La douce vie

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フィレンツェ:メディチ家

2006-08-31 | イタリア旅行
ルネッサンスの時代、花の都フィレンツェの支配者のメディチ家の館です。外観はヨーロッパまで支配力を示したとは思えない程、飾り気のない建物です。この外観はフィレンツェ市民に反感や嫉妬をされないように考えられたのだとか。たしかに建物の周囲は腰をかけられるようになっており、市民への気配りを感じます。
メディチ家は権勢を振るっただけでなく、ダヴィンチをはじめ多くの才能ある芸術家の大パトロンでもありました。

私達はここを通り過ぎて、アカデミア美術館でミケランジェロのダビデ像をはじめとした芸術品の数々を堪能したのでした。

クリストファー・ロビン!

2006-08-28 | 雑記・未分類
うちの雄猫のぐり君は日中は1匹でお留守番をしています。
やはり1匹は寂しいらしく、そんなときは生まれたときから一緒にいる赤いカメレオンのぬいぐるみをくわえて移動しています。
玄関先やドアのところにこのぬいぐるみが落ちていると、少し胸が締めつけられます。
そして「くまのプーさん」でプーさんをいつも引きづりながら歩いていたクリストファー・ロビンのことを思いだすのです。

映画「8月のクリスマス」

2006-08-26 | cinema/観劇/舞台
余命幾ばくもない主人公が偶然出会った臨時教員の女の子と淡い恋をする
本元の韓国の作品はまだ観ていないのですが、地方の写真館を営んでいるという設定の山崎まさよしがぴったりです。
女の子との恋のエピソードより、酔ったふりして死を打ち明けたり、父親にDVDの取り扱いを教えながらキレてしまったりするような死期が近いことを意識しているシーンがとても印象的です。
しかし、山崎まさよしが「おじさん」呼ばわりされるにはちょっと違和感を覚えるのは自分自身も歳のせいでしょうか。

最近読んだ本・2

2006-08-24 | book/comic
終わらない夏」小澤征良
・世界的指揮者 小澤征爾氏の娘がボストン交響楽団の退任をきっかけに毎夏過ごしたアメリカのタングルウッドでの幸福な家族や友達との思い出を綴っています。お世辞にも作家と言える文とは言い難いですが、沢山の愛情を受けて育った育ちの良さを感じます。
小澤征爾氏は若手の育成や地域との輪を大切にする素晴らしい方だとは存じ上げていましたが、家族へも限りない愛を注ぐ人なのだという違う側面からの発見もあります。

「あと千回の晩飯」山田風太郎
破格の天才・山田風太郎の晩年のエッセイ。幼くして両親を亡くし、戦争で友を亡くし、ずっと死を見つめつづけた山田風太郎氏が徒然に思いを語る。老いや死を飄々と語る分にやるせなさや悲しさは感じないが、両親や友を思い返す話は要所要所に出てくるし、痛切な気持ちになる。

「用心棒日月抄 刺客」藤沢周平
3作目となる用心棒シリーズ。3作目となると脇を固める登場人物もなじみになる。よくも悪くも人間味溢れる個性的な彼らが話を盛りたてる。
剣のたつ主人公青江又八郎が藩の密命をうけ、脱藩して江戸で用心棒をしながら機を待つ。今、人気の藤沢周平の人情モノではなく、剣豪モノ。
最近、読書をなまけていたけど久々に楽しめました。休憩していた読書虫が動き出しました。

キル・フェ・ボンのいちじくのタルト

2006-08-22 | patisserie / favarite sweets
季節限定のケーキはなんとか毎年食べたくなるものです。キル・フェ・ボンのいちじくのタルトもその中の1つ。今年の夏も食べることができました。
キル・フェ・ボンの「いちじくのタルト」は大ぶりにカットしたいちじくがとても印象的です。
例年よりもさらにタルト生地がサクサクしている印象。
来年も食べられますように~。

「あの夏の花火」Dreams ComeTrue

2006-08-20 | music
昨日、花火大会に行ってきました。
花火を見に行くのは3年ぶりくらいでしょうか。おにぎりをにぎって、麦茶を持って。久々に見た花火はとてもきれいでした。

あまり行かないせいか、花火大会の記憶って鮮やかに残っているものです。前回行った花火大会、その前に行った花火大会。行ったメンバーとかその頃の思い出とか。
行きたくても行けなかった花火大会とかもあって、「あぁ、今年は無事に行けたんだなぁ」と感謝の気持ちと、何年か後にどこかの花火大会で「あぁ、あんなことがあった年もあったなぁ」と思える未来があるといいなぁ。と感じたりとか。

なんだか漠然とした話ですが、ドリカムのこの曲は昔つき合っていた恋人を思い出しながら花火を見ているストーリーですが、私は家族と行った花火とか友達と行った花火とかもこの歌に重ね合わせて思い出したりします。

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フィレンツェ:天国の門

2006-08-16 | イタリア旅行
しばらく不在にしていました。
夏も半ばになりましたね。私の住む地域は今夜はとっても蒸し暑いですが、今年の夏は例年になく、湿度が少なく夜は気温が下がりすごしやすい日が多いように思います。
気温が35度を超えている地域も多いようですが、お体をくれぐれもお大事に。(残暑お見舞い)

八角形の洗礼堂にはミケランジェロに「天国の門」と名付けられた有名な門があります。大きさもさることながら、1つ1つの画の素晴らしさに目を奪われます。ブロンズの門が金色なのは皆が手を触れているからだとか。ふ~む。
しかし、この門もレプリカで本物はきちんと保存しているのだそう。がっかり。

フィレンツェ:ドゥオモ大円蓋

2006-08-12 | イタリア旅行
出口から見たドゥオモです。入り口とはまったく違うイメージですが、街並みに溶け込んでいます。

この後、ウフィッツィ美術館に行きました。ツアーでよかったとそのとき初めて思ったのは団体予約をしていた為、すぐに内部に入れたことです。バックパッカ-達は列をなして長時間並んでいるようでした。でも、きっと彼らは学生で長い旅行を楽しんでいるのでしょう。

ウフィッツィとはかつてフィレンツェで繁栄を極めたメディチ家がフィレンツェ公国時代に行政局(ウフィッツィ)を置いた建物に由来するのだそう。そのメディチ家の膨大な財力で集めた傑作が揃った世界有数の美術館です。
元が行政局なだけあって味気ない建物でしたが、どの絵画をとっても素晴らしい作品ばかりです。
この美術館に来るまでそんなに興味のなかったボッティッチェリも「春」と「ヴィーナスの誕生」を見ることによって大ファンになってしまいました。
ほかにもダヴィンチの「東方三博士の礼拝」やラファエロの「ひわの聖母」カラヴァッジョやミケランジェロの作品など名作や知識不足で作者を知らない作品でも素晴らしい作品が豊富に揃っています。

フィレンツェ:ドゥオモ天井画

2006-08-10 | イタリア旅行
ふと上を見上げると、ドゥオモの天井は美しい天井画が光を得てそれは美しく見えます。

フィレンツェはルネサンスの時代、ローマはローマ帝国時代に世界的な繁栄を極めたのですよね。2つの時代は全然異なるわけです。しかも世界史に大きな影響を与える全く特徴の違う2つの黄金期。イタリアってすごいな~。(←そのわりには素人の感想)