La douce vie

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フィギュアスケート:メダリスト・オン・アイス2007

2007-12-30 | figure skathing、ice show
グランプリ・ファイナルのエキシのあからさまな視聴率獲得のための番組編成よりも幾分良心的なつくりだったと思われるこのエキシ。まぁ、放送席には必要以上に人がいたが。

太田選手。太田選手放送してくれた!SPの演技を披露。しかし、その時私が思ったのはFSの「アランフェス協奏曲」は本当に素晴らしいプログラムでもう1度見る機会が欲しいということでした。

村主選手。眉毛の角度が今回は少し下げ気味に描かれてて、髪型とかアイシャドウや口紅だけでなく眉毛の角度も変えて曲想にあわせているところがすごいな、と、ずれた感心の仕方をしてしまった。

中野選手。おなじみになったこのプログラム。今回もみれて嬉しい。

小塚選手。驚かされたアンコール!小塚・中野ペア!

今回は安藤選手の演技、今までみた安藤選手の演技の中で一番素晴らしかった。
日本のイマドキのギャル文化の只中にいた安藤選手。フィギュアスケートに対して知識の浅い私は彼女に一般的に求められるエレガントさを求めていたと思う。なので、非常に失礼なことをここでも書いていたと思う。
でも、今シーズンあたりから、モロゾフ氏が彼女に求める「女性らしさ、エレガントさ」というのは他の女子選手とは違うアスリートとしてのスケールの大きな彼女に窮屈な思いをさせているような気がしていた。

また1つ大きな壁をつきやぶり、全日本のプレッシャーからも開放された今日のエキシでみせたSPの演技は今までとは格段に違った。
そして、アンコールは誰が作ったプログラムなのでしょう。彼女のもつ現代性を活かしたその振付は踊りの抑制も効いていてかっこよく美しく彼女にしかできないONE&ONLYの素晴らしさを感じた。
今までは彼女が丁寧に踊っているな、という見方をしていたが、今日は心から音楽に身を投じていて表現者としての彼女をはじめて思い知らされたような気がした。

高橋選手。チャイコフスキーとの予告にも関わらず、出てきた時からSPやる気まんまんだねー、と思っていたらアンコールの方が長いというビッグ・サプライズでした。

浅田選手。SPを披露。SPをノーミスで滑ってくれた喜びと衣装を変えてしまった残念さと複雑な気持ちで見ていました。でも、衣装で気持ちをうまく切り替えた彼女は賢いと思うし正解だと思います。

さて、今回の代表者について四大陸に鈴木選手を派遣して欲しかったな。と思う。
今年の彼女の活躍を考えると代表に価したと思うのですが残念です。(ただ、選ばれた選手を否定している訳ではありません)
強い選手が代表になるのは当然。ただ、水準が高すぎる女子選手達、世界選手権は無理かもしれないけれど四大陸に出場できるかもしれない、というモチベーションの理由をなくしてしまったようで残念。

フィギュアスケート:全日本選手権2007 男子

2007-12-29 | figure skathing、ice show
今年の男子のTV放送はどの選手も素晴らしく、アグレッシブな気持ちがどの選手にもよい方向に進んでいて見応えがありました。

ジュニア王者の無良選手の演技をはじめてみました。シニアに挑む姿勢がポジティブで大きなジャンプが素晴らしかったです。

南里選手と中庭選手は甲乙つけがたいほど二人ともジャンプ、スピン、ステップ、技と技のエレメンツも気合を抜かないぞ!という気迫が感じられ、男子の層の厚さを思い知らされました。

小塚選手もSP,FS両方ともいつになく強い眼力。手に入れたい代表の座に対してきっちりと決めていく強さを感じました。

高橋選手。今大会をどのようなモチベーションで挑むかというのが正直気になるところでしたが、ずっと口にしていた4回転2本を見事に決めましたね。
今シーズン、4回転を2本入れるストレスでFSの演技が彼が本来持っているスケーティングの魅力は影を潜めてしまっていることにもどかしさをずっと感じていたのですが、これも「挑戦」に必要なリスクなのだとようやく分かりました。この先期待してよいのだなと信じています。

