東日本大震災から10年目の春です・・。
被災地から遠く離れた場所で、何不自由無く暮らしている国民の一人として、忘れがちになるこの悲惨な震災を風化させてはならないと自戒をこめて改めて感じています。
「震災直後の記事(2011.3)」
メルトダウンした原発処理については廃炉どころか、10年経って、やっと、溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出し方法をどうするか検討に入った状況ですし、いまだ、除染して発生した、放射線汚染物質の処理方法や廃棄先すら決まっていない状況で、これから先、何十年も原発被害に苦しむことになります。
今更ですが、人類が制御することが困難なエネルギーは使ってはいけなかったのです。
この状況下でまだ原発を推進しようとする、政府や電力会社に呆れるというより、怒りを感じます。
福島県相馬市の酪農家の男性(当時54歳)がみずから命を絶った。
新築したばかりの堆肥(たいひ)舎の壁に残された、メッセージです・・。
やりきれない気持ちになります。
さて、この時期になると、小生が尊敬するジャズピアニスト板橋文夫さんの“3.11東日本大震災被災地支援アルバム”を聴いています・・。
板橋文夫(P)、瀬尾高志(Bs)、竹村一哲(Ds)
01分断された町
02あぁー!飯館村!
03FOR YOU
「NHKFM TheSesson2013」放送をエアーチェックした音源から、板橋さんの代表曲の一つ・・「ああ~飯館村」を聴いてみましょう。