本吉農業改良普及センターでは,気仙沼市本吉町の有機肥料センターで生産される「もとよし有機」を使用した水稲栽培展示ほの成績検討会を12月6日に開催しました。
実証ほの内容は,4月に「もとよし有機」を散布し,その後窒素肥料のみを施用したものと,慣行栽培のほ場を比較するものです。普及センターからは展示ほの収量・品質について,実証区は登熟歩合,千粒重ともに慣行区を上回り増収となったこと,また,展示ほは生育後半まで葉色の低下が少なく好適な栄養状態を維持できたことから背白粒や基白粒などの発生も少なく,今年度の高温においても品質低下を抑えることができたことなどを説明しました。また,気仙沼市本吉総合支所の担当者から,散布受託の体制が整い,堆肥散布の申込みを受付けることについて説明がありました。
参加者からは,「散布機械の作業効率はどのくらいなのか?」「もとよし有機を秋施用した場合,来春の施肥設計はどのようにすればいいのか?」など質問があり,活発な意見交換がなされました。
今後の散布開始に向けて市や農協など関係機関と検討を行いながら,肥料費の低減と循環型農業の実現に向けた支援を継続していきます。
本吉農業改良普及センター
先進技術班
TEL 0226-46-6905
FAX 0226-46-5140
実証ほの内容は,4月に「もとよし有機」を散布し,その後窒素肥料のみを施用したものと,慣行栽培のほ場を比較するものです。普及センターからは展示ほの収量・品質について,実証区は登熟歩合,千粒重ともに慣行区を上回り増収となったこと,また,展示ほは生育後半まで葉色の低下が少なく好適な栄養状態を維持できたことから背白粒や基白粒などの発生も少なく,今年度の高温においても品質低下を抑えることができたことなどを説明しました。また,気仙沼市本吉総合支所の担当者から,散布受託の体制が整い,堆肥散布の申込みを受付けることについて説明がありました。
参加者からは,「散布機械の作業効率はどのくらいなのか?」「もとよし有機を秋施用した場合,来春の施肥設計はどのようにすればいいのか?」など質問があり,活発な意見交換がなされました。
今後の散布開始に向けて市や農協など関係機関と検討を行いながら,肥料費の低減と循環型農業の実現に向けた支援を継続していきます。
本吉農業改良普及センター
先進技術班
TEL 0226-46-6905
FAX 0226-46-5140