河口公男の絵画:元国立西洋美術館保存修復研究員の絵画への理解はどの様なものだったか?

油彩画の修復家として、専門は北方ルネッサンス絵画、特に初期フランドル絵画を学んできた経験の集大成を試みる

73歳にして家を建てる 5

2024-10-25 12:38:39 | 絵画

いつまで書いているのか??と言われると困るのだが・・・・。年内に終わらないだろうから別のテーマを捜したいが、途中で裁判の経過だけショートに記述したい。

10月23日(水)の午前11時半に2回目の公判があった。初めて相手の代理人に会ったが・・・・。紙がくしゃくしゃの40歳くらいの弁護士なのだろうが、ワイシャツ姿のラフな姿であった。

まあ被告の陳述の代わりに「嘘八百」を書いた人物だろう。裁判官は50歳程度で、これも若い。今回は法廷ではなく会議室のような小さな場所で、真ん中に大きな机があって、殴りたい人も簡単に手が届かないような大きさである(冗談です)。

代理人や裁判官の名前も知らないし、相手も愛想が悪く、挨拶もないから、当方も挨拶はしない。私は時間中ずっとしかめっ面で、耳が遠いから大声で話す。

嘘ばかりの被告の陳述を基に裁判官が話す時は「それは違います!!もう一人の被告とは口もきいたことはありません」と否認する。

裁判というものは相手が嘘を言おうが、原告と被告の陳述は対等に扱われるから、裁判官は要点を絞り込んで「証拠」を求める。

今回の要点は被告が「廃土を持ちこんで見積もりとは異なる工事内容を行ったか」ということに絞られた。被告が嘘を言い、出し抜こうとしても、原告が求める契約解除、前金の返還、現場の原状回復を求める裁判であるから、刑事事件と指定の要件はここではない。

机に座ったままの裁判官には「廃土」がどの様なものか分からないことが問題だ。私の準備書面に説明された内容も理解しているかどうか・・・・分からない。で、証拠になるものがあるかと問う。私は「車の中に廃土に含まれていた廃棄物がある」と答えたが、「物を見せられても、それがそこにあったかどうか不明である」という。

で、山口南署の生活安全課が収集した廃棄物の写真とかがあればという話になって・・・・南署の担当者に電話をかけたら「事件の証拠は公開できない」という・・・。これが殺人事件なら「証拠を公開しない」と言われると「証拠隠滅」なんて思われるかもしれないが・・・・ただの「廃棄物処理法違反」であるので、警察側は「簡単に誰かに見せられない」と来たものだ。

で、これからが問題だ。つまり私はいくつか現場の写真を撮っているから、それで充分証拠とされるのかどうか?裁判官によっては「これじゃ。わからん」と言い出すから。

それでもカメラから現場写真をプリントしたいが、おかしい・・・・出来ない。以前、自分のブログに写真をアップロードできたのに・・・やり方が分からなくなって、大工の原田氏にメモリを送ってプリントを頼んだが・・・。

何だかイライラして消耗している。350ミリのビールを飲んで寝る。


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