宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

本吉地区農村教育青年会議が開催されました

2012年02月13日 18時16分41秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  本吉地区4Hクラブ連絡協議会では,1月22日に気仙沼市本吉公民館で,本吉地区農村青年会議を開催しました。
 今年度は,2名のクラブ員が就農までの経緯や就農後の経営内容,そして震災の経験を通じた農業への思いなどが発表されました。また,昨年の全国青年農業者会議に出場した高橋浩幸さんから模範発表があり,参加者は熱心に聞き入っていました。
 普及センター,指導農業士,青年農業士による審査員からは,「震災にもかかわらず意欲的な発表であり,内容をさらに高めて県での発表に備えてほしい」との審査講評があり,審査の結果,三浦拓也さんが2月4日に開催される宮城県農村教育青年会議で発表することとなりました。参加したクラブ員は,発表された意見に刺激を受けたようであり,今後さらに若い力よるに震災復興が期待されます。


<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
    地域農業班
 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
       電話 0226-29-6044


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本吉地区みやぎ農業未来塾が開催されました

2012年02月13日 16時29分08秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 

 2月9日に新規就農者等を対象に本吉地区みやぎ農業未来塾を開催しました。今年度は,登米市の有限会社とねやしき農場を訪問し,周年での施設野菜栽培について勉強してきました。
 永浦清幸取締役からは,これまでの経営の経緯,周年での葉菜類栽培の注意点や大規模経営でのポイントについて施設を見学しながら説明をいただきました。参加者からは,作付け体系や病害の発生状況と防止対策,雇用の仕方等予定時間をオーバーするほどさまざまな質問がだされました。
 参加者の中には,震災により施設が被災しましたが,以前より栽培面積を拡大する意欲的な青年農業者もおり,未来塾などを通じて普及センターでは,今後も新規就農者等の活動を支援していきます。

<連絡先>
宮城県本吉農業改良普及センター
    地域農業班
 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2
       電話 0226-29-6044


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登米市農村教育青年会議が開催されました。

2012年02月13日 13時45分58秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 市内若手農業者グループの「登米市4Hクラブ」(会員18名)は,平成24年1月22日に,日ごろの営農活動に対する主張やクラブ活動,プロジェクト活動等を発表する「平成23年度登米市農村教育青年会議」を開催しました。
 今年度は,「プロジェクト発表」1人,「農村青年の主張」2人,「クラブ活動発表」1人の計4人が発表しました。プロジェクト発表では,牛350頭規模のたい肥舎建設の工夫及び生産した堆肥の品質を向上させる取り組みが報告されました。
 また,農村青年の主張では,北海道の農家生まれだが,宮城県に来て法人で農業生産に携わることになった事例や,農家を継ぐために行った海外研修で大変な苦労を味わったものの,得難い経験だったと思えるようになった事例についての発表がありました。
 審査の結果,「プロジェクト発表」最優秀賞には佐藤瑛彦さん,「農村青年の主張」最優秀賞には梅基瞬さん,優秀賞には大槻雄一郎さんが選ばれました。これにクラブ活動発表の菅原達徳さんを加えた4人が平成23年度宮城県農村教育青年会議で発表することになりました。
 本会議を通して,クラブ員が現在の農業経営やクラブ活動を振り返る機会となり,今後の参考になったと思われます。
 当普及センターでは,今後も登米市4Hクラブの活動を支援していきます。



〈連絡先〉
 宮城県登米農業改良普及センター
  宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-8603
  FAX:0220-22-7522


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平成24年度なし防除基準説明会

2012年02月13日 13時12分33秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 仙台市の北東に位置する利府町では,古くから日本なし栽培が盛んで,生産者数95名で30haほどの栽培面積があります。通称「利府梨」として知られ,秋には県道8号線(通称利府街道)沿いに多くの直売所が並びます。
 JA仙台利府地区梨部会では,昨年12月に役員,JA仙台の営農指導員,普及センター職員により平成24年度の防除基準の検討を行い,近年発生が多くなっている胴枯病菌による心腐症やニセナシサビダニ対策のため,前年の防除暦を基調としながらも若干の改正を行いました。
  JA,普及センターで厳重なチェックを行い,間違いのないことを確認した後,1月31日から2月2日までの3日間にわたり,部会員を対象とした説明会を実施しました。
 当日は普及センター職員を講師に以下の内容について講習を行いました。
 ・農薬使用基準の遵守
 ・平成23年度防除基準からの改正点
 ・最近発生の多い胴枯病,胴枯病菌による心腐症,白紋羽病の診断と防除法
  説明会は各支部ごとに計6カ所の会場で行い,約60名の参加がありました。
 普及センターでは,今後も利府梨の品質向上と産地発展を支援していきす。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 先進技術第一班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8410
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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