La douce vie

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映画「チームバチスタの栄光」

2015-09-30 | cinema/観劇/舞台

チームバチスタの栄光

バチスタ手術での失敗が続いているチームの執刀医が通称愚痴外来の担当医に原因の探索を依頼する。担当が代わったばかりの看護師助手、その彼女に惚れている医師、過労の麻酔医執刀医の義弟の組織検査医、米粒に般若心経を書き、執刀医になる余念がない意志、を調べる。そこに厚生労働省から監査が入り…。正直、内容を知っていたので、楽しめるかな、と思ったけれど、きちんと最後まで観ました。
阿部寛が変人をやらせるとやたら輝くのが、ホームランで喜ぶ仕草で改めて納得する。

この映画のみの話ではないけれど、どうして原作の男性の役を映像化するときは女性になってしまうのでしょう?

ピエール・エルメよ、ヨーグルトもか…

2015-09-29 | 食べ物 未分類
私、わりとミーハーなんだな、と思います。 でも、鈍感です。前からあるシリーズだったんですね。 右側はオレンジとパッションフルーツの「Satine(サティーヌ)」左側はバラ、ライチ、フランボワーズのピエール・エルメ独特の芳香と味のマッチした「Ispahan(イスパハン)」のヨーグルト。こちらも、アイスと同様エアリーな口当たり。 デザート系ヨーグルトを久々に食べました。(普段は大容量の無糖のやつ) 美味しかったし、ミーハー心が騒いでウキウキしました。 シトロンはさっぱり、でも、ワタシ的にはちょっと甘いかな?

「藤沢周平のすべて」文芸春秋編

2015-09-28 | book/comic
新潟・山形の旅に持っていった

行く前から読み始めて、旅行中は結局読まなくて(笑)、そして、最後の65冊全リストのところは読んでいない本のネタが分かってしまうとどうかと思ったので、読んだ本だけ読んでみました。

藤沢周平さんの作品の初期の頃はとても暗く、若かりし頃の藤沢さんは非常に困難な人生を歩んでいたと言われており、そのことが投影されている、というのはよく言われていますが、実際、周囲の人の話しや本人のエッセイを読むと大変なご苦労だったとお察しします。


教員として、非常に生徒たちに慕われて、恐らく、何事もなければそのまま教員を最後まで続けていた方なのではないのかと思いますが、結核になり、療養所へ。
恐らく、藤沢さんの人生でこの療養所ほど、いろいろな人たちに出会う機会はなかったのではないかと思う。
療養生活は真っ暗なものではなく、ここでの生活を時に楽しんで、そして、小説を書こうという意図があったのかはわからないけれど、いろいろな人間の観察をする機会になった場ではなかろうか?
療養という接点がなかれば、出会うことがなかったかもしれない人々と日々生活を共にすることで、藤沢作品にはいろいろなタイプの人間が、リアルに描かれている。
小説で知性と品のある文章から、藤沢さんとまったく違うような実際にいそうな市井の人々の心理描写や行動を描くのは、すごいなぁ、と思っていたんですね。苦労を糧にする人というのはこういう方なんだなぁ、と思う。

結核の手術をして、社会復帰するにあたり、教職員に復帰しようとするけれど、断られ、東京で記者の仕事を始める。
結婚をされて、子供が生まれるが、奥様と死別。すでに療養生活で、非常に苦労されているのに、こんなに苦難が待ち受けているものかと絶句。

再婚、直木賞受賞、仕事を辞めて、文筆業に専念。人気作家に。
教師を辞めても、東京に出ても、人気作家になっても藤沢さんは教え子たちとの縁が続き、ずっと彼らの成長を見守り続ける、そういう私たちの知らない人柄もこの本で書かれています。

新潟・山形 春の旅: 柏倉九左衛門邸

2015-09-27 | 北海道/東北 旅行・イベント・グルメ




りんご畑の中にある柏倉九左衛門邸を見学させて頂きました。


出羽の大庄屋であった柏倉九左衛門氏は地元の大工を京都で学ばせ、京の技術を持ち帰り、柏倉九左衛門邸を完成させました。
京都の大工を呼び寄せて、建てたのなら建物だけで終わってしまう、という、柏倉氏の思慮が伺えるエピソードです。

