兄妹
スケートが綺麗でいつも引き込まれてしまいます。チャレンジだったマイケル・ジャクソンも自分のものにして、これからも成長して活躍してほしい!
リード姉弟(昨日は言葉が見つからなかったので)
リード姉弟を見た中で一番綺麗なツイズルを滑っていたし、今できる総てを出し切ってくれたと思います。
織田くんと小塚選手
人が良すぎて泣けてしまいます。。。二人のアスリートとしてもしかしたらウィークポイントで人として愛さずにいられないところです。これからも、プロでも競技でも応援するね。
村主選手の言葉もトリノやカルガリーワールドの彼女の心情に思いを馳せて、きっと今までに口にできなかった本当の気持ちを少しだけ出せているようで、噛みしめるように読みました。
2014 Sochi Winter Olympics: Top 5 Best Men's Figure Skating Performances of All Time
オールタイムの男子フィギュアのパフォーマンスのトップ5の2番目?2位に高橋選手の「道」
もっとも、過小評価されたスケーターの一人・・・と。(適当な意訳)
今回の五輪は男性陣が頼もしい!
でもね、普段見てない競技にメダルが取れたか、どうかでしか評価できない自分もお恥ずかしい。
葛西選手は紆余曲折ありながら、若手に交じって堂々の銀メダル、何色にも代えがたい輝きですね。
さて、アイスダンス。
私の予想は、アイスダンスばかりは分からない、ということでした。ヴァーチュ&モイヤがバンクーバーで突然どーんと点数が出ていたので、今回もロシアカップルがどーんと点数を出すのではないか、と思っていました。
予想はヴァーチュ&モイヤは金ではない、ということだけでした。パトリックが金でなかったので、より強く思ってました。(私はこのカップルがアイスダンスの現役選手の中で一番好きなので身びいきの予想ではないです)
デービス&ホワイト
男子のフィギュアスケートと同様、1つの技の完成度の高さというかパワフルさというかそういうものが勝っていますね。
ヴァーチュ&モイヤ
作品を作り上げるということでこの二人は卓越しているし、一挙手一投足の洗練された動きは別格です。でも、高橋選手同様、現ルールではそこはあまり重視してもらえなくなっています。
イリニフ&カツラポフ
この二人が来たのかー。という感じです。彼らはこの4年で出てきた選手の中でスター性がありますね。
ペシャラ&ブルザ
苦手なツイズルが綺麗に決まってすごくほっとしました。
ボブロワ&ソロビエフ
トップの中でこの組が一番ツイズルで動きが悪かったかな?
男性も女性も二人とも体の動かし方があまり好みでないです。
カッペリーニ&ラノッテ
アンナが歌うように踊っていて本当に素敵だった!
次かその次のワールドで表彰台に立てるといいですね。
前回のブログ更新で私がこの数年やってきた中で一番見に来てくれる方が多くてびっくりしました。しかも、追記の高橋選手の方が多かったことにもびっくり。
やっと、私が高橋選手ファンだと認知してもらえたのかもー。
世界選手権に出場するかしないかわかりませんが、高橋選手についてはいつか長々と書くと思います。
でもね、普段見てない競技にメダルが取れたか、どうかでしか評価できない自分もお恥ずかしい。
葛西選手は紆余曲折ありながら、若手に交じって堂々の銀メダル、何色にも代えがたい輝きですね。
さて、アイスダンス。
私の予想は、アイスダンスばかりは分からない、ということでした。ヴァーチュ&モイヤがバンクーバーで突然どーんと点数が出ていたので、今回もロシアカップルがどーんと点数を出すのではないか、と思っていました。
予想はヴァーチュ&モイヤは金ではない、ということだけでした。パトリックが金でなかったので、より強く思ってました。(私はこのカップルがアイスダンスの現役選手の中で一番好きなので身びいきの予想ではないです)
デービス&ホワイト
男子のフィギュアスケートと同様、1つの技の完成度の高さというかパワフルさというかそういうものが勝っていますね。
ヴァーチュ&モイヤ
作品を作り上げるということでこの二人は卓越しているし、一挙手一投足の洗練された動きは別格です。でも、高橋選手同様、現ルールではそこはあまり重視してもらえなくなっています。
イリニフ&カツラポフ
この二人が来たのかー。という感じです。彼らはこの4年で出てきた選手の中でスター性がありますね。
ペシャラ&ブルザ
苦手なツイズルが綺麗に決まってすごくほっとしました。
ボブロワ&ソロビエフ
トップの中でこの組が一番ツイズルで動きが悪かったかな?
男性も女性も二人とも体の動かし方があまり好みでないです。
カッペリーニ&ラノッテ
アンナが歌うように踊っていて本当に素敵だった!
次かその次のワールドで表彰台に立てるといいですね。
前回のブログ更新で私がこの数年やってきた中で一番見に来てくれる方が多くてびっくりしました。しかも、追記の高橋選手の方が多かったことにもびっくり。
やっと、私が高橋選手ファンだと認知してもらえたのかもー。
世界選手権に出場するかしないかわかりませんが、高橋選手についてはいつか長々と書くと思います。