12月6日,登米市内を会場に登米市・本吉地区農業士会の合同研修会を開催しました。震災後に登米市農業士会と本吉地区農業士会間の連携強化を目的として始まり,今回で2回目となります。
現地視察として,登米市農業士会会長の石坂信義氏の稲作,花き等の取組みについて説明を受けました。現在は,水稲15haと花き2,800㎡(スプレーギク)の複合経営を行っており,花きは年間約22万本を出荷しているとの説明がありました。
次に,登米市指導農業士の伊藤秀雄氏の(有)伊豆沼農産の取組みについて説明を受けました。養豚を核にハム等の食品加工・販売とレストランを経営し,農業による地域の連携を図っているとのことでした。
その後,会場を移して「TPPと今後の農政について」をテーマに登米市農業士会の石坂会長を座長として,今後の農業政策への期待や不安など参加者の率直な意見が交わされました。
最後に閉会の挨拶をした本吉地区農業士会の西城会長から,次年度もまた合同研修会を継続したいとの要望がありました。
普及センターでは今後も農業士会活動を支援してまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522