宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

「もとよし有機」水稲栽培展示ほ成績検討会を開催

2010年12月08日 17時55分58秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営
 本吉農業改良普及センターでは,気仙沼市本吉町の有機肥料センターで生産される「もとよし有機」を使用した水稲栽培展示ほの成績検討会を12月6日に開催しました。
 実証ほの内容は,4月に「もとよし有機」を散布し,その後窒素肥料のみを施用したものと,慣行栽培のほ場を比較するものです。普及センターからは展示ほの収量・品質について,実証区は登熟歩合,千粒重ともに慣行区を上回り増収となったこと,また,展示ほは生育後半まで葉色の低下が少なく好適な栄養状態を維持できたことから背白粒や基白粒などの発生も少なく,今年度の高温においても品質低下を抑えることができたことなどを説明しました。また,気仙沼市本吉総合支所の担当者から,散布受託の体制が整い,堆肥散布の申込みを受付けることについて説明がありました。
 参加者からは,「散布機械の作業効率はどのくらいなのか?」「もとよし有機を秋施用した場合,来春の施肥設計はどのようにすればいいのか?」など質問があり,活発な意見交換がなされました。
 今後の散布開始に向けて市や農協など関係機関と検討を行いながら,肥料費の低減と循環型農業の実現に向けた支援を継続していきます。               

本吉農業改良普及センター
先進技術班
TEL 0226-46-6905
FAX 0226-46-5140

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稲わらリースを販売~JA多賀城生産者直売会女性部研修会~

2010年12月08日 09時37分20秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
 JA仙台多賀城生産者直売会女性部会(部会長鈴木和子)は平成21年8月に直売会の下部組織として組織され,各種講習会や視察研修会などを実施しながら,資質向上と会員の相互交流に努めています。
当部会では平成22年11月24日(水)に,稲わらを活用したリース作りを商業デザイナー遠藤凌子先生を招いて研修しました。
参加者は7名で,初めてのリース作りで,課題はありましたが,思い思いのセンスで,いろいろなリースが出来上がりました。
後日,研修で出来上がったお正月リースやクリスマスリースを女性部会で直売所のガラスに飾り付けるとともに,現在直売所で販売中です。
今年は稲わらの確保が十分ではありませんでしたが,来年は早めに稲わらを確保してもっといいものを作って販売したいと意気込む会員の声に,これからの女性部会の取り組みが楽しみになりました。
 今後も普及センターでは,意欲的に販売品目の拡大に取り組む農業者を支援していきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8320
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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