南三陸町では中山間地域の園芸振興を図るため,有志らの手により干し柿作りへの取組みが始まっており,今年春には柿の苗木の新植もしています。
このほど,町内童子下集落の女性グループが,将来の干し柿生産に備えて経験を積むため,既存の樹から収穫した自家消費用の干し柿に,硫黄くん蒸処理を行いました。
硫黄くん蒸処理は,干し柿の黒変とカビの発生を防ぐため広く行われていますが,南三陸町内では今回が初めての試みです。
処理にあたっては,昔しいたけ乾燥用に使われたという木箱を使い,共同作業で皮むきした果実を並べて密閉し,所定の量,所定の時間で硫黄を燃やしました。
くん蒸が終わった果実はきれいに黒ずみが取れており,作業に立ち会った女性たちからは,こういう干し柿を私たちが作れるとは思わなかった,という感想が聞かれました。
今後,干し柿を他所に販売できる商品とするには,衛生管理の徹底など注意を要する点が多々あり,普及センターでは課題の解決に向けて農業者らの活動を支援していきます。
本吉農業改良普及センター地域農業班
TEL 0226-46-6902
FAX 0226-46-5140
このほど,町内童子下集落の女性グループが,将来の干し柿生産に備えて経験を積むため,既存の樹から収穫した自家消費用の干し柿に,硫黄くん蒸処理を行いました。
硫黄くん蒸処理は,干し柿の黒変とカビの発生を防ぐため広く行われていますが,南三陸町内では今回が初めての試みです。
処理にあたっては,昔しいたけ乾燥用に使われたという木箱を使い,共同作業で皮むきした果実を並べて密閉し,所定の量,所定の時間で硫黄を燃やしました。
くん蒸が終わった果実はきれいに黒ずみが取れており,作業に立ち会った女性たちからは,こういう干し柿を私たちが作れるとは思わなかった,という感想が聞かれました。
今後,干し柿を他所に販売できる商品とするには,衛生管理の徹底など注意を要する点が多々あり,普及センターでは課題の解決に向けて農業者らの活動を支援していきます。
本吉農業改良普及センター地域農業班
TEL 0226-46-6902
FAX 0226-46-5140

