ＩＲ誘致に思う

炭鉱の町が廃村になったり
金山銀山が遺跡登録されたり

かつての栄華がやがて
朽ち果てていく

外貨を求めようと
カジノを含むＩＲ産業が

眩しいばかりの建造物が
静かな和歌浦湾の一角に聳え立ち

地元を支え国を支えし
何より和歌山の経済を

好転させるためにというけれど
その引き換えに何か

大切なものを失くしは
しないのかなどと思うのは

古い私の的はずれ？
ギャンブルは他にもある

カジノを毛嫌いすることもない？
カジノを嫌ってるというのでなく

和歌山の風土や文化を
汚されやしないかと憂う

それに
カジノに関する事業なんて

もう古くさい過去のものに
なりつつあるのではないのだろうか

煌びやかながらくたとして
朽ち果てるまでそんな長くない

採算もとれず負の遺産を
近未来に残しはしないのか？

きっと若者はそんなものに興味ない
興味なんて持たないと思う