大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

オッタントット(Ottantotto)/イタリアン/扇町

2014年12月16日 12時02分41秒 | イタリアン
 12月に入ると、フレンチとかイタリアンに行かなくなります。混んでいるからというのと、クリスマス特別料金はイヤだという理由なんですが、最近は和食系ばっかり行ってるけれど、気になるイタリアンもたくさんあるし、12月もまだ前半なので、クリスマス特別料金にはなってないだろうということで、当日、直前に電話を入れたんですが、運良く空席があるとのことでしたので、行ってみました。以前はオステリア・ディ・レンドラがあった場所です。
 
 さて、ビールを飲みながらメニューをチェックします。メンソールは、メインを先に決めてから、逆方向にコースの構成を決めていくんですが、このところ魚ばかり食べていたので、メインを肉にすることは決めてました。
 
 まず一皿目ですが、生ハムと梨です。ルッコラが添えられていてサラダ仕立てになっています。遠い昔、ハム&メロンという料理があって、何がおいしいのかよくわからない取り合わせだと思ったもんなんですが、プレスハムだったからですね。やはり生ハムと合わせないと…。ということで、生ハムと梨がよくマッチしています。梨の甘みは少し控えめなんですが、生ハムの塩分も少し控えめなので、よく合っています。ここにルッコラの苦みが絡んでくると、味わいが複雑になり、気分も高揚してきたりします。




 パンです。二種類あります。




 二皿目は、ウサギのパテです。添えられているのはカポナータです。カポナータといえば揚げ茄子を使った甘酢煮みたいな感じで、付け合わせとして出てくるのかと思ったら、ソースとして使われているようです。ウサギのパテは、ねっとりと舌に絡みつくような感じがあってよい感じです。ウサギ肉は淡泊なんですが、カポナータと合わせると、その酸味がウサギ肉の味を引き立ててくれます。




 パスタなんですが、ストレッチというショートパスタを見つけたのでオーダーしてみました。パッパルデッレというと幅太のリボンみたいな形のパスタですが、これを斜めにカットして三角形にしたような感じがストレッチです。ソースはインゲンと貝柱のジュノベーゼなんですが、ちゃんとジャガイモも入っていたりします。
 
 この店のパスタは、すべてがオーダーが入ってから打つらしいんですが、打ち立てのパスタの食感というか、弾力というか、でも更に力を入れるとしぶとく抵抗しながら最後にはプチッと切れていきます。このパスタにジュノベーゼで対抗できるんだろうかと思ったりはしましたが、出過ぎず、隠れ過ぎずの絶妙なバランスでパスタを盛り立てています。久々にうまいパスタでした。




 メインが羊肉です。こいつも旨かったです。画像を見てわかるとおりで、複数の部位の肉が盛り合わせられていて、それぞれに、赤身の旨み、脂身の旨みなどを楽しめます。最後には骨にかぶりつく至福感を味わうことができます。酸味と塩味と、オリーブオイルの香りまで楽しむことができます。



 
 ちょっとサービスのお姉さんに愛想がないかなとか、ワイングラスを拭き上げ忘れたんだろうなといったところはあったんですが、そんなところはあまり気にしなくていいです。というか、気にならないほど料理が旨いです。ちなみに今回は、ドリンク込みで、6,500円強でした。
 
 

(店  名) オッタントット(Ottantotto)
(ジャンル) イタリアン
(所 在 地) 大阪市北区天神橋3-7-13 ブラーヴォ扇町一階
(電  話) 06-6232-023
(営業時間) 11:30-14:00、17:30-22:00
(定 休 日) 火曜日(不定休)
(席  数) 22(カウンター4、テーブル18)
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