登米市のイチゴ栽培は米山町及び南方町を中心に,生産者約30名,栽培面積約7haで取り組まれています。地域別に見ると,米山町では養液栽培による促成作型(もういっこ)及び夏秋作型(すずあかね),南方町では土耕栽培による促成作型(とちおとめ)が多く,特色ある生産活動が行われています。
このような中,去る10月26日にJAみやぎ登米米山イチゴ部会促成作型現地検討会が開催されました。当日は部会員10名が参加し,各ほ場を巡回しながら初期生育の状況及び病害虫の発生状況を確認しました。普及センターからは,生育状況を踏まえた今後の栽培管理について情報提供を行いました。また,アリスタライフサイエンス株式会社担当者からは,天敵使用時の留意点等について説明がありました。
イチゴの生育は概ね順調に推移し,頂花房の開花期を迎えており,11月下旬頃から収穫が予定されています。普及センターでは良品・多収生産に向け,引き続き栽培技術支援及び各種情報提供を行ってまいります。
<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 先進技術班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
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