大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

トライベッキア(USフレンチ/北新地)

2006年05月16日 21時07分26秒 | その他
 ニューヨーク&カリフォルニアのフレンチレストランで修行した川田シェフによるアメリカンなフレンチ。ちゃんこダイニングの『若』やバー『川口』が入っているのと同じビルにある。

 コースメニューは良くあるAコース、Bコースという呼び方ではなく第一メニュー(3,500円)、第二メニュー(4,000円)という風になっている。第三メニュー(5,000円)もあるが、こちらはシェフのお薦めコースで要予約となっている。

 メンソールの前菜は、帆立貝柱と鮭のマリネ、クスクス添えというもの。帆立貝柱と鮭の切り身は、見ればわかるけど、センターに置かれていたクスクスが食べてみるまで判らなかった。なので、口に入れてから意表をつかれたという感じ。

 次がスズキの香草バター焼き。ブルーベリーソースと間違いそうな色のソースがかけられていて、これが甘みが利いていて美味ではあるんだけど、どうしてこんな味になるんだという疑問の方が頭の中で暴れ出す。不味いということじゃないんだよ。かつて味わったことのない味。十分の甘みとその中に垣間見えるスモーキーなフレーバーが何とも言えないハーモニーを奏でてくれる。但し、好き嫌いの好みは別れると思う。

 メインが安濃牛のサーロイン炭火焼き、炭火の香りがして、これに有機野菜が添えられている。かけられているソースはケイジャンの本領発揮のルイジアナソース。ルイジアナソースというのは、カイエンペッパーとかも使ってあって辛いんだけど、同時にコーンシロップなんかもふんだんに入ってて、甘辛い。タイ料理なんかで出てくるスィートチリソースと同じような感覚になるのかな?。

 最後は、デザート&コーヒーで締め。

 どう表現すればいいのかな。未知のものが好きで刺激を受けたい人にはお勧めだけど、好き嫌いは別れると思う。フロアのサービスが、それほどこなれてなくて、なんか可愛いといった感じ。形式張ったと言うよりは、気軽なサービスをしてくれる見あせ。メンソールがバクバク食べるからか、コースには入ってない一皿をサービスしてくれたりした。パンに添えられているバターは自家製のもの。ノーマルなバターとハイビスカスの花をワインに付け、バターに練り込んだイビスカスバターの二種類が用意されている。

 それと、価格設定がリーズナブルだ。通常4,000円のコース料理をオーダーするとワインと合わせて、サービス料やチャージがついて7,000円以上ということは良くあるけど、今回は5,000円くらいだった。



(店  名) トライベッキア
(ジャンル) アメリカンフレンチ
(所 在 地) 大阪市北区堂島1-4-2 ビールディング北新地五階
(電  話) 06-6341-4466
(営業時間) 11:30-13:30、17:30-22:00
(定 休 日) 土曜日のランチ、第一&第三土曜日、日曜、祝日
(ウ ェ ブ) http://www.tribekiya.com/
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