宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

黒川郡園芸振興部課長会議開催

2010年12月07日 13時58分37秒 | その他
 農産物直売所等の売上げ増加と,自動車産業をはじめ大手企業の進出により,急激に地元食材に対する需要が高まっている黒川郡の今後の園芸振興を図るために,黒川郡内4町村およびJAあさひなの部課長による,黒川郡園芸振興部課長会議を開催しました。
 会議では,これまでの園芸振興の取り組みと成果,今後の園芸振興重点推進方向,黒川地域における食材供給をとりまく状況と対応について話し合いました。
 黒川郡の園芸振興を進めていくためには,JAだけでなく町村や県もともに共通認識を持って協力し合って行かなければならないことを再確認し,今後,担当者会議も開催しながら各種実態調査や講習会を行っていくこととして会議を終了しました。
 会議終了後は,JAあさひなで重点的に推進している玉ねぎについて,機械定植したほ場を現地視察しました。
 普及センターでは今後とも関係機関と連携し,黒川郡の園芸振興を進めていきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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みやぎ農業未来塾・畜産コースで岩手県へ

2010年12月07日 10時20分56秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 大崎農業改良普及センターでは,酪農後継者等を対象として,平成22年11月26日(金)に,みやぎ農業未来塾(畜産コース)を開催しました。昨年に引き続き,大崎石巻乳用牛群改良組合との共同開催として,他地域からの参加者も加わり,出席者は17名となりました。
 最初に,滝沢村にある社団法人岩手県畜産協会(衛生検査課)を訪れました。同協会では,平成19年から東北六県の生乳検査を一括して実施しており,年間検査件数が約88万件(一日平均4千件)にもなることから,高能力の検査器具が稼働しています。参加者の中には牛群検定組合員が多く,自分たちが検査依頼をしたサンプルが次々と検査される状況を熱心に見ていた人もいました。
 次に,稲発酵粗飼料に関する研究を伺いに,盛岡市にある独立行政法人東北農業研究センターを訪れました。参加者の中で現在,稲発酵粗飼料を給与している人はごく少数でしたが,国産粗飼料の増産の動きの中でも注目されている飼料です。栽培から収穫調製そして給与までの流れを勉強しましたが,来年度,新たに給与する人が出てくるか期待したいと思います。また,省力化の手段として注目されている放牧についても話しを聞きました。牛が今,放牧場で何をしているかを知るための最先端システムについて,興味深い話しを聞くことができました。
 最後に,花巻市にある北日本くみあい飼料株式会社花巻工場を訪れました。ここでは,肉牛を中心とした配合飼料を製造しています。また,BSE対応として県内にある石巻工場での牛と豚・鶏の原料搬入から製造,出荷までが,全く別の製造ラインとなっているシステムについてビデオにて見ることができました。          
 今年は,宮崎県で発生した口蹄疫の関係で,例年のような先進的取り組み農家の訪問はできませんでした。しかし,今まで見る機会の無かった関係機関の取り組みに身近に触れることができ,各自の経営発展の参考になったものと考えています。



 







宮城県大崎農業改良普及センター 先進技術班
   TEL:0229-91-0726 FAX:0229-23-0910

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若い力でみやぎの花を~みやぎ農業未来塾~

2010年12月07日 09時29分09秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 12月1日に、みやぎ農業未来塾~花きコース~を開催しました。
 管内の若手花き生産者9名が参加し、石巻方面の若手花き生産者3戸を視察しました。同じ県内といえど若手の生産者と交流する機会は少ないため、相互に活発に意見が交換され、作っている品目は違ってもいい勉強になっているようにみられました。
 視察終了後、参加者から「今日はとても刺激を受けたので、またこのような機会があったらぜひ参加したい。」という意見をもらいました。今回のつながりをこれからの花き生産に生かし、さらに後継者が意欲をもって農業ができるように普及センターでも支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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JAあさひなりんご部会巡回講習会開催される

2010年12月07日 09時24分48秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 JAあさひなりんご部会では,生産者7名が参加し,平成22年11月11日に巡回講習会を開催しました。
 普及センター職員を講師に参加者のほ場を全員で巡回しながら各々の着色管理の状況や病害虫の発生状況の確認を行いました。
 本年度は夏の高温の影響で着色が進まず早生や中生の品種はあまり良くありませんでしたが,主力品種の「ふじ」については若干着色が遅れているものの春の低温で遅れていた果実肥大が回復し,ほぼ平年作となる見込みです。
 普及センターからは,
・着色管理
・収穫期の見極め
・新規に発生する恐れのある害虫の被害確認
・熊を寄せ付けないよう落果や腐敗果などを園内に放置しない
等の説明を行いました。
 JAあさひなの園芸振興を応援している普及センターは,部会員の技術向上を目指して巡回指導や研修会を開催していきます。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8410
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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