宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

写真撮影技術向上研修会を開催しました

2013年12月19日 16時59分21秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 12月12日(木),仙南地域の若手農業者集団「仙南・農 AKOGARE-navi」(以下A-navi)及びみやぎ農業未来塾生を対象に,自ら生産した農産物について,価値をより効果的に発信する手法を身につけるために,公益社団法人宮城県観光連盟の吉野祐輔氏を講師として,写真撮影技術向上研修会を開催しました。

 良い写真を撮る心構え及び具体的な技術等について講義していただいた後,A-naviメンバーである(株)ざおうハーブの平間氏のハウスへ移動し,学んだ内容を反映できるよう意識しつつ写真撮影に取り組みました。その後,撮影した写真をスライドで映し出して,先生からのアドバイスをいただきました。自ら撮影した写真の良い点及び改善点について先生から話していただいたことで,撮影技術向上の参考になった他,商品を良く魅せることがいかに重要かを再認識していました。

普及センターでは今後も担い手農業者を支援し,地域活性化の一助となるよう努力してまいります。

 撮影技術の講義            メンバーが撮影した写真                  黄金比率構図で撮影した写真 

                                 

 

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  地域農業第一班 

       TEL:0224-53-3519 FAX:0224-53-3138

 

 


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美里地区を会場に農業士会技術交換交流会を開催

2013年12月19日 16時37分50秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成25年11月27日から28日に宮城県農業士会の主催で,技術交換交流会(参加者25名)が開催されました。技術交換交流会では美里地区内の「耕畜連携農業」や「六次産業化」の取り組みについて,実際に取り組んでいる指導農業士及び農業法人の代表者から説明をいただき,活発な意見交換が行われていました。
  研修に参加した農業士からは,「それぞれの取り組み事例を参考に今後の農業経営に役立てたい」等の意見がありました。
 普及センターでは,今後も農業士の方々と連携し,担い手育成と地域農業の振興に向けた活動支援を行っていきます。
<問い合わせ先>
  美里農業改良普及センター 地域農業 班
                                                             TEL 0229-32-3115
                                                             FAX 0229-32-2225

 

 


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栗原の「あられ」をつくろう

2013年12月19日 15時03分56秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 栗原地域では,女性農業者やグループが起業活動として,地域の食材を活かした漬物や惣菜,餅加工などの農産加工に取り組んでいます。特に栗原地域はおいしい米の産地であることから,米を使った新たな商品開発を支援するため,「あられ」の菓子づくり講座を開催しました。
 山形県庄内地方では,郷土食の一つとして「庄内あられ・かきもち」が今でも作られ,食べられています。餅つき時に調味し,いろいろなアレンジができることから,栗原でも加工品として取り入れることが出来ないかと考え,今回は,山形県鶴岡市 ふるの工房 古野さんを講師に自身の農産加工の取組についての講話と,「あられ2種」,「おこし」を実演していただきました。
  古野さんは,平成12年に菓子製造施設の許可を取得。ポン菓子機も所有し,「おこし」のほか,自家果物を利用した「ケーキ」や「あられ」等,幅広い菓子製造に取り組み,近くの直売所で販売しています。あられは,各家庭の作り方・味があり,簡単には説明できないとのことでしたが,生地作り,切る作業,煎る作業と丁寧に各工程を説明していただきました。
  煎り始めて間もなくあられがポンポンと膨らみ始めると,参加者から歓声が上がり,楽しく作業が進みました。参加者は,作業をしながらいろいろ質問をし,ポイントを学び取ろうとしていました。
  来月には,米を使った商品開発講座の2回目として「大福・和菓子」の講座を開催する予定です。

 食い入るようにみる参加者

 あられがふくらんだ!

