大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

名月亭(西区北堀江)

2004年12月16日 12時25分48秒 | カレー
 守口市にある蕎麦屋で、平日の昼間から日本酒を飲んでほっこりしていたメンソールを一本の電話が襲い、現実世界に引き戻したのは二日前のこと。その日と、その翌日は東奔西走、快刀乱麻、縦横無尽、変幻自在、不眠不休の活躍で乗り切って三日目。ほとんど徹夜のメンソールは朝一番にファックスで提案書を送り込み、午前中には集金。しかし集金場所に『スターバックスコーヒー』を指定するとは、なかなかお洒落なクライアントだったりする。

 昼一番には関目に戻らないといけないんだけれど、折角本町まで来たんだから....、ということで、以前から狙っていた南欧カレーの『名月亭』へ。長堀鶴見緑地線の西長堀駅二番出口を下車して、少し南に向かうと『南欧カレー』『名月亭』と書かれた大きな看板が迎えてくれる。メンソールは本町からだったので、中央線の阿波座駅から歩いたんだけどね。ちょっと大正ロマンを感じさせるような看板と書体なんだけど、店はガラス張りでテラス席もあったりする。アンバランスなんだけれど、そのアンバランスさが気にならない。素直にすっと入っていけそう。

 ランチタイムだったので、メンソールはカウンター席に案内される。カレーは南欧カレーが、オマールからだしを取ったシーフードベースのものと、鶏肉と牛すね肉からだしを取ったビーフベースのもののに種類。それぞれにトッピングを変えることによって七種類くらいのバリエーションがある。メンソールがオーダーしたものは白身魚と有頭エビのカレー。シーフードベースには他にも期間限定広島牡蠣フライカレーとか、一時間前に要予約のオマールカレーなんかもあった。

 ライスの方はパエリアを炊くのと同じ手法で、ブイヨンを使うのだそう。仕上げには乾燥パセリがかけられていて、ちょっと長粒米の香もする。特筆すべきは、個々のライスのはい仕方だろう。ドーナッツ状になっている。ルーは内側と外側にかけられていて、トッピングは内側に入れられている。必ず内側に入れられるわけではなくて、『海の幸たっぷりブイヤベースカレー(\1,780-)』の場合には、内側にホタテ、エビなど、外側にはアサリ、イカなどが配されていた。

 このドーナッツ状というかリング状というかのライスは、スプーンで一口分ずつすくっていくにはけっこう好適なような気がする。ライスとルーと適宜混合させながら食べるという楽しみは失われてしまうけれど、スプーンの細かい動きが不要なだけ、早く食べれるような気がする。

 カレーの方はあまり辛くなくて、カレーというよりはブイヤベースとか具がいっぱい入ったスープとかいった感じ。カレーを食べにいくぞ....、と決意を固めていくとちょっと裏切られるというか、もの足らない感じ。軽い目のシチューを食べにいくという感じなら、なかなかよさげかもしれない。店員達の動きとか接客態度とかも良かったし....。あと、ランチタイムにはサラダ、スープ、デザート、コーヒーなどのうちから一品が無料でサービスされる。メンソールはアイスコーヒーをチョイスしたけれど、メンソール好みの甘みを抑えたものだった。約束の時間が迫っていたので、一気飲みしてしまったが....。

 残念だったのは、カウンターに座ると、カウンターバックに大手メーカーのカレー粉の缶が置いてあったり、カウンターにトマトジュースの缶が置いてあったりすることかな。トマトジュースの缶の方は、置き場所から考えて、キッチンの目隠しとかインテリアとして置いているんだろうし、まぁ良いんだけど、カレー粉缶の方は見えないところにおいてほしかったりするな。


【店  名】 南欧カレー 名月亭
【ジャンル】 カレーショップ
【電話番号】 06-6539-6684
【住  所】 大阪市西区北堀江3-10-22 シティーライブ有萬一階
【営業時間】 11:30-22:00
【定 休 日】 月曜日
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« タイ料理でビール三昧オフ 1... | トップ | 平和楼(北区・新梅田食道街) »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

カレー」カテゴリの最新記事