宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

頑張って花を作りましょう!

2012年02月08日 13時14分44秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 仙台市花卉園芸振興協議会では,市内花き生産者のレベルアップを目的に,1月31日にJAみやぎ登米管内で視察研修会を開催しました。
 仙台市内の花き生産者は,市場出荷のほか直売所やイベントでの販売等直接販売が多いのが特徴です。特にお盆やお彼岸の需要期に合わせて行われる販売会には多くのお客様が列を作り,需要に供給が追いつかないほどです。さらに,JA直売所がリニューアルオープンし,年間を通じて花の需要が高まってきました。
 今年度は,東日本大震災で津波被害を受けた生産者もおり,特にトルコギキョウの生産が大幅に減少しました。被害を受けた生産者はヘドロの除去や除塩対策を実施し,生産力の回復に努力しているところです。今回の研修では,冬期間の切花栽培について学び,年間を通じて「仙台の花」を消費者に提供できるようになることを目的に開催しました。
 今後,生産力が回復し,新たな品目や作型が導入されてより多くの花を消費者に提供できるよう,普及センターでも支援を行なっていきます。

 

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

果樹における放射性物質の除染対策研修会

2012年02月08日 11時35分50秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

仙南地域は,なし,りんご,かき等の県内有数の果樹産地ですが,福島第一原発事故の放射能汚染による影響が心配されています。

そのため,平成24120日(金),果樹生産者等を対象に,県大河原合同庁舎大会議室で放射性物質の除染対策研修会を開催しました。

講師として,果樹類の放射能関係の試験研究に従事されている福島県農業総合センター果樹研究所の主任研究員阿部和博氏を招いて果樹類の樹体汚染の実態と除染方法について講演いただき,当所からは果樹類の放射性物質測定状況について情報提供を行いました。

当日は,生産者及び関係者120名が参加し,果樹園の汚染実態と除染技術を学ぶことができました。

今後,普及センターでは,樹体の粗皮削り等による除染作業を支援していきます。

 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第二班

     TEL0224-53-3431  FAX0224-53-3138


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

丸森町市民農園管理組合不動直売会員せん定講習会

2012年02月08日 11時24分03秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

平成24117(),丸森町市民農園管理組合不動直売会員を対象に,ぶどうのせん定講習会を開催しました。直売会では平成13年から水稲育苗ハウス等を活用したぶどう栽培に取り組み,会員が生産したぶどうは不動直売センターで販売されています。普及センターではせん定や房づくりの栽培講習会を行い,取り組みを支援してきました。

せん定講習会当日は,会員9名と丸森町農業創造センター担当者が出席し,農業・園芸総合研究所園芸栽培部果樹チーム池田裕章上席主任研究員と普及センター職員が講師となり,せん定の基本的技術や今後の栽培管理について座学で講習を行いました。また,現地ほ場では,実技指導を交えた実習を行いました。
 せん定作業は,収量を左右し,高品質な果実を生産する上で最も重要な作業です。
 参加者からは,樹勢の調節方法や病害虫防除に関することについて質問が出されるなど,栽培技術向上の意欲が伺えました。
 普及センターでは,ぶどうの栽培技術向上に向けた取り組みを今後も支援していきます。

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班  

        TEL0224-53-3431  FAX0224-53-3138

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする