La douce vie

sweetsや美味しいもの,雑貨,映画,art,音楽,本,マンガ,スポーツ観戦,ice show,旅行等ゆるブログです

最近みた映画.25

2010-11-29 | cinema/観劇/舞台
コーラス
挫折した音楽家マチューは、「池の底」という名の問題児ばかり集めた寄宿舎に赴任する。心が荒みいたずらを繰り返す子供たちに体罰で統制を図ろうとする校長先生との不毛な毎日。そこでマチューは合唱を教え歌う喜びを与えた。
そこには非凡な才能のある少年がおり、マチューは彼の母に恋心を抱く。
殺伐とした宿舎生活に赴任した音楽教師が生徒の心に暖かさを与えていくところが感動的。最後はこういう物語にありがちなパターンではあるが、よしとしよう。

アンブレイカブル
ナイト・シャラマン監督作。なんとなく漠然としか覚えていなかったので、もう一度見てみた。
列車事故で唯一助かった主人公に漫画コレクターであり、骨形成不全症の難病を抱えるイライジャ・プライスに不死身のヒーローなのではないかと伝えられる。主人公は妄想に固執している人間だ思うもののどこかでイライジャの言葉を否定できずにいる自分がいた。
スモーキーブルー、無音楽によって緊張感を高める構成、不思議な話はいつものシャラマン流。

LAコンフィデンシャル
随分前に見た時につまらないというよりまるで頭に入ってこなくて、内容が全く記憶に残っていなかったのでもう一度見てみたら面白かった。
しかも、俳優がキム・ベイシンガーだけは記憶にあったのですが、ラッセル・クロウ、ケビン・スペイシー、ジェームズ・クロムウェルと揃ってる。この顔見たことあるなぁ、と思っていたら「プリシラ」じゃないか!ガイ・ピアース。
50年代のロス。刑事が巻き込まれた殺人事件をめぐり、警察内部の混沌とした人間模様と売春組織をめぐるサスペンス。

シン・シティ
とある街を舞台にしたオムニバス映画。モノトーンに挿し色が効果的。バイオレンスがぶっ飛びすぎて冗談みたいに見えてしまう。
「パルプフィクション」系好みの方にお勧め。

めがね
とある南の島に観光にきた女性。宿の主人はとてものんびりとした態度で接客もいい加減。
最初は宿の人々と距離をおく女性だが・・・
「かもめ食堂」系だろうな、と思ったが、それ以上に漠然とした映画。美しい海、島の風景が魅力的。のんびりしたい時にいい映画かもしれません。

フィギュアスケート:ロステレコム杯

2010-11-24 | figure skathing、ice show
パトリック・チャン選手:
トリノの世界選手権を除けば、ほとんどホームでの試合が多かったので今回はそういう意味でどういう評価になるか興味がありました。
SP:
4-3クリーンに、パトリックはきっと練習ではかなり4回転の確率がよいんでしょうね。3A冷静に入ろうとしていたけれど、転倒。回転スピードの微妙に違いそうな4回転と3Aを短いスパンでいれるのって難しいんだろうと思う。転倒あっても、4-3が決まっているし、そのほかも素晴らしかったので点数に驚きはなし。
FS:
衣装がかわった!4回転は転倒するものの、次の3Aは成功。全体的にジャンプの失敗が多く、ノーカウントのジャンプもあったそうで、FSは素人目なので点数が高いなぁ、と思ってしまう。スピン、ステップ、つなぎで質がよいのは分っているんですがね。

トマシュ・ベルネル選手:
2試合続けてまとまった演技をするのは珍しいような。初優勝でしたか!おめでとう!!!

ジェレミー・アボット選手:
SPはなぁ・・・ラテンの血がないというか。まぁ、こんなことを書くのも基本的に器用な人だと思っているから。

サミュエル・コンテスティ選手:
指揮者の格好のSP素敵です!プログラムが作りこまれていて楽しい。

ガチンスキー選手:
SPの印象がよかったです。FSは・・・まさにプルシェンコ。私はプルシェンコ選手の表現が苦手だとずっと思っていたのですが、こういう振付をする振付師の方のセンスが苦手なんだと分りました。

羽生選手:長丁場のFSにテンポの早いこの曲を選んだのは、大変そうだなー。途中、疲れからかなんともないところで転倒。


安藤選手:
トラブルがあったようですが、SP,FSともに抑えて抑えてうまくまとめた印象。優勝おめでとうございます。

鈴木選手:
SPはエレガントで華があり、(私の感性的に)プログラムを表現するという意味では群を抜いていました。FSも今まで見たなかで一番華やいでいたな。2A-3Tも決まったようで。2位でも点数は高得点なので、誇ってください。
GPF2年連続出場おめでとう。

