La douce vie

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石川三千花「勝手にシネマ」

2007-02-27 | book/comic
アカデミー賞の発表から一夜明けて。日本人が受賞を逃したとかなんとかまでニュースになっていますが、ノミネートされたこと自体が素晴らしいこと。それだけでも拍手を送りたい。そしてなによりイーストウッド監督が自国の敵方である日本の目線で戦争映画を撮り、その映画がノミネートされたことにも深い感慨を抱いています。

ま、そんな堅苦しい話は置いといて、映画を観ているとツッコミたくなることってありますよね。
私は「マディソン郡の橋」を見たとき一番感動するはずのラストの方のシーンで雨にうたれるクリント・イーストウッドを見たとき、感動するより前に「髪が!髪が!!」と思ってしまった。まさにそのシーンを石川三千花は書いていたのにびっくり!「私と同じツボだ!」なんて違う意味で感心してしまったのでした。

映画への愛とツッコミがたっぷり詰まった1冊です。

荒川静香「金メダルへの道」

2007-02-24 | book/comic
トリノ・オリンピックから早1年。荒川選手の演技は美しくその感動は色褪せることがありません。

この本はNHK取材班が荒川選手のオリンピックシーズンを半年に渡って取材
世界女王として迎えた世界選手権での敗退からオリンピック女王として再起を遂げるまでを丹念に描いたものを書籍化したものです。
グランプリ・シリーズを強豪選手が居並ぶ大会に派遣された荒川選手は最初はふさぎこむものの、浅田真央選手に対して自分にはない「何か」を見出します。
全日本選手権もかろうじて3位にとどまり、オリンピック行きのチケットを手にした荒川選手は大きな行動に出ます。コーチの変更、曲目の変更。
それもすべてはオリンピックで最高の演技をするため。
ショートプログラムを首位と僅差の3位のジャッジが出た時、荒川選手はキス&クライで満面の笑顔をしていました。あ、荒川選手はこの順位に不満もプレッシャーも感じていない、と思いフリーにはよい気持ちで臨めるのではないかと期待しました。
フリーの最終グループの練習でも一番落ち着いた顔をしていました。その顔を見たとき、金メダルとは思わないまでも「荒川選手は失敗をしないだろう」という予感がありました。
それも全力を尽くして練習に励み満を持して迎えたオリンピックを心から楽しもうとした荒川選手の精神コントロールが上手く結びついてのことと分かります。

技術、表現力の総てが揃った荒川選手がオリンピックという大舞台で世界に「これがフィギュアスケートですよ」と演じている姿は同じ日本人としても誇らしく感じたのでした。

トリノから1年、東京で向かえる世界選手権。新世代の大会として注目される今大会。日本人選手は男女共さらに急成長。非常にたのしみです。

ジャン・ポール・エヴァンのチョコレートケーキ

2007-02-21 | patisserie / favarite sweets
冬はナンダカンダいってチョコレートに限ります。
新宿の伊勢丹の地下に入っているおに向かうと長蛇の列でした。
お目当てはチョコレートではなくて、チョコレートケーキへ。

これは確かショコラフランボワーズだったと思います。じっとりとしたチョコレートケーキとフランボワーズの酸味がマッチして美味しかったです。

映画「エターナル・サンシャイン」

2007-02-14 | cinema/観劇/舞台
自分にとってかけがえのない作品と出会うということは1年に1本あればいい方です。
1年に2本出会ってしまうような当たり年もあるけれど、2,3年に1本というのが普通でしょうか。

エターナル・サンシャイン」は私の中で久々のクリーン・ヒットです。「マルコビッチの穴」と同じ脚本家だったので、「ヘンテコな作品に違いない」と思ったのですが、登場人物や設定にヘンテコなところはところどころあるのですが、芯のある作品です。

