宮城の農業普及現地活動情報

県内9つの農業改良普及センターから,地域の特色ある取組や,宮城を元気にする農業普及情報をお届けします!

なす現地検討会が開催されました。

2017年06月22日 17時55分10秒 | 競争力のあるアグリビジネス経営体の育成

  JAみやぎ登米なす部会では,今年の栽培がスタートし,高品質・高収量を目指して活発に活動しています。去る5月12日には,単為結果性品種の現地検討会が開催されました。
 部会では,作業の省力化及び安定生産を目的として単為結果性品種を試験栽培しており,現地検討会では種苗会社,農協担当者と生産者のハウスを巡回し,生育状況を確認しました。また,仕立て方法や品種特性を踏まえた管理方法について検討しました。
 また,5月16日にはJAみやぎ登米なす部会現地検討会も開催され,部会長からきめ細かい温度管理や花の形態を診断材料として追肥等管理するよう説明がありました。その後,生産者2名のほ場にて,部会長から短花柱花が見られるため追肥すること,農薬の系統に注意しながら防除するよう説明がありました。普及センターからは,下位葉の葉色が薄いため追肥すること,防除の際は不要になった下位葉を摘葉すること等を指導しました。
 今後も引き続き栽培管理指導を行い,産地を盛り上げていきます。


  

 <連絡先>
 宮城県登米農業改良普及センター  先進技術班
 〒987-0511 
 宮城県登米市迫町佐沼字西佐沼150-5
  電話:0220-22-6127 
  FAX:0220-22-7522


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仙南の和牛,第11回全国和牛能力共進会の県代表に

2017年06月22日 17時09分23秒 | 先進的技術に取り組む経営体の育成・支援

 平成29年6月17日から18日の2日間,第11回全国和牛能力共進会宮城大会(通称:全共)の宮城県最終選抜会を兼ねた「平成29年度宮城県総合畜産共進会(肉用牛の部)」が,美里町の「みやぎ総合家畜市場」で開催されました。

 仙南地区からは,仙南和牛改良推進組合がエントリーした5頭の黒毛和牛が,最優秀賞を獲得し「総合評価群の区」の県代表として全共への出場を決めました。

 選ばれた5名の出品者は,全共でも1番を勝ち取るため,これからも牛の調教や飼養管理をしっかりと行っていきたいと張り切っています。

 全国和牛能力共進会推進室
 
http://www.pref.miyagi.jp/soshiki/miyagi-zenkyou/

       
    表彰式             審査            比較審査

〈連絡先〉大河原農業改良普及センター  先進技術第一班
      TEL:0224-53-3496 FAX:0224-53-3138


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春キャベツの現地検討会が開催されました

2017年06月22日 13時56分49秒 | 安全安心な農畜産物の生産に取り組む経営

 平成29年6月12日にJAいしのまき加工業務用野菜生産部会主催の春キャベツ現地検討会が開催されました。栽培している主な品種はサワー系の「祝園」と寒玉系の「みくに」です。3月中旬頃に播種し,4月中旬頃に定植しましたが,4月から5月にかけて雨が少なく,乾燥による生育の遅れが心配されました。しかし今回巡回した(農)水沼ファーム,(農)たてファーム・和の生産状況は外葉の大きさや結球形成は比較的良好であったことから,生産者も安堵の表情を浮かべていました。写真は(農)たてファーム・和のキャベツで,出荷は6月27日から始まる予定です。コナガやタマナギンウワバ等チョウ目害虫の食害や寄生が確認されたほか,べと病や黒腐病がわずかに確認されました。収穫間近ということもあり,使える農薬が限られている状況ですが,普及センターでは農薬を適切に使用するよう出荷前の総仕上げの指導を行いました。生産者も熱心にメモを取り,出荷に向けてよりいっそう気を引き締めていました。

<連絡先>
宮城県石巻農業改良普及センター  先進技術第2班
  TEL:0225-95-1435   FAX:0225-95-2999


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「はまなす会」と「ベジ☆Hope」による6次化チャレンジ始まりました。

2017年06月22日 09時42分42秒 | 農村地域の振興に向けた取組支援

 東日本大震災により壊滅的被害を受けた長面浦に平成27年3月に「長面浦海人の家 はまなすカフェ」が建設されました。石巻地域生活研究グループ「はまなす会」がその運営を任され家業の牡蠣養殖業に従事しながらカフェを切り盛りしています。この度、みやぎの農商工連携・6次産業化支援強化事業を活用し牡蠣と地元野菜を使用した加工品開発に取り組むこととなりました。
 平成29年6月5日,はまますカフェにて(一社)IkiZen齋藤由布子代表を講師に第1回勉強会を開催しました。地元野菜生産者としてベジ☆Hopeも同席し,マーケティングの話やコンセプト設計などどのような流れ・考え方のもと商品開発を進めていけば良いのか導入部分を学習しました。初めての試みを成功させようと参加者は真剣に齋藤氏の話に耳を傾けていました。講義後,試作品を試食しながら行った意見交換では料理の味や調理方法に関する意見,長面浦のセールスポイントや販売ターゲットについての話で盛り上がりました。次回は,今日の勉強会を踏まえ更に詳しくコンセプト設計を進める予定です。

<連絡先>
 宮城県石巻農業改良普及センター  地域農業班
  TEL:0225-95-7612   FAX:0225-95-2999


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