フィギュアスケート:全日本選手権2007 女子FS

2007-12-28 | figure skathing、ice show
今シーズン、ジャンプの"wrong edge"(でよいのかな?)やスピンのジャッジングが厳しくなり日本選手も辛い思いをしている選手が多いですね。
演技を楽しんでいる時に「wrong edge」です。とか「回転不足です」というコメントが入るとテンションが下がります。できれば、演技が終わった後のスロー再生のシーンの時にコメントしてくれると嬉しいのですが。まぁ、それよりも実況をもっと普通にしていただく方がもっとありがたいのですが。。。


まぁ、いつものぼやきはおいといてFS。


武田選手。NHK杯で満面の笑顔を見た時、家族で「この子の歯は丈夫そうだねー」と妙な感心をしてしまいました。
ミスを最小限に食い止めてダイナミックな表現力が映えました。

西野選手。はじめて演技をみました。ジュニアらしいはつらつとした演技。今後の活躍が楽しみです。

太田選手。太田選手とウィルソン氏の「アランフェス」とても楽しみにしていました。アランフェスの楽曲と太田選手が作り出す濃密な空気に感動。競技であることを忘れるくらい見入ってしましました。うまく言葉にできません。

浅田真央選手。いつも元気いっぱいの全日本という印象が強かった真央選手。あぁ、やはり彼女でも緊張するのだな、と思い知らされました。

中野選手。今日も3Aを着氷!本当に感服します。今シーズンはGPシリーズからずっと厳しい試合を潜り抜けてきた中野選手が一番プレッシャーを感じたのがこの舞台だったのですね。

水津選手。最終グループの緊張感の中で滑ることは大変だったと思いますが、後半はよく立ち直ってくれました。
安藤選手。「カルメン」はこういうプログラムだったんだ、と思わせる快心の滑りでした。本人の柔和な笑顔が示す通り順位でなく(というか、二人1位といっていいほどでしょう)精神のコントロールに打ち勝ち、かつ演技内容のよさを称えたいです。

フィギュアスケート:全日本選手権2007 女子SP

2007-12-28 | figure skathing、ice show
今年の年末はなんだかバタバタしている。
女子のFSの前に昨日のSPをざっと見てからフリー(TV)観戦に入りました。


SP。
鈴木選手。これが、鈴木選手のショートの演技でしたか!強い視線の投げかけ、指先までの細やかな繊細さ、そしてなによりストレートラインステップのキレのよさと楽曲に溶け込むような表現。一番印象に残ったプログラムでした。

太田選手。やっと今年の太田選手に会えました。オペラのエレガントでスケールの大きな曲をきちんと自分のものにできる力量には感服します。

安藤選手。やっと本来の力に近いものを一番大事な舞台に間に合わせることができましたね。気負っていないよい表情でした。

浅田真央選手。気分を変えたかったのですね、新しい衣装でやっとやっとSPでいい演技をしてくれました。このプログラムは本当に大好きなのでいい演技をしてくれて本当に嬉しいです。

村主選手。あぁ、今年は全日本にピークを持ってきたんですね。と言いたくなるほど今シーズンで一番精彩さのある演技でした。

中野選手。一番プレッシャーがかかっていそうな顔で滑り始め、でも、ミスを最小限に食い止めてくれました。

ル・ジャルダン・ドゥ・ジュリアンのキッシュプレート

2007-12-22 | 食べ物 未分類
みなとみらいで友達と会うとき、だいたいル・ジャルダン・ドゥ・ジュリアンを利用しています。
パトリス・ジュリアン氏のプロデュースした店内は色調が明るく、とても心地のよい空間です。
この前私がお願いしたのはキッシュプレート。10cmくらいの大きさはあるまん丸のキッシュはキッシュ好きにとっては嬉しい限り。
サラダ・スープ・フォッカッチャがついていて満足感アリです。
お腹がいっぱいになった後はクイーンズ・イースト内のウィンド・ショッピング再開です。

ツリー?

2007-12-20 | 雑貨・table wear
写真では分からないと思いますが、デカい松ぼっくりです。
カナダとかアメリカとかで育ったようなデカさです。クリスマスグッズを売っている雑貨屋さんで思わずGET!
ふと、茶色いココット皿の上に置いてみるとちょっとしたツリーのよう。(え?ぜんぜん見えない?!)