つらい恋をしたり、不幸な出来事が起きた時に「この記憶が消えてしまえばいいのに」と誰もが一度は思ってみたりするものです。

バレンタインの直前、髪の色をしょっちゅう変えてしまうクレメンタイン(ケート・ウィンスレット)はケンカ別れをしたジョエル(ジム・キャリー)とのつきあっている間の記憶を消してしまう。そのことを知ったジョエルは同じ処方をかけてもらうことにする。次々と消去される記憶を巡るうちに、彼は記憶から消し去られないように逃げはじめる・・・。

話の締めくくり方が気に入っています。入り口は変化球ですが、本当は真正面に恋愛を捉えたよい恋愛映画だと思います。
それからジム・キャリーが非常に落ち着いた演技をしていていいです。ジム・キャリーだと分かっていてもジム・キャリーを感じさせません。(でも話の中の一部でこれ以上となくジム・キャリーらしい場面があるので、そこで彼だと確認できます)

フィギュアスケート:四大陸選手権・2

2007-02-11 | figure skathing、ice show
男女アメリカ国内選手権優勝者が四大陸選手権も制覇した今回の大会。
ライサチェック選手は狙いを定めた試合に対する勝負力が強い。そしてフリーが強い。やはり東京世界選手権のメダルの有力候補の一人でしょう。GPシリーズを欠場したバトル選手も2位と仕上がりはよいようで楽しみです。神崎選手は総合7位。日本選手で一番順位を上げましたね。早く映像が観たい!

マイズナー選手はGPファイナルに進出ができなかったけれど、調整がゆっくりだったのでしょうか。SPから大逆転の優勝。世界選手権2連覇に向けて始動しましたね。
女子は澤田選手が4位と健闘!メダルの有力候補の村主選手がFS欠場と思いもしないハプニングでした。
村主選手はもし今年の世界選手権が東京でなければ1年ゆっくりとさせてあげたかった。
コーエン選手やランビエール選手が休養する中、頑張って試合に出続けている村主選手、少しづつ歯車が狂っている彼女を見ていると本当にそう思う。

フィギュアスケート:四大陸選手権

2007-02-09 | figure skathing、ice show
オリンピック・イヤーの翌年。GPシリーズを欠場する選手が多かった今季ですが、国内選手権あたりからいよいよ始動していますね。

カナダのバトル選手、首位。早く演技が観たいよう!ライサチェック選手出遅れ、そうそう、以前に「カルメンを3年連続でやっている」と書いたのですが、私の間違いだったのでしょうか?失礼しました。間違いと言えばエレン・ゲデヴァニシヴィリ選手のことを何を血迷ったか「グルジア選手」と連呼していたような・・・それは国名!大変失礼しました。

そしてバトル選手と同じくらい楽しみにしているのが神崎選手!SP7位!ジャンプだけでなくて表現力の丁寧さも魅力ですよね。それからイマドキには珍しい謙虚な物腰も非常に尊敬できます。FSでは全日本選手権の時のように力を出して神崎ワールドを見せて欲しいです。

これがレギュラー!

2007-02-07 | 食べ物 未分類
ケーキの写真を一生懸命載せている私ですが、当然ですが日常的にケーキを食べているワケではありません。
日常食べるお菓子の中でもレギュラーなのが皆さんご存知の「ハーベスト」
胡麻好きの私にはぴったり!薄焼きで香ばしいのも個性的でありながら王道です。
ミルクティーを入れてHave a Break!

てぶくろ。

2007-02-05 | fashion/cosmetics
今年は暖冬ですね。
2月の頭だというのにお天気だとランチを屋外で食べてたりします。
背中に日光を浴びると結構あったかいのですよ。
それに今年程度ならぴりっとした冷たさも気持ちよいです。

そうそう、手袋の話です。
むか~し、姉からクリスマスプレゼントでもらった手袋が気に入っています。なんてったってリアル・ファーなところがちょい自慢。今年はまだ活躍するほど寒くはないのですが、毎冬大切に今でも使っています。