アシュリー・ワグナー選手:
NHK杯の時より元気に。いつも印象よりも評価が低いイメージがある選手。

ガトーフェスタハラダのラスク

2010-11-22 | patisserie / favarite sweets
友人の手土産で頂いたラスク
「最近、ラスクがマイブームなんだ、ありがとう。」
なんて気軽にもらって、うわー、いっぱい入ってて嬉しいな、なんて感じで食べたのですが、これがなんだか普通に美味しいのが美味しい。やみつきになってあっという間に食べ終わってしまいました。

先日、デパ地下で期間限定出店しているのを発見。あわてて、2パック購入。気がつくとすごい人だかりでみんな沢山もっている。有名だったのね。

1つはこの後会った家族に、もう1つは勿論自分用にです、はい。

Wedgwoodのハートの小物入れ

2010-11-19 | 雑貨・table wear
学生時代からの友人でいつも誕生日に「自分では買わないけれど貰うと嬉しいもの」をくれる友人がいて、その子からもらったWedgwoodのワイルドストロベリーのハートの小物入れです。
子供の頃からワイルドストロベリーの器というのは惹かれていたのですが、実際、自分では購入しませんね。はい。
その友人がプレゼントしてくれたこの小物入れが私の唯一のワイルドストロベリーなのデス。

フィギュアスケート:スケートアメリカ

2010-11-17 | figure skathing、ice show
男子は全体にジャンプが低調な大会でした。NHK杯と同じメンバーが多かったのに(NHK杯はジャンプがよい選手が多かったのに)でも、男子は最終グループとその前の2グループをまるまる楽しむことができます。それぞれにそれぞれの魅力があって面白い。

高橋選手:
SP,FS通してジャンプのタイミングを模索しているよう。バネが戻ってきてタイミングがまた変わり続けているというよなことをどこかで読んだような。トランジッションもステップや表現やで忙しいのでなかなか・・・。
今大会特筆するとしたら、FSの後半の表現がとても丁寧で前半から中盤にかけてのぞくぞくするような美しさが後半でもみられたことでしょうか。ペーソスがベースの今までとは違うタンゴもとても気に入ってます。

織田選手:中でもジャンプ調子がよさそうな選手だったので何とも言えず。

アーミン選手:鳥のような形のスピンが印象的。

アダム・リッポン選手:
SP,FSとも音楽と衣装が自分にあっているものを選んでいるところがすごいわ。
リッポン選手には珍しくFSは乱れました。調子が悪いとジャンプのインターバルが男子にしては長く感じるし、見る方も厳しい気持ちになってしまうな。

村上大介選手:
SP,FS通してよい出来。笑顔がはじけてます。

デニス・テン選手:デニス選手もジャンプの迷子中。

シュルタイス選手:
北欧の選手はマニアックなことをやってくれると期待しているこちら側としてはこんな綺麗系をされてびっくり。

女子:
村上選手の優勝で報道陣は色めき立っていますね。

村上佳菜子選手:
SPの2Aがミスでもはじけた演技に観客が笑顔になっていました。アメリカのお客さんが好きそうなプログラムだったので、観客を味方につけてよかった!!!
注文をつけたいところはあるけれど、こちらとしては今は溌剌とした演技を見せてくれることが楽しい。
彼女は成績とかはまだ下積みを続けるところでよいかと思いましたが、一気に優勝ですか。おめでとう!

レイチェル・フラット選手:
FSは快心の出来でした。フラット選手はGPシリーズで優勝した経験があったかな?ジャンプも安定していて試合度胸もあって表現も個性を確立していていつ優勝してもおかしくないと思うのですが。

コストナー選手:
2戦目はもしかしたら厳しいような気がしました。NHK杯も調子がよいわけではなさそうだったし、追われる立場でのプレッシャーもあったと思う。

ル・パティシエ・タカギのアルパジョンとアンジュ

2010-11-15 | patisserie / favarite sweets
ル・パティシエ・タカギで一番好きなケーキはアルパジョンです。



最初見た時はこれは結構甘いのではないかなぁ?と心配したのですが、外がけしてあるチョコレートソースはビター系で中のチョコレートムースの甘さが絶妙。中にピスタチオムースとフランボワーズがとてもマッチしています。ここへくると必ず買うケーキです。



白いガーゼに包まれたフロマージュケーキのアンジュもとっても美味しい。この器、珍しく横縞のものでタカギさんのオシャレさを感じます。

最近みた映画.24

2010-11-12 | cinema/観劇/舞台
ファイト・クラブ
保険会社で事故の査定の仕事をするジャックは不眠症。病気の悩みを語り合うサークルで泣で心を開放するように。ある時、飛行機でジャックはルックスがよく堂々としているタイラーという男と知り合う。フライトから帰ってくるとなぜか住まいいが爆破されており、タイラーの家に泊めてもらうことにしたがなぜかタイラーは自分を力いっぱい殴れという。数日後、二人はふたたび殴り合う。次第に見物人は増え、ついに男たちが殴り合う「ファイトクラブ」を設立する。最初は楽しむジャックだが、暴走するクラブのメンバーに違和感を覚え始めると同時にタイラーの存在を怪しみはじめる。
最後がちょっとありきたりな展開でがっかり。

