宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

山元町園芸作物用出荷調製貯蔵施設が完成しました

2016年10月07日 11時49分57秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

  平成28年10月3日(月)に山元町が事業主体となり平成27年度被災地域農業復興総合支援事業により建設が進められていた「山元町園芸作物用出荷調製貯蔵施設」の落成式が行われました。

  山元町の津波被災エリアでは,100haを超える大規模な露地畑のほ場整備が進められており,担い手である法人が生産する園芸作物の出荷調製や貯蔵等を行う拠点として整備していたものです。

  施設は出荷調製貯蔵施設,農業機械格納庫,残渣処理棟からなり,貸与先である(株)やまもとファームみらい野(代表取締役社長:島田孝雄氏)が生産する長ねぎの調製機械や甘藷の選別機,キュアリング室などが設置されています。

  島田社長からは「施設が整備され,やっとスタート地点に立ったような思いである。山元町の野菜生産振興に貢献していきたい」との話がありました。

  普及センターでは,持続的な生産に向けて,野菜の生産安定をはじめ,土地や施設の効率的利用などを支援してまいります。

<連絡先>

 宮城県亘理農業改良普及センター  地域農業班

 TEL:0223-34-1141 FAX:0223-34-1143


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宮城県米づくり推進気仙沼地方本部の現地調査を開催しました

2016年10月07日 10時20分04秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

平成28年9月15日に宮城県米づくり推進気仙沼地方本部による現地調査を実施しました。

宮城県米づくり推進気仙沼地方本部は,県やJA,市町村などの関係機関によって構成されており,地域の実態に沿った稲作の振興を図るために連携して活動しています。

現地調査では,鉄コーティング直播展示ほ(気仙沼市本吉町),新品種「東北210号」展示ほ(気仙沼市本吉町),気仙沼市小泉地区復旧初年目水田,土壌改良プログラム実証ほ(南三陸町歌津)を巡回し,これまでの生育経過について普及センターが解説しながら,現在の登熟状況を確認しました。

地方本部では,本年度の重点推進事項に「南三陸米の生産安定と品質向上」「客土による復旧農地の適切な肥培管理」「省力・低コスト稲作の推進」「基本に徹した適正な病害虫防除の実施と防除体制づくりの推進」を掲げています。参加した本部員は,この推進事項を現場の状況と照らし合わせながら,今年度の活動について意見交換することが出来ました。

地方本部の活動で現地調査は久しぶりの開催でしたが,自分の目で推進事項の結果を確かめることは活動の振り返りや認識共有化にもなり,次年度の米づくりに向けてさらに一致団結して推進しようという気概が高まりました。

 

<連絡先>

 宮城県本吉農業改良普及センター 先進技術班

 〒988-0341 宮城県気仙沼市本吉町津谷桜子20-2

電話:0226-29-6041 FAX:0226-42-1672


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