家屋は現在も家主が暮らしていますので、見学が可能か確認させていただくこと、家主の日常の邪魔にならないよう、配慮が必要です。

私達は、案内して下さる方がいらっしゃいました。
障子が1つ1つ違う細工になっているので、直せる人がなかなかいない、というエピソードや、欄干の細工など、1つ1つに違いがあり、職人が腕を振るった様が伺えます。
そして、漆塗りのふろおけ、当時では珍しそうな洗面台、中庭、そして、珍しい調度品の数々を見学させて頂きました。
当時の庄屋様の生活に思いを馳せてみるのでした。


メトロポリタン美術館、約40万点の高精細画像ダウンロードを可能に

2015-09-26 | art / art mook / 写真集
ちょっと古いニュースです。今更かもしれませんが、ニューヨークのメトロポリタン美術館は所蔵作品の高精細画像をダウンロードできるサービス「Open Access for Scholarly Content(OASC)」を発表した、とのことです。学術論文などへの非商用利用であれば、ダウンロードした画像を利用することも可能とのこと。

海外の美術館って、フラッシュをたかなければ写真OKだったり、有名な美術館だって、中に入ればスペースに余裕があったり、と羨ましいなと思うことがあります。
このニュースもそういう欧米の「美」に対する鷹揚さを感じます。
興味がある人には誰でも身近な存在にしてくれてる機会を与えてくれます。


映画「恋に落ちたシェイクスピア」

2015-09-25 | cinema/観劇/舞台
恋に落ちたシェイクスピア

久々に見た。
当時は若き日のシェイクスピアの恋をシェイクスピアの数々の名著からアイディアをとって、ストーリーが作られているところが当時とっても感心しました。
劇中劇もシェイクスピア物だけにうまく取り入れています。

グゥイネス・パルトローの代表作ですね。たしか、これでアカデミー主演女優賞を獲得。シェイクスピア役のジョセフ・ファインズはなんか、歴史の絵でみるシェイクスピアとイメージが全然違うんですが、まぁ、それはよしとして、彼のお兄さんはレイフ・ファインズ「イングリッシュ・ペイシェント」の方です。兄弟揃って活躍!と当時思った記憶もあり。
当時気になっていた、ジョン・ウェブスターを調べて、やっぱり、実在の人物がいたんだな、知識がないと、楽しみも半減するもんだな、とつくづく思いました。

パティスリー・ドゥ・フジウ トランシュノワゼット、バスクフロマージュ

2015-09-24 | patisserie / favarite sweets
夏はさすがにケーキを買うのはなぁ、と躊躇します。
保冷剤を入れてもらっても、1時間以上経つと、やっぱりよれてしまい、味も本来の風味から落ちてしまう。
最近は保冷バッグを持ち歩くようになったけれど、それでも、クリーム系のケーキはねぇ。。。と思っていたところ、パティスリー・ドゥ・フジウの出店を発見。
焼き菓子系なら、いいかも、と思い購入。


右側はバスクフロマージュ。香ばしいクランブル生地と中心部のクリームチーズのもったり感の相性がよし。

左側はトランシュノワゼット。ナッツとチョコレートに濃厚なバタークリームとガナッシュの相性もよし。

夏にしては焼き菓子?だけど、美味しく食べれて正解でした。

「死闘 古着屋大黒屋総兵衛影始末」佐伯泰英

2015-09-23 | book/comic
実家に帰った際に、「何か、本貸して」と頼んだら、どーんとシリーズを貸してくれました。



徳川家康の世。開発途上の江戸では、全国から浪人などが集まり、危険な町だった。そこで、無法の鳶沢を捉え、荒くれ者たちの取締役に任命する。

鳶沢はその役目を果たし、褒美として、鳶沢町を作ることと古着商いの権利を得る。こうして、鳶沢一族は陰の旗本となり、徳川幕府を陰で支える。

時は流れ、綱吉の時代。古着屋「大黒屋総兵衛」は大店となり、江戸の古着を一手に引き受けていたが、不穏な動きが始まる。

最初の家康のエピソードは古文書に書かれているもののようで、そこから着想を得た物語のシリーズ第一弾。もっと、政治的な動きで進むかと思いきや結構武闘派。

新潟・山形 春の旅: 磐梯朝日国立公園 出羽三山地域

2015-09-22 | 北海道/東北 旅行・イベント・グルメ
車で移動中、立ち寄った磐梯朝日国立公園。

新緑の中にもまだ残雪が深く残っています。



遠望。



ふと、足元にこぶし大の蕗の薹が!
こんなに大きな蕗の薹を初めて見ました。
近くに大きさが比較できるようなものはなかったので、この大きさの衝撃をお届けできずに残念。