007 カジノロワイヤル
今回のジェームズ・ボンドらしからぬあたしいジェームズ・ボンドの映画は好評だったことを聞いていて、見る機会を楽しみにしていました。
話はジェームズ・ボンド誕生秘話。爆弾テロ組織を追い詰める007。カジノでテロ資金を封鎖するため莫大な税金を使ってカードで対決!!!一晩で何度着替えるのだ!!!猛禽類系の顔の新ジェームズ・ボンド。私も結構好きかもしれません。

アメリカン・スウィートハート
スランプに陥った天才映画監督の作品をスケジュール通り売り出すため、破局したアメリカの理想的なハリウッドスター・カップルを共演させて売り込もうとする。
キキは大女優の妹であり、マネージャー。実は姉の別居中の夫に密かに好意を持っていた。
スターを揃えて話しの内容がイマイチなのは劇中劇と同じよう・・・。
キャサリン・ゼタジョーンズはよくこの役を引き受けたなぁ。

おくりびと
アカデミー外国語映画賞受賞作とのことでちょっと肩に力が入ってみたかもしれません。
思いの外肩の力が抜けたユーモラスな作品。死と向かいあう納棺師という職業につく主人公。
いろいろな別れ、いろいろな死を通しながら納棺師という仕事の日常を描く。
納棺師たちの食欲は日々死と向き合う彼らの生の象徴か?最後のエピソードは予想通りすぎた。

アル・パチーノのリチャードを探して
アル・パチーノがシェイクスピアの戯曲「リチャード三世」の解説書的映画。
場面が芝居の中だったり、作品をつくる打ち合わせだったり、どんどん切り替わっていく。しかしながら集中力を切らすことなく最後まで興味深く見ることができた。

中華街のジャスミン茶

2010-11-10 | tea,juice,liquor,soup,drink
親戚と中華街へいったときのこと。
つくづく、自分でいれるジャスミン茶とお店の味は違うなぁ、と思い、「茶葉が違うんですか?(←高級茶葉か?)」と訊いてみた。
すると、おおらかにジャスミン茶のいれ方を教えてくださった。
鍋でたっぷりの茶葉でジャスミン茶の濃度の濃いエキスを作り、普通にいれるジャスミン茶にそのエキスをたしていれるのだそうな。
「おうちでもできますよ」という店員さんに
「いえ、できません」とこたえる私。
「いえいえ、できますよ」とフォローする店員さんに
「いえ、できません(やれませんの意)」とこたえる私。
やはりプロの味は手間が違うなぁ」

フィギュアスケート:中国杯

2010-11-08 | figure skathing、ice show
男子

小塚選手:
SP:アピール力のあるプログラム、よいですね。小塚選手のスピンのバリエーションの多さにはいつも感心。
FS:FOIから通しているので、なんだか安心して見てられました。4Tお手つき。1,2戦と4Tを決めている選手が多かったから決めたかったでしょうね。でも、そのあとの3Aにつまりながらも持ち直し、後半の3Aも決めた!優勝おめでとう。

ムロズ選手:
アメリカは華やかな経歴のスケーターが多いので、つい印象がうすくなりがちですが、ジャンプが安定すると強いなぁ。スピン、つなぎでもそつがない感じ。

ベルネル選手:
4回転封印して安定するとスケーティングのきれいさや表現の上手さに目をひきます。彼の4Tはとてもきれいなので、残念ですが、今はこれでよし。ヨーロッパ選手権は少なくとも2つのマイケル・ジャクソンがあるわけだ。

ジュベール選手:
ジュベール選手は毎年「ジュベールは人の演技を見るのも好きなんだな」と思わせる振付師選び。ナハロさん、やってみたかったのね。でも、やはりジュベールはジュベール色が濃くなりますね。スロースターターなので、今後注目。

町田選手:
祝。GPS初出場。楽しみにしていました。SPはメロディの激しさにふりまわされず、制御してダンスできてました。FSは4Tと3Aの2つの大きなジャンプで転倒したけれど、順位が落ちなくてよかった!FSの後半のエレメンツのつなぎの時にふわっとさせる腕の動きが好き。

女子

安藤選手:
新ルールは安藤選手に有利だと思ってました。FSは後半にジャンプを5つですか。難易度の高い挑戦をすればノってくるタイプ。

鈴木選手:SPは曲のエレガントな大人の女性の雰囲気をよく出したプログラム。キャメルの時の手の動きが印象的。
FSはカメレンゴ氏ですよね。ジャンプがはまってのっている演技をみてみたいです。

ナガス選手:
SP:1つ1つのエレメンツの質が高い。ジャンプ、スピンでGOEをもらえる練習をしているんだろうなぁ、というのがよく分ります。表現も年相応でかわいらしい。
足の疲労骨折明けということで、FSはまだまだ。ただ、この方はある時突然当然のようにビッグタイトルをとってしまうタイプの選手な気がする。