宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

加工トマト(ジュース用)の定植行われる

2013年06月05日 11時49分12秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 石巻市桃生地区には,土地利用型経営(水稲+麦・大豆体系中心)の農業生産法人が6法人あります。各法人と今後とも継続できる法人の形を模索しながら,長ネギやキャベツ等の園芸作物を導入しています。
そ のような中,今年初めて(有)高須賀農産では新規品目として加工トマトに取り組むことになりました。
 カゴメ株式会社から苗の提供を受け,5月22日に「機械収穫向品種」「手取収穫向品種」合わせて30aに定植しました。
 加工トマトの導入に当たっては,法人の労働力配分や経営収支等を把握するため,農業・園芸総合研究所の情報経営部の協力を得ながら取り組んでいます。
 今後,生育状況を把握しながら肥培管理や,収穫時間,経費の把握を実施し,加工トマト導入可能性を検討していきたいと思っています。

<連絡先>
石巻農業改良普及センター 先進技術第一班
TEL;0225-95-7612 

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石巻市立蛇田小学校で「蛇田んぼ」の学習が始まりました。

2013年06月05日 11時15分00秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 本年度も石巻市立蛇田小学校第5学年の総合的な学習の時間「実りの蛇田 わくわく蛇田んぼ」が始まりました。
 蛇田小学校での稲作の学習については,JAいしのまき青年部,JAいしのまき,石巻地区4Hクラブ,普及センターが支援しています。
 5月27日には田植え体験直前の学習として,普及センター職員が先生となって稲作の1年間を説明しました。質問タイムでは「米作りの日数は何日?」,「1株に取れる米の量はどのくらい?」,「コンバインはいくらするの?」などなど,時間が足りなくなるほど質問が出されました。翌日には田植えが行われ,子どもたちは泥で汚れることも気にせず,一生懸命に苗を植えていました。
 引き続き,秋には稲刈り前の学習会,稲刈り体験,脱穀・もみすり体験等が行われます。



《連絡先》
石巻農業改良普及センター 地域農業班
TEL:0225-95-1435

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ライフステージを踏まえた将来計画の策定

2013年06月05日 10時24分19秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
若手の農村女性を対象に,「第1回次世代アグリウーマン研修会」を宮城県図書館会議室で開催し,ライフプランの作成を行いました。
 はじめは紙とペンを手に戸惑っていた人たちも,家庭の状況の推移を記入していくうちにこれから様々な計画を持つ人たちが,夢の実現時期を「10年先と思っていたけど,それより前に・・・?」「いつならできそうかしら?」とより具体的になってくる人もありました。
 研修後は,次回の研修内容についての要望や今回参加できなかったメンバーの動向,新しい農家レストランの情報から,それぞれが計画している事業についてなど大事な情報交換を行い,話は尽きませんでした。
 普及センターでは今後も研修会を継続して開催し,女性起農業者の支援を行っていきます。

〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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ゆりあげ港朝市オープンでカーネーションを配布しました

2013年06月05日 10時13分11秒 | 東日本大震災からの復興に関する支援
震災後,イオンモール名取の駐車場で開催していた「ゆりあげ港朝市」が,平成25年5月4日(土),閖上地区で営業を再開しました。そのオープンにあわせて,名取市花卉生産組合では,これまでの復興に対する支援への感謝の気持ちと名取のカーネーション産地のPRを目的に,約1,000本のカーネーションをラッピングし,朝市の来場客に配布しました。
一昨年の東日本大震災で名取市小塚原地区のカーネーション施設は甚大な被害を受けましたが,その後,施設の復旧や除塩作業を進め,昨年の秋には農家全8戸が出荷を再開しました。今回のラッピングと配布は,その小塚原地区の若手生産者が中心になって行いました。
 普及センターでは,今後も関係機関と連携し,カーネーションの安定生産や出荷,さらに組合で生産された花を用いた商品作り等の技術向上を支援していきます。

連絡先 亘理農業改良普及センター 0223-34-1141

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晴天のもと,消費者と農村青少年の交流会を開催しました

2013年06月05日 09時58分08秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保
 平成25年5月19日,名取市上余田にて名取市4Hクラブ員と消費者の交流会が開催されました。名取市4Hクラブが主催する交流会は,例年閖上地区においてカーネーションの収穫体験を行っていましたが,産地が被災したことから,昨年,上余田の農地を借り,様々な野菜の植え付けや収穫体験に内容を変更して取り組んでいます。
 当日は晴天に恵まれ,名取市近隣から集まった18名の親子連れが,クラブ員からサツマイモや枝豆,落花生の植え付け方法を教えてもらいながら,楽しく作業に取り組みました。また,クラブ員が名取市の農業について説明し,着実に復興が進んでいる現状を,消費者は理解することができました。
 参加した消費者からは,秋の収穫体験だけではなく,生育状況の観察と栽培管理をしてみたいと希望が寄せられ,4Hクラブは枝豆やメロンが収穫できる夏期に,2回目の交流会を開催する計画で準備を進めていきます。

<連絡先>亘理農業改良普及センター 地域農業班 0223-34-1141

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