大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

旬魚菜山脇(和食/扇町)

2015年02月16日 20時12分40秒 | ジャパニーズ
 ご夫婦で切り盛りされている店だからと言うことではなく、魚料理が美味しそうな店と言うことで行ってきました。
 
 メニューは月替わりのコース料理(3,800円)のみですが、21:00以降であればミニコース(2,100円)もオーダーできるようになるみたいです。金額は、いずれも税込みです。

 箸置きは、いろいろと趣向が凝らされたものが用意されているようなんですが、目の前に置かれたのは蓮根をデザインしたものでした。


 
 
 先付けは、鰆の蕪蒸し、鼈甲あんかけです。かぶら蒸しは久しぶりに食べた気がするんですが、なめらかな舌触りでした。鼈甲あんも柔らかな感じでいい感じです。


 
 
 椀物ですが、水菜と揚げ、蛤の浸し仕立てです。ダシが華やかに香り立ちます。その中で、蛤の味が十分に出ています。水菜と揚げが、ちょうど良い箸休めになります。


 
 
 次は造り。平目の昆布締め薄造りです。醤油はあえて添えていないようです。大葉の後ろに隠れて見えないんですが、醤油味の妻が添えられているので、必用ならばそちらと一緒にと言うことなんでしょう。一番奥に見えている黄色いものは、酢味噌ではなくて柚子のソースです。メンソールは、造りには基本醤油は付けませんし、少し塩味がほしいと思えば、箸先に醤油を付けて造りに移す程度で十分だと思っているので、醤油を添えないという姿勢は評価したいと思います。柚子のソースは、酸味が立って意外とシャープです。見た目から酢味噌をイメージしてしまうからだと思うんですが、予想よりは酸っぱいので、ごく少量を使えばいいと思います。


 
 
 焼き八寸です。左にあるのは海老の天ぷらを巻き込んだものです。衣のサクサク感が残っていて、ちょっと独特の食感でした。この取り合わせだと、どうしても巻き寿司は最後に持っていきたくなるんですが、なぜか一番最初に手を付けたりしました。正解でした。


 
 
 揚物なんですが、小芋、蓮根、牡蠣の三種類です。そこにふんわり玉子が乗せられています。玉子とじほどではありませんが、揚げ物がカレー風味なので、ある意味、味を中和させようと思ったのかもしれません。カレー粉は、オリジナルで調合してほしかったかなとは思ったりしました。特徴的な味&香ですし、それが結構強いので…。


 
 
 焚物はぶりと大根のあっさり煮です。定番と言えば定番なんですが、そこに春の香の菜の花を添え、梅干しを添えています。ぶり大根は、ぶりから出る味を大根に染みこませる料理なんですが、ぶりの味ではなく臭みだけを吸い込んだような味になることがあったりします。こんかいかんどうしたのは、大根の甘味をぶりが吸い込んでいるかのような味わいです。ぶりを食べると、大根の甘味が感じられるわけです。


 
 
 飯物ですが、焼きおにぎり茶漬けです。添えられているのはキノコの伽羅煮。


 

 最後がデザートです。右はトリュフの抹茶。右は柚子だったかな。抹茶と柚子の取り合わせもいい感じですが、抹茶とチョコレートも良く合います。


 

 
 振り返ってみて、これで3,800円(税込み)って、ちょっと信じられなかったりします。メンソールは例によって飲みまくったので、7,000円強にはなりましたが…。ただ、日本酒はほとんどが生原酒なので、ちょっと料理に合わせるには難しいところがあったりします。





(店  名) やまわき
(ジャンル) 和食
(所 在 地) 大阪市北区野崎1-22 日宝扇町ビル一階
(電  話) 06-6365-7207
(営業時間) 11:30-13:30(月~水、金土))、17:30-23:00(日曜日)
(定 休 日) 木曜日
(予  算) 7,000円/人
コメント
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