大阪グルメ倶楽部

メンソールのグルメレポート&オフレポート

なかの家(創作料理系居酒屋/大淀)

2011年01月25日 12時19分32秒 | その他
 昨年末にグランドオープンした店。単なるスモールサイズの居酒屋かな。その割にはイタリアンなメニューがあったりするなと思っていたんですけど、行ってみてびっくりの創作料理の店でした。
 
 創作料理を標榜している店は多数ありますけど、どこが創作料理なのか良く分からないところがあったりします。和洋折衷でも同じなんですけど、和食と洋食の両方を出す店だったりするわけですね。少し前は、無国籍料理とか言う表現もあったようですが…。
 
 『ポでん』という創作料理が、多分この店の一押しなんだと思います。読んで字のごとくで、『ポトフ』と『おでん』のハイブリッドです。今回は盛り合わせをお願いしたんですけど、フォアブラとかドラムチキンなどのメニューも用意されているので、是非一度試してみてください。新しい世界が広がると思います。洋風の食材をおでんネタにしたわけでもなく和風の食材をポトフに入れてみたというものではないです。



ポでん。ポトフとおでんのハイブリッド。左から筍、安納芋、豚肉、背後にスジ


 まず、突き出しとして出されたのがフォンデュバーガー。チーズを挟んであげてバンズに挟んだ物なんですけど、不思議な旨さがあります。ちなみにパンは、谷町六丁目の有名店のものを使っているそうです。



フォンデュバーガー


 前菜盛り合わせは、蟹味噌のクリームチーズとか、鶉玉子のピクルスとか飲兵衛のお友達のような料理が多数。で、メンソールはビールから赤ワインにスイッチ。



前菜盛り合わせ。左か蟹味噌チーズ、数の子、生ハム、手前は鶉玉子のピクルス。


 続いては、鴨の炙り焼きと、芽キャベツとゆり根の炒め物。鴨肉がレアなんですよ。しかも、ねっとり感がすごいです。芽キャベツ&ゆり根の方も、ゆり根がほぼレア状態。百合ねと言えばほくほくした食感が特徴なんですけど、ほぼレア状態なので、シャキシャキした歯ごたえになってます。生じゃないかと思うくらいに…。でも、噛み続けていると、ねっとり感が出てきて、甘さが口の中に広がります。なかなかセクシーです。
 
 ムール貝のワイン蒸しと言えば定番料理なんですけど、ムール貝が大振りで、旨味がしっかりと凝縮されています。
 
 ワニ肉もそうだったんですけど、全て食べたことのある食材なんですけど、多分、原材料が銀蒸されているんだと思います。旨いです。それと、先入観をちょっとだけ裏切る調理法が、この店の特徴のように思います。
 
 メンソール的には、日本酒がもう少し充実してくれていたら嬉しいかなと思いつつ、日本酒よりはワインの方が合わせやすいんじゃないかなとも思っています。
 
 何にせよ、2011年の出だしから大発見の店ですね。値段の方もリーズナブルなので、通ってしまうような気がします。『ポでん』はお勧めです。是非、何人かで訪れて盛り合わせをオーダーしてみてください。
 
 
 

(店  名) なかの家
(ジャンル) 創作料理
(所 在 地) 大阪市北区大淀南1-2-10
(電  話) 06-6455-7739
(営業時間) 11:30-14:30、18:00-23:00。土日祝はディナータイム営業のみ。
(定 休 日) 不定休


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