宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

仙台管内で農業大学校先進農業体験学習が行われました

2016年10月17日 16時31分18秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 平成28年9月5日から10月7日までの33日間、農業大学校の1年生が農家の農作業や農村生活を体験するための「先進農業体験学習」が仙台管内で実施されました。
 今年度は7名の学生が派遣され,6カ所の大規模農業法人や先進農家で研修を行いました。今回初めて学生を受け入れていただいた農業法人、すでに十数回もお世話になった農家様をはじめ、ご協力いただいた方々に改めて感謝を申し上げます。
 普及センターからも時々訪問して様子をうかがったところ、学生の様子は、開始直後には不安や緊張も見られましたが,研修後半では派遣先の方々ともすっかりうちとけていたようでした。また、修了式で特に非農家出身の学生は、農業に対する見方も変わったようで、「充実した体験学習となりました。」と農家に感謝しました。
 普及センターでは,農業大学校と連携して,次世代の担い手を支援していきます。

〈連絡先〉
  宮城県仙台農業改良普及センター 地域農業班
  〒981-8505 仙台市青葉区堤通雨宮町4番17号
  TEL:022-275-8320
  FAX:022-275-0296
  E-mail sdnokai@pref.miyagi.jp


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「水田フル活用による土地利用型経営体の育成」をテーマに検討しました

2016年10月17日 15時57分34秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 10月5日,登米市津山町において「水田フル活用による土地利用型経営体の育成」をテーマに第1回普及活動検討会を開催しました。
  現地視察は,(農)フォレストウィンド津山のせりほ場とねぎほ場で行いました。せりは昨年から作付け始めましたが,カモ等の鳥害に遭い減収したため,今年度は露地の他にハウスでの栽培も始める予定です。ねぎも昨年から約1haで作付けており,今年度も順調に生育していました。
 室内検討会では,テーマ関連のプロジェクト課題2課題を報告しました。プロ課題No.1「生産組織の経営改善による水田農業の競争力向上」では,各委員から「土地利用型の経営は農地集積が課題」,「復元田における直播栽培,大豆のシストセンチュウ対策等の指導を願う」などの意見をいただきました。プロ課題No.4「土地利用型野菜経営体の育成による地域農業の再編」では,「経営評価のため数値化が必要」,「園芸振興は登米市の重要課題。引き続き指導願う」などの意見をいただきました。これらの意見を踏まえ,今年度後半の活動に活かして行きます。

 

 ねぎほ場の現地視察 

 

 室内検討会(プロ課題報告)


<連絡先>
宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
      電話:0220-22-8603 FAX:0220-22-7522


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