フィギュアスケート:GPファイナル エキシビジョン

2007-12-17 | figure skathing、ice show
始まるまでは首を長くして待っていた、グランプリシリーズもやっと終了。正直、毎週選手たちの演技に(勝手に)一喜一憂するのはしんどかった・・・。

全部見たわけではないけど思い返すとよかったのは、GP中国のウィアー選手VSライサチェック選手とGPカナダのロシアの中野選手VSロシェット選手。
GPアメリカのSPの高橋選手、GPシリーズの中では一番ステップがよかったと思う。フリーのチャン選手もよかった。なにがよいかというと、あのランビエールの記憶の濃い楽曲をチャンが滑ると彼のものになっているところが何よりすばらしいです。
やっぱり、しんどかったけど、全部見たかった。

エキシも過去の映像より今回活躍した選手の演技を1つでも多くみたかった!!と言いながら、懐かしい映像に思わず楽しんでしまった自分が哀しい。
しかし、今回のGPシリーズの放映内容として一番ひどかったのは今回のエキシと思います。


中野選手。今シーズンの彼女は本当に強く美しかった!「白鳥」。実は今年のエキシで一番好きです。皆、凝っているせいかこの王道のナンバーに惹かれます。とくにイナバウアーで手をすーっと差し伸べるところがすごくエレガントで好きです。それなのに、カメラワーク悪いっ!レイバックのイナバウアーをする選手が多いけれど、あのレイバックをきれいに表現できるのは少ない、というのが私の感想

川口悠子選手。髪型がかわいい!お人形さんみたいっ!独特のプログラムでした。

DOIで「バチェラレット」を見た時、「なんだか、ランビエールが選びそうな曲だな」と思い、ランビエール選手の「ロミオとジュリエット」を見た時、なんだか高橋選手が使いそうな曲だな、と思いました。その後、高橋選手はまったく違う、ロミオを選んだことを知ったのですが・・・。イタリアがGPファイナルだったからだと気が付くのがさらに遅い私でした。
きっと高橋選手、来年のエキシはヒップホップなんだろなー。

浅田真央選手。この曲から想像つかない中盤の連続ジャンプがすごい!

ランビエール選手。DOIより緊張していたような。さすがの人気です。

フィギュアスケート:グランプリファイナル FS

2007-12-16 | figure skathing、ice show
もう嬉しいのやら悔しいのやら頭の中は少し混乱気味です。
パラヴェーラの壁にはいつのまにやらドーナッツ・スピンをする荒川さんの大きな姿があって、その大きさ同様、成し遂げたことの偉大さを改めて感じるのでした。

相変わらず男子はトップ3のみの演技。ウィアーだって、パトリックだって見たいのにっ!
いかにも広告代理店が視聴率リサーチであからさまに番組構成をしているようで頂けないです。

ライサチェック選手
挿色の赤、入れてきた・・・。あのシャツには私はいらないと思うなぁ。
素晴らしい4-3から始まって、演技はとても気迫がこもっててよかった。思わぬジャンプミスが意外でしたが。
会場で見たら一番いいイメージが残った演技ではないかと思う。

ランビエール選手
今日はジャンプ不調。私はランビエール選手が好きだし、このフリーの演技が大好きだけど、今日の出来でチャンピオンというのは残念です。

高橋選手
オリンピックイヤー、私は高橋選手がメダルをとらなくてもその演技で人の心を掴むことができると思っていた。だから、残念で残念でこのブログで結構ひどいことを書いた。
高橋選手はその悔しさや批判と真正面から向き合い、たった2年でこんなに強くなってくれました。今回の2位は多いに悔しがって欲しい、そして多いに強くなって欲しい。
最初のジャンプが3回転だったものの、次に4回転を決めたところに彼の成長を感じた。
良さも悪さも出た演技。でも、ランビエールのよきライバルであることを改めて世界に示してくれたのではないかと思う。
演技・構成点が抑えられたことは、振付師ニコライ・モロゾフを多いに刺激したことと思う。


