5月24日(金)
5時から5時半まで散歩。
朝食は昨日買ったバゲット半分と例の「玉葱と玉子のオリーブオイル炒めバルサミコ酢ぶっかけ」。
昼前にカブで三宮へ向かう。三宮に残るCDショップ二店のうちのもう一方「タワーレコード」。
30年くらい前、三宮センター街のビルに入っていた「HMV」は震災の前にはワンフロア―全部が陳列棚だったように記憶しているが、何だか行く度に売り場面積が減って行って、先日書いたように今は3分の一くらいになっている。
その前のレコードの時代には元町にあった「YAMAHA」が一番充実していたように思う。こちらは40年以上前の話。
その「YAMAHA」が元町の店を閉め、加納町のビルに移ったのはいつだったろうか。何かの拍子で訪れたことがあるが、既にレコードは置かれてなくて、CDもなかったような・・・。
元に戻して。
「タワーレコード」は同じく三宮センター街、淳久堂の入っていたビルの地下にHMVの倍くらいはある広さの売り場面積を持つ店だった。
それが或る時、久し振りに行ったら売り場面積が半分になっていた。それからしばらくして淳久堂に行ったついでに、と地下に降りるエスカレーターに乗ったら、何だか様子が変だ。「タワーレコード」はきれいさっぱりなくなっていた。
三ノ宮駅の南の方にある、ということは数年前に知ったが、もはやCDなど買うこともない、と探検に行くこともなかった。二輪の駐車違反摘発が急に徹底して行われるようになり、これまでのように気軽にバイクで市街地へ行くなんてことができなくなったのも出歩かなくなった理由だ(いや、これが理由のほとんどかも)。
カブなら90分まで無料の駐車場がある(~125㏄まで。250くらいのスクーターを素知らぬ顔で停めている不埒者もいるけど)。
ミント神戸のビルの中に店舗があった。売り場面積はやはり広くはない。
タワーレコードは「新しい学校のリーダーズ」を推しているからか、CDも数枚ずつながら3~4種あったような気がする。初期のCD「マエナラワナイ」を買う。
店員に昔は淳久堂の地下に在った、と言ったら「知らなかった。ボクらが生まれる前です!」だと。全くの初耳だったらしい。
もうこの頃はCDを買う人も少なくなった。配信されるものを購入して終わり。場所は取らないし始末の問題もない。手軽に入手・棄却できる。
でもそれは面倒を省くと同時に、入手・棄却時の大いなる「感傷」を体感できなくするということでもある。