宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

県農林産物品評会で農林水産大臣賞をダブル受賞

2016年10月26日 17時36分09秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 みやぎまるごとフェスティバル2016「平成28年度宮城県農林産物品評会・宮城県花き品評会」が10月15日(土)~16日(日)に開催され,農林産物品評会の水稲(うるち玄米)部門で佐々木文彦さん(石巻市)が,野菜部門では奈良坂博光さん(東松島市)が,それぞれ農林水産大臣賞を受賞しました。
 平成17年度に現在のうるち玄米の出品規格となってから,当管内からの受賞は初めてであり,野菜部門では5年ぶりの受賞となりました。
 なお,花き品評会では,輪ぎくで髙橋康さん(石巻市)が金賞(農林水産省生産局長賞)となったほか,輪ぎくで佐々木恵美子さん(石巻市),ガーデンシクラメンで佐藤昇さんも金賞受賞となり,今年度は両品評会を通じ受賞者が多い年となりました。
  これからも品質が良く,美味しい農産物の生産に向けて御活躍を期待いたします。


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登米市4Hクラブ、そば収穫

2016年10月26日 15時52分03秒 | 地域農業を支える意欲の高い担い手確保

 去る10月16日(日)、登米市4Hクラブではそばの収穫を行いました。
 これは同クラブの恒例行事として、毎年、登米市東和町三滝堂の中山間地にある未利用畑地(約20a)を借用し、そばの栽培に取り組んでいるものです。
 当日は、濃い朝霧に見舞われたものの、その後はさわやかな秋晴れに恵まれる絶好の収穫日和の下、クラブ員ら6名が参加、JAより借り受けた普通型コンバインにより約3時間ほどの作業時間となりました。
 作柄は鳥害(キジバト)による欠株のため、やや物足りない生育量ではありましたが、適期の収穫となったことから、昨年並み程度の収穫量が見込まれており、今後、市内の幼稚園でのそば打ち体験交流への利用を予定しています。

 なお収穫物残渣は、アップカットロータリーによりすき込みましたが、この際大型特殊免許は取得していても、農機作業経験の少ないクラブ員が体験実習を兼ねて作業を行い、技能向上の機会としています。

 初めての体験!アップカットロータリー

<連絡先>
          宮城県登米農業改良普及センター 地域農業班
          〒987-0511 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
          電話:0220-22-6127 FAX:0220-22-7522


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いちじく加工販売研修会を開催しました

2016年10月26日 08時50分45秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

  石巻管内では以前からいちじく栽培が行われており,8haほどの栽培面積があります。ほとんどが甘露煮などの加工用としてJAの直売所などで販売されていますが,宮戸地区で大規模栽培が始まっていることなどから新たな販路の拡大が必要となってきています。
 そこで平成28年10月18日にJAいしのまき情報センターにおいて,JAと共催でいちじくの加工と販売,基本的な栽培技術に関する研修会を開催しました。
 はじめに株式会社石巻青果の職員から,いちじくは近隣に大産地がないため市場性が高いことや石巻市場では甘露煮用の品種が良く出ること,比較的高値で取引されているため,今後生産を拡大し市場に出荷してもらいたいとのお話がありました。
 続いていちじく栽培の基礎的な技術について普及センター職員から説明を行った後,加工の実例紹介として甘露煮やいちじくを使ったケーキ等の試食を行いました。
 研修会には直売所に出荷している生産者を中心に20名の参加がありましたが,試食を行いながら今後の生産拡大や販売方法などについて活発な意見交換が行われました。
 普及センターでは今後もJAと連携していちじくの生産拡大や販売拡大について支援を行い,新たな産地の確立に向けた活動を行っていきます。

 <連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班,先進技術第1班,先進技術第2班
  TEL:0225-95-1435 ,7612   FAX:0225-95-2999


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