全国和牛能力共進会が平成29年度に宮城県を会場に開催することが決定し,県内で出品候補牛づくりが計画的に行われております。
平成28年9月6日から10日にかけ,大会本番をイメージしたプレ全共県大会において,登米市で出品した24ヶ月肥育牛,単品牛,群出品牛の各区で数多く入賞し,更には名誉賞や総合優勝を果たす等,地道な努力が実を結び輝かしい成績を収めました。肉用牛の先進地としての能力が発揮された大会でもありました。
これら功績を讃え,全共への出品意欲を鼓舞する目的で先日,登米和牛育種組合主催による生産者,関係機関総勢83名が一堂に会しての祝賀会が市内で盛大に開催されました。
先ず高橋良会長から,労いの言葉に続いて全共への抱負や取り組みのポイントを力強く表明しました。市を始め関係機関からの祝辞に次いで事務局からプレ全共の概要や活動報告の後,名誉賞を受賞した方々に対し,顕賞盾の授与や記念品の贈呈が行われました。
最後の審査講評では厳しい戦いを制した要因や秘訣に関して説明があり,皆,興味深げに聞き入り,全共において全区上位入賞への気運が一気に加速した様子でした。
会場では今回の受賞の祝賀ムードで終始和やかに懇談が続き,将来の改良などについても参集者から活発な情報交換が行われる等,熱い思いが直に伝わる会でした。
目標としている日本一獲得に向け,きめ細やかな指導会,研修会,選抜等の行事が目白押しとなり,これからが正念場を迎えます。普及センターでは多くの出品牛が選ばれるよう引き続き活動を支援してまいります。
プレ全共4区で優勝した牛群
挨拶をする高橋会長
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
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