宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

直売所で研修会開催~安全・安心な食品加工と野菜畑の土づくり

2013年06月19日 16時56分21秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成25年6月11日に大崎市田尻のロマン館を会場に,普及センター職員が講師となり,農産物直売所「安心市場さくらっこ」に直売所に出品している加工部会及び野菜部会を対象に研修会を開催しました。
 加工部会の研修では,主に製造許可や食品表示,衛生管理の要点について加工部会員20名を対象に講演するとともに,衛生管理の一環として加工場の再点検を勧めました。
 野菜部会の研修では特に品目共通の技術である土づくりをテーマに,物理性,化学性の改善の重要性およびpH,EC等の意味や診断書の見方について解説しました。約30名の部会員が参加しました。
 参加した組合員からは「食品表示の中で初めて聞いた話もあった」,「土壌の話が分かりやすかった」等の感想を頂きました。
 今回の研修会により加工部門の充実,野菜の生産安定につながることが期待され,特に加工部門は継続的に研修を実施する予定です。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班
TEL 0229-32-3115,FAX 0229-32-2225

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水稲直播栽培第1回現地検討会を開催しました

2013年06月19日 09時44分16秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援
 平成25年6月14日に,直播栽培に取り組んでいる農業者やこれから取り組みを計画している農業者,関係機関など41名が参加して,登米市,みやぎ登米農業協同組合及び南三陸農業協同組合との共催で水稲直播栽培第1回現地検討会を開催しました。
 担い手への農地集積が進むなか,水稲栽培の一層の低コスト化や省力化が必要となっており,対応技術として水稲直播栽培への関心が急激に高まっています。しかしながら,直播栽培では収量や品質のばらつきが大きく,経営安定のためには栽培技術向上による収量・品質の安定的な確保が必要となっています。
 現地検討会は,乾田直播栽培が中田町1か所,湛水直播栽培が迫町と南方町の合計2か所を巡回して実施し,各ほ場のこれまでの耕種方法の紹介,栽培農家の感想,普及センターからは生育調査結果や今後の管理,特に茎数の確保について説明を行いました。
 参加者からは,出芽までの水管理や施肥量,雑草防除などに関する疑問や意見が多く出され,活発な意見交換が行われました。
 次回の現地検討会は収穫前の9月5日を予定しており,普及センターでは今後も直播栽培の技術向上と普及・定着に向けて支援していきます。

<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522

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登米市農業士会に新たに2名の仲間が加わりました

2013年06月19日 09時33分47秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援
 平成25年6月7日に登米市農業士会歓送迎会が開催されました。
 前日,6月6日に宮城県庁で開催された宮城県農業士退任者感謝状贈呈式,認定証交付式を受けて開催されたものです。
 今回登米管内では,及川哲雄氏(施設野菜),星正喜氏(肉用牛),芳賀秀二氏(果樹)の3名が宮城県知事より退任の感謝状を受け,また,指導農業士として千葉啓氏(肉用牛),青年農業士として佐藤展氏(野菜)の2名が新農業士として宮城県知事より認定証の交付を受けました。
 石坂信義会長から歓迎と慰労の挨拶が,来賓の登米農業改良普及センター鴇田宏所長より激励と感謝の言葉が贈られました。これに対し,退任される農業士から,これまでの活動についての感想が語られたほか,新農業士から地域農業の発展と後継者育成に尽力したいとの抱負が語られました。
 なお,登米市農業士会から,及川哲雄氏,星正喜氏,芳賀秀二氏の3名が定年により退任することになりました。3名の方々には長年にわたり農業士として活動されたことに感謝したいと思います
平成25年度登米市農業士会の会員数は,指導農業士9名,青年農業士10名の計19名となりました。
 普及センターでは,今後も農業士会と連携し地域農業の発展と農業後継者の育成確保に取り組んでまいります。



<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522

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トマト加工研修会を開催 ~ マダムとボーイのとみベジキッチン ~ 

2013年06月19日 08時58分42秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成
本 文:
 富谷町の農産物直売会「おんないん会」の加工部「マダムとボーイのとみベジキッチン」が,加工研修会を開催しました。4回目となる今回は,新調したおそろいのエプロンとキャスケットで勢揃いです。
 前回同様,トマトを利用したトマトジャム,トマトピューレ,トマトケチャップの試作を行いました。前回は煮詰めが足りず,今ひとつと言ったところでしたが,今回は煮詰めも十分。
お昼ご飯には,できあがったケチャップを使ったオムライスを作り,みんなでいただきました。
 次回は8月を予定しています。
 今回はおんないん会で栽培しているトマト「ポンデローザ」を使うことができませんでしたが,おいしいトマト製品がお店に並ぶのが楽しみです。
 普及センターでは,今後も加工品の品質向上に向け,支援を続けていく予定です。


〈連絡先〉
宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
TEL:022-275-8374
FAX:022-275-0296
E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp

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