浅田真央選手
世界選手権と同じようなパターンになってしまったSP.
でも、世界選手権のFSはジャンプに集中しすぎてジャンプの印象しか残らなかった演技だったけれど、今回はトータルで素晴らしい演技だった。
浅田選手は突出していたゆえに、荒川選手や村主選手が味わってきたようなライバルとの横一線の競い合いというのに慣れていなかったのが、ここ2年のミスに繋がっているように思える。国内でも安藤選手とよい競い合いをしたくさん嬉しい思いも悔しい思いをしてたくさん成長して欲しい。

キミー・マイズナー選手
マイズナー選手らしからぬミスの多発した演技となった。
今大会一番のびっくりかも。

中野友加里選手:
素晴らしい3アクセルから始まった演技。今シーズン、選手として充実期に入ったのではないかという気すらします。
失礼ながら昨シーズンは3アクセルより2アクセルでGOEをもらった方がよいのではと思っていた。彼女も3アクセルから逃げずに真正面から向き合ったのだなと思います。
フリップのジャンプミスは残念でしたが、ファイナル5位の成績よりも内容の素晴らしさを称えたい。

カロリーナ・コストナー選手
トリノ・オリンピックのFSでは目の下に隈ができていて、プレッシャー負けした彼女が笑顔で登場。その笑顔が前兆のように素晴らしい演技で、地元ファンを大喜びさせてくれました。

キャロライン・ジャン選手
スケート・アメリカでスタンディング・オーベーションが巻き起こった時、「オリンピックはあなたに任せたわよー」と聞こえるようでした。
これからの成長が本当に楽しみな選手です。

キム・ヨナ選手
最初、「ミス・サイゴン」は今の彼女にはスケールが大きすぎるのではないか、と思っていたのですが、だんだん彼女の音楽になってきた印象。
昨シーズンの体力不足のテーマを克服して優勝おめでとう。

フィギュアスケート:グランプリファイナル SP

2007-12-15 | figure skathing、ice show
東京ワールドでハッピーな気分でシーズンを終えたせいか、GPシリーズを見ると精神的に疲れてしまいます。

ステファン・ランビエール選手
GPシリーズはなんだったの!!!といいたくなるような素晴らしい演技!4-3!3A!3Lz!こんなに綺麗に揃えてきたのはいつぶりでしょうか!

ジョニー・ウィアー
昨シーズンまで体力不足を感じる演技だった彼ですが、今シーズンは素晴らしい出来で、ファイナルも上位にくると思ったのですが、得意のアクセルで失敗。大舞台って怖いものです。

高橋大輔選手
今シーズン毎回最終滑走。本当に精神的に強くなられたんだな、と思います。
ジャンプをすべてクリーンに決めて、上半身のラフさとステップの流麗さとバラバラの動きをまとめあげた素晴らしいステップ。イタリアのお客さんも大喜びで嬉しいです。


女子はなんともいえない試合になってしまいましたね。

キャロライン・ジャン選手
さすが、世界ジュニアチャンピオン。この大舞台でも堂々とした演技です。

中野友加里選手
中野選手はフィギュアスケーターとしてメダルと同じくらい誰もが憧れるものをいつの間にか得たようですね。
ホームでない国で好演に対して点数に対する好意的なブーイング。
選手が好演したときにスタンディング・オーベーションを受ける姿というのはよくみます。でも好意的なブーイングというのを見たのは体操の冨田選手のアテネオリンピックの跳馬の時以来です。イタリアのお客さんって素晴らしい!演技で観客の心を捉えた中野選手にすごく感動しました。

カロリーナ・コストナー選手
母国開催のGPファイナルに出場するという面目躍如を果たし、イタリアファンを大喜びさせました。
いつにもまして表情豊かに滑るスケーティング。アクセルのミスが出たもののよい演技でした。

キミー・マイズナー選手
今回も3-3で回転不足判定。ただ、厳しい判定を受けることは今は辛いと思いますが、今後それを強さに変える事ができる選手だと思います。

浅田真央選手
浅田真央選手と安藤選手は今、トップスケーターの通過儀礼の最中なのだと思います。
この本当に素晴らしいプログラムが浅田真央選手を苦しめているのはとても残念。でも、浅田選手のシニア選手生活はまだ始まったばかりなのだと思います。

キム・ヨナ選手
浅田選手の失敗の後でプレッシャーなく滑るのかと思いきや、コンビネーションの失敗。競技って難しいですね。