<連絡先>
宮城県栗原農業改良普及センター 地域農業班    
TEL:0228-22-9404       FAX:0228-22-5795・6144


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東大崎水稲採種組合の総合検討会が開催されました

2013年12月19日 13時53分01秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成25年12月11日,鳴子観光ホテルにおいて,東大崎水稲採種組合の総合検討会が開催されました。
  東大崎水稲採種組合は,宮城県内の水稲種子生産のうち約16%を担っている歴史ある水稲種子生産組合です。今年は,種子生産ほ場の周辺で発生したイネばか苗病に悩まされながらも,組合員が一致団結してイネばか苗病株の抜き取りを行い,ばか苗病による失格を一つも出すことなく,優良種子を生産してきました。また,ほ場の管理も徹底されており,契約数量以上の合格種子を生産しました。
  総合検討会では,今年の反省点として周辺のイネばか苗問題などが取り上げられ,来年度以降も組合員で協力しながら対応していくことが話し合われました。
  普及センターからは,稲作技術情報と優良種子生産に向けた技術資料をもとに,今年度の水稲の生育状況と,来年度に向けた課題と対策について説明しました。
  水稲採種事業は,稲作の最も根幹となる種もみを生産する重要な事業です。これからも優良種子生産に向けて,東大崎水稲採種組合の活動を支援していきます。

<連絡先>
 宮城県大崎農業改良普及センター      先進技術班 
 TEL:0229-91-0726    FAX:0229-23-0910


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北浦梨(きたうらなし)ピューレ利用に向けた検討会を開催

2013年12月19日 11時25分38秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 美里町北浦地区を中心に生産されている梨は大正時代から本格的に栽培がはじまり,「北浦梨」として知られています。美里町はこの梨を地域資源として捉え,今年度から関係機関とともに「お店で食べられる」,「お土産にできる」特産品の開発を進めています。
 12月4日,株式会社白石食品工業株式会社 商品企画部企画課 菅原課長,開発課 澤口課長をアドバイザーとして,普及センターが開発支援を行ってきた「北浦梨ピューレ」の利用に向けた検討会を開催しました。今回の検討会の目的は,ピューレの次年度以降の本格販売へ向け,商品の改善方向や,販売方法,流通体制の整備等についてアドバイスをいただくことです。
 当日は美里町役場を始め,商工会,JA,生産者,ピューレを製造した町内業者が参加し,梨ピューレ製造工程の説明,製造現場の見学,梨ピューレやピューレを使った加工品の試食を実施しました。
 菅原課長,澤口課長からは,ピューレの味や風味の評価,製造に対するアドバイスをいただきました。また,具体的な自社の取組内容をもとに,大手製造メーカーが産地限定の農産物を利用する場合にどのような流れで流通・製造が行われるか等,貴重な事例を教えていただきました。
 今後,今回のアドバイスをもとに実需者がより利用しやすい梨ピューレの加工方法の検討や販売体制について検討を継続する予定です。
 普及センターでは、今後も地域資源を活用した特産品開発の支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225


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アグリビジネスのスキルアップに向けた生産者と実需者のマッチング支援

2013年12月19日 11時10分48秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

 

平成25年11月4日(木)に農業・園芸総合研究所主催の「新食材試食研修会」が開催され,管内の農業法人等(4法人,1個人)が参加し,普及センターは出展支援を行いました。
 当日は,実需者や流通業者,飲食店関係者等200名を超す出席者が参加し,生産者は各ブースにて,農産物の試食品の提供や栽培概要の説明等を行いました。
 美里管内には6次産業化への取組を積極的に進めている法人も多く,商談会形式の展示にも慣れている方が多い一方で,現在勉強中の方もあり,今回の出展により,商品ディスプレイの方法やチラシ等の商品案内資料の作成について,とても勉強になったとの意見がありました。また,各生産者は今回の出展が今後の取引につながることを期待していました。
 普及センターでは,各生産者のアグリビジネスのスキルアップに向け,今後も多様な支援を継続します。

<問い合わせ先>
 美里農業改良普及センター  先進技術班  TEL 0229-32-3115 FAX 0229-32